確認申請の準備(2000.8)
「ご無沙汰しています。」
で始まっていたけれど、前回7月19日、今回8月9日。
大工Nさんの見積もりが出来上がるのを待ちながら、
確認申請の準備中とのこと。
「いくつかの質問、お願い、検討事項」が書かれていた。
(1)建築主の名義について
建物の名義を二人で登記する場合には、
二人の名前で確認申請をしておく必要があるらしい。
私には借金を返すあてがないので、夫のみの名義で登記。
(2)敷地の用途地域の食い違い
物件購入時の書類には調整区域の記載、
別の書類(何だか忘れた)には未線引都市計画地域の記載があって、
設計事務所が市に問い合わせたところ調整区域とのことだけれど、
地図で敷地を示して聞かないと正確にわからないので、
該当課で調べて来て欲しい、とのこと。
同時に、建ぺい率、容積率も。
(3)道路の調査
敷地前面の道路の種別(県道なのか市道なのか)と幅員の確認
(4)市役所等でもらってくる書類
*工事管理計画書
設計事務所にとって初のケースで、
確認申請と同時に提出する必要がある書類らしい。
*申請者と設計事務所の契約を証明する書類
建築士法24条5様式の書類だとかで、これも初ケース。
*浄化槽申請のための必要書類
[1]合併処理浄化槽概要書
[2]誓約書(これについては、のちに振り回される)
[3]公図の写し→これのみ法務局(所要時間片道1時間近く)
(5)浄化槽について
当時、浜田式の浄化槽(現/菅原式)の浄化槽が
型式認定を受けていないために、行政の担当によっては
もめて確認が遅れる可能性があること。
(6)合併処理浄化槽の補助金について
513,000円の補助金が出ることになっているが、
そのために必要な事項がいくつかあること、
認定品でないために、補助金申請でもめるケースもること、
浜田式は自主管理が可能な浄化槽で、
メーカー品のように1年に一度汚泥を抜き取る必要がないのだけれど、
補助金を利用すると一律に委託業者によって
管理、清掃が義務づけられること。(ただし、本来は、
1年に一度の清掃は自主管理の場合も法律で義務づけられている)
補助金については、大もめにもめた。後に、環境省まで出かけてもめた。
もめた前例がなかったのは、
これまでの施主が補助金申請をすんなりあきらめてしまったからで、
浜田氏と菅原さんと設計士Tさんの、浄化槽についての問題を
環境省に持ち込むという願望を私たちがかなえたようだ。
なんだかとても楽しそうだった。
私たちも、珍しい体験をさせてもらった。
家族連れで環境省入りなんて、そうそうあるものでもなかろう。
市の担当も真剣に取り組んでくれるようになって、
あと一歩というところで、落とし穴があって、
結局、補助金は利用できなかったけれど。
で始まっていたけれど、前回7月19日、今回8月9日。
大工Nさんの見積もりが出来上がるのを待ちながら、
確認申請の準備中とのこと。
「いくつかの質問、お願い、検討事項」が書かれていた。
(1)建築主の名義について
建物の名義を二人で登記する場合には、
二人の名前で確認申請をしておく必要があるらしい。
私には借金を返すあてがないので、夫のみの名義で登記。
(2)敷地の用途地域の食い違い
物件購入時の書類には調整区域の記載、
別の書類(何だか忘れた)には未線引都市計画地域の記載があって、
設計事務所が市に問い合わせたところ調整区域とのことだけれど、
地図で敷地を示して聞かないと正確にわからないので、
該当課で調べて来て欲しい、とのこと。
同時に、建ぺい率、容積率も。
(3)道路の調査
敷地前面の道路の種別(県道なのか市道なのか)と幅員の確認
(4)市役所等でもらってくる書類
*工事管理計画書
設計事務所にとって初のケースで、
確認申請と同時に提出する必要がある書類らしい。
*申請者と設計事務所の契約を証明する書類
建築士法24条5様式の書類だとかで、これも初ケース。
*浄化槽申請のための必要書類
[1]合併処理浄化槽概要書
[2]誓約書(これについては、のちに振り回される)
[3]公図の写し→これのみ法務局(所要時間片道1時間近く)
(5)浄化槽について
当時、浜田式の浄化槽(現/菅原式)の浄化槽が
型式認定を受けていないために、行政の担当によっては
