そんなことを考えていた時期がありました。
別にこの「世」の中がイヤになったわけじゃありません。
世の中を破壊したい衝動に駆られたわけでもありません。
それは。。。
JWの中の様々な教義や規制を知った時のこと。
学び、働き、恋をして。。。自らが稼いだお金で人生を豊かにすることや、家族の生活を支えること。
そんな。。。人間らしく普通に生きることまでもがまるで罪であるかのような教義や規制。
勧められるのは就職もせずにひたすら伝道をして。
時には結婚すら諦めて。
だって、男女比１対５だなんて言うのに、信者同士の結婚以外は勧められないのでは、あぶれる女性たちが大多数でしょう。。。
現にたくさんの独身姉妹がいると聞きます。
そんな思いまでして過ごすJW生活を送っていたら、本当にハルマゲドンでも来てくれないことにはあまりにもあんまりだと。。。
そう。
ハルマゲドンでも来なければ、取り返しがつかないくらい。。。
人生の多くを犠牲にしてしまっている。
だって、あの中には、私の大切なあの人もいるのだから。。。
だから
「ハルマゲドンが来てほしい」
でも。
そう思ったことの１番の理由は、
「JWが望むようなハルマゲドンは絶対に来ない」
私がそう思っていることの裏返しで。。。
そりゃあ、いつかはこの人間世界も終わりを告げるかもしれません。
これまでの多くの生物が栄え、滅びてきたように。
でも、その時に
「JWだけが助かる」
などということもなく、きっとこれまでの天災や戦争のように、その時々の運によって助かったり助からなかったり。。。。
そういう偶然にすぎないのではないかと。。。
ハルマゲドンって、ある種のリセット願望の表れだと思います。
聖書でも、たとえばノアの箱舟のときに世界をリセットしようとしているでしょう？
あんなに創世記の最初に
「よい」
と認めていたものを、結局は思い通りにならないからと。。。
思い通りにならないのなら、いったん壊して無くしてしまえ。。。と。
そんな風に古来から、人間思い通りにならないと、それをリセットしたいという衝動に駆られるんじゃないかと。。。
「ハルマゲドンが来てほしい」
今は？
思いません。
大切なあの人がいるからこそ。
そんなリセット願望に囚われて、現実逃避を続けてほしくないから。
今、私にできること。
それは小さなことでしかないし、できる範囲も限られているけれど。
もしかしたら、なんの力もないかもしれないけれど。
それでも。。。
私は私のできることを、私のできる範囲でやり続けたい。
今、ここにある現実を。
しっかりと見据えて生きていたい。
。。。
結膜炎で妖怪赤目りんごになって、パソコン画面もろくろく見えてないけどね(^_-)-☆