JW組織の否定≠自分の否定 | ひとりごちる ~エホバの証人(JW)・ものみの塔(WT)・jw.orgについて考える~

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前記事JW組織の否定=自分の否定?? を書いた後、さらにさらに考えまして。。。

この問題については、どうしても気になることがあるのでしつこく続きを書きます☆


「JW組織を全否定することは、かつての自分自身を否定することになる」


こういうご意見をあちこちで見かけます。

一見、もっともらしいし、私もそういう部分もあるのかな。。。と、思っていましたが。。。


でも、考えれば考えるほどに、この発想に中にある危険が見えてきました。


これは、前記事でも書いたように、

「自分自身とJW組織の同一視」

です。


実はこれは、W組織がずっと信者の方々に刷り込んできた意識です。


「唯一・真の神の組織を離れることは霊的な死を意味する」

そうやって組織は、信者が組織から離れることに対して恐怖を刷り込んできました。


だからこそ、JW組織が不完全な人間の組織で、つらい思いをしようと、いやな気持になろうと、我慢してエホバを待とう。。。

そんな風に信者の方々は、自分たちの心にある不満をとりあえず押しこんできたのではないでしょうか?


それは組織が信者を都合よくあしらうための手法です。


念を押しておきますが☆

私は、それぞれの方々が、自分なりに納得のいく形であれば、JW組織を肯定しようが否定しようが、どっちであっても、そんなこと別に大した問題ではないと考えています。


たかが組織。

されど組織。

でも、やっぱり、たかが組織なのです。


そういう組織をの1つや2つを否定しようが肯定しようが、そんなことくらいでそれぞれの人の尊厳が否定されるでしょうか?

人の尊厳はそんなに軽いものでしょうか?


「JW組織を否定すると、自分自身をも否定することになる」

それは、そのままJW組織が植え付けてきた呪縛そのものです。


それは、あなた自身の尊厳がその程度(組織の否定)で否定されるような軽いものだと言っているようなものです。


あなたの存在・尊厳は決してそんな軽いものじゃない。


一見、とてもまっとうで良識的・常識的意見でも、角度を変えてみればそこに非常な危険性も含まれていることもあります。


答えは1つじゃない。


否定したい人は否定すればいい。

肯定したい人は肯定すればいい。


途中で何度でも考え方が変わってもいい。

人は常に動き変わっていくものですから。


それに、「否定」というのは、声高に文句を言うことだけではありません。

静かに距離をとっていくのも1つの「否定」の方法。


何よりも自分自身が心地よく生きていくことが大切です。


誰も自分の人生を代わりに歩いてはくれませんし、責任なんて取ってはくれません。


それぞれが自分に合ったやり方を、その時々の状況に合わせて選択していければいいなぁ♪


そう思います。