もめて確認が遅れる可能性があること。
(6)合併処理浄化槽の補助金について
513,000円の補助金が出ることになっているが、
そのために必要な事項がいくつかあること、
認定品でないために、補助金申請でもめるケースもること、
浜田式は自主管理が可能な浄化槽で、
メーカー品のように1年に一度汚泥を抜き取る必要がないのだけれど、
補助金を利用すると一律に委託業者によって
管理、清掃が義務づけられること。(ただし、本来は、
1年に一度の清掃は自主管理の場合も法律で義務づけられている)
補助金については、大もめにもめた。後に、環境省まで出かけてもめた。
もめた前例がなかったのは、
これまでの施主が補助金申請をすんなりあきらめてしまったからで、
浜田氏と菅原さんと設計士Tさんの、浄化槽についての問題を
環境省に持ち込むという願望を私たちがかなえたようだ。
なんだかとても楽しそうだった。
私たちも、珍しい体験をさせてもらった。
家族連れで環境省入りなんて、そうそうあるものでもなかろう。
市の担当も真剣に取り組んでくれるようになって、
あと一歩というところで、落とし穴があって、
結局、補助金は利用できなかったけれど。
はかどらない(らしい)図面製作(2000.5~7月)
5月15日に業者さんさがしの様子をFAXしたところ、
翌日に設計士Tさんから返事のFAXが。
図面製作に苦悩のようす。
最初の要望書と基本設計の過程で、
私とのやり取りが80枚近くにのぼったらしい。
細かい要望が詰まっているために、
一つの窓を決めるにも80枚もの読み返しに時間がかかるとのこと。
こちとらとて、高い買い物に悔いを残したくないので必死である。
それで、翌日、部屋別に「これだけは」というのを
簡潔にまとめ(たつもり)て送ったのだけれど、
これでまた枚数をふやしてしまったのだろうか。
80枚を読み返さなくていいようにしたつもりなのだけれど。
5月23日付けの手紙付きで実施図面の一部が届いた。
構造図面と建具図面が入っておらず、図面としては完成一歩手前の状態で、
この段階で図面の食い違い、仕上げ、構造、設備等の最終チェックをして
残り1週間位で仕上げの書き入れ、寸法の書き入れ、
図面同士の整合の作業をして完成とのこと。
図面の説明があって、これにそってチェックし、
変更、質問があれば連絡をということで丁寧に丁寧にチェックして...
返事をしたら、
7月19日付けの手紙が入って図面到着。
チェックが細かくて再度検討材料がでてきて思わぬ時間がかかったとのこと。
途中、疑問点もあったけれど、ここでやり取りすると
図面の完成がいつになるか予定が立たないので、
とりあえず、私の要望通りに仕上げて、
大工Nさんに見積もりを始めてもらうことにした、と。
実施図面を仕上げながら気になった点が書き出してあって、
見積もりが出るまで、検討をするようになっていた。
「身体に差し支えない程度にホドホドでお願いします。」
とあった「身体」は、果たして私の「身体」だったのか、
実は、設計事務所の皆さんの「身体」だったのか。
実施図面が終了したので、2回目の設計料の請求書が同封されていた。
「割に合わないよー。」なんて声が聞こえてきそうである。
翌日に設計士Tさんから返事のFAXが。
図面製作に苦悩のようす。
最初の要望書と基本設計の過程で、
私とのやり取りが80枚近くにのぼったらしい。
細かい要望が詰まっているために、
一つの窓を決めるにも80枚もの読み返しに時間がかかるとのこと。
こちとらとて、高い買い物に悔いを残したくないので必死である。
それで、翌日、部屋別に「これだけは」というのを
簡潔にまとめ(たつもり)て送ったのだけれど、
これでまた枚数をふやしてしまったのだろうか。
80枚を読み返さなくていいようにしたつもりなのだけれど。
5月23日付けの手紙付きで実施図面の一部が届いた。
構造図面と建具図面が入っておらず、図面としては完成一歩手前の状態で、
この段階で図面の食い違い、仕上げ、構造、設備等の最終チェックをして
残り1週間位で仕上げの書き入れ、寸法の書き入れ、
図面同士の整合の作業をして完成とのこと。
図面の説明があって、これにそってチェックし、
変更、質問があれば連絡をということで丁寧に丁寧にチェックして...
