と、きましたよ。。。
「目ざめよ!」2013年12月号。
もう、その意図するところが見え見えな気がしますね。
ニュース報道がいかに様々な過程で様々な影響を受け、なかなか平衡のとれた信用のできる報道が行われていない、と思わせるような説明が続きます。
結論としては、
「情報提供」
「情報源」
「目的」
「論調」
「一貫性」
「適時性」
などを
「固定観念にとらわれないで、確かめて判断することです。」
だそうです。
この結論は、なかなかマトモですね。
ぜひとも現役信者の方々も、この「目ざめよ!」の結論に従って
「固定観念にとらわれないで、確かめて判断すること」
をお勧めします。
面白いのは、P6のコラム欄。
「本誌について
『目ざめよ!』等の記事は、注意深く調査したうえで書かれています。
事実や数字、引用文など、一つ一つの典拠を確認するように努めています。
種々の活動家や大企業や、いかなる人間の政府にも影響されていません。
本誌は自発的な寄付によって賄われています。
本誌の発行者は、聖書が神の言葉であり、聖書の述べている事柄は信用できる、と信じています。」
と書かれています。
もう、この言葉のすべてにツッコミたい衝動に駆られましたが、そこはもう皆さまも同じかと(笑)
それから。。。
時々、密かなツッコミどころとなっている
「世界展望」
のページですが、今号も非常に思考誘導的な事例が並んでいます。
例えば、スペイン。
「長期失業者の5%ないし10%が、大学の学位や専門的な経験を履歴書に記載しない。
それを書くと、経歴が立派すぎるため、その仕事に就くのがふさわしくないと思われるからである。」
いやいやいや。。。
逆にいえば、95%ないし90%の人はきちんと大学の学位や専門的な経験を履歴書に記載するわけでしょ。
それを書いた方が、断然就職に有利だから☆
まるで大学の学位や専門的な経験を書くと就職に不利であるかのように書かれていますが、冷静にこの数字を考えてみてくださいね。
うっかりしていると、JW組織の意識誘導に乗せられてしまいますよ(^_-)-☆
そしてナイジェリア。
「人身売買をする人たちにより、ナイジェリアからヨーロッパへ売り飛ばされる女性たちは、呪物を使う魔術の社で、秘密を守るという誓いを立てさせられている。
それは秘密を漏らしたら霊界からのたたりがあるという根深い恐れを植えつけて、女性たちを威圧し、性の奴隷として従わせるためである。」
実際にそういう事例は確かにあるのかもしれませんが。。。
呪物、魔術の社、霊界からのたたり、そして性の奴隷。。。
と、これでもかというくらい怪しげな言葉を並べて、根深い恐れを植えつけているのは誰でしょう?