返事をしたら、
7月19日付けの手紙が入って図面到着。
チェックが細かくて再度検討材料がでてきて思わぬ時間がかかったとのこと。
途中、疑問点もあったけれど、ここでやり取りすると
図面の完成がいつになるか予定が立たないので、
とりあえず、私の要望通りに仕上げて、
大工Nさんに見積もりを始めてもらうことにした、と。
実施図面を仕上げながら気になった点が書き出してあって、
見積もりが出るまで、検討をするようになっていた。
「身体に差し支えない程度にホドホドでお願いします。」
とあった「身体」は、果たして私の「身体」だったのか、
実は、設計事務所の皆さんの「身体」だったのか。
実施図面が終了したので、2回目の設計料の請求書が同封されていた。
「割に合わないよー。」なんて声が聞こえてきそうである。
業者さんさがし その3 悩ましきイエシロアリ
土地を得るために購入した中古家屋がイエシロアリに占拠されていたため、
非常に神経質にならざるを得なかった。
建てるのは木の家であるから、体に悪い薬品が嫌いだからといって、
駆除薬での処理をしないのは勇気がいりすぎる。
それを行っても不安なくらいだ。
近隣では、駆除を義務づけられているところもあるシロアリ地帯。
信用できるシロアリ駆除業者にお願いせねば、
私たちに社宅入居を決めさせてくれたようなあやしい業者では困る。
中古家屋解体時も大きな巣が地中から出て来るんじゃないかと、ドキドキ。
それはなかったので、混ぜ込んじゃったんじゃないの?ともっと不安。
庭に木がいくつか植えてあって、掘り起こして処分してくれたのだけれど
場所の都合によって残されたと思われる木の根元がひとつ。
ヤな予感....眺めていたら、いた。イエシロアリ。( ̄_ ̄|||)どよ~ん
途方に暮れて、山口県でシロアリ駆除業をやっている友人Kさんに電話した。
むこうだったら、いろんな業種の友人知人がいるのに、とちょっとうらめしい。
(でも山口県だったら、大工Nさんじゃなくて、他の大工さんだったな)
彼のアドバイスは、基礎を掘った時に中の土を全面入れ替えること、
ぐり石を敷いた時点で一度消毒をすること、などで、
こちらのシロアリ駆除業者に使用薬品名、新築時の工程と見積もりを尋ねて
それをもとに適切な業者だと判断できれば、彼の方から指示を出してくれるとのこと。
どうやら、彼はそういうことができる立場にあるらしい。
なるべく化学薬品を避けたい話をしたら、「管理」という方法があって、
坪当たり7千円くらいで、5年契約。
「薬品を撒いて、5年保障」とほぼ同じ費用で、
素人(つまり私)がチェックするより確実だよ、と。
U土建のUさん(J君のお父さん)が初めて現場に来てくれたときに
この話をすると、
今は土の上にシートを敷いてコンクリートを張るのが主流で、
シート下の土が腐るのを心配して砂に入れ替える人もいるとのこと。
コンクリートを床下に張るのはできれば避けたいと伝えると、
土のままで基礎を高くすればいいよという話になり、
いっそ、枠を2段重ねて昔の家みたいにもっと高くしたらどうだ?
と、嬉しそうに話始めたUさん。
(この案は、後日却下となり、高めの基礎、で終結した。)
コンクリートを張ることにより、シロアリ駆除をしなくなったので
この関係の業者さんとはつながりがなかった。
そこで、Kさんが所属する団体のなかで地元業者を
タウンページでさがすことにした。
なるべく家族で頑張っているようなところを選びたい。
最初に電話をかけた1軒目。人あたりが良い感じ。
会って話がしたいので、場所を聞いて訪ねた。車で1時間くらい。
きちっとした考えを持っている方で、たくさん話を聞かせていただいた。
そして、わかったことは、この業者さんは
Kさんが所属する団体に不信感を抱いて、とっくに退会していたのだった。
ほかにも色々ウラ話を聞かせてもらい、
仕事を得るためには色々なところとつながっていたいけれど、
自分の考えを曲げなければならないことが多くて全部やめたのだという。
張ったコンクリートの下にシロアリが巣を作ったときに大変なことになることや、
日本の気候を無視した輸入住宅があると床下が結露してしまうことや、
古い家をまるごと覆ってしまうリフォーム工法への危惧や、
共感できる話がいっぱいあって、
そういうことをちゃんと意識して、きちんとお話してくださるので、
Kさんごめんね、と心の中で謝って、この方にお願いすることにした。
基礎の段階で一度消毒してもらって終わりのつもりが、
家が建ったあとの初めてのシロアリ活動期に
庭にうめた腐ったサツマイモに巣くっていたのを見つけて不安になり、
床下にもぐって再度消毒してもらった。
床下収納は風通しの良い場所でまるまる床下を利用する予定だったのだが、
蓋式にしてもらった床は、床下にもぐるときのためのみとなり、
毎年チェックするなんて張り切っていたのだが、
薬害が怖くて、実は、駆除後一度ももぐったことがない。
もうじき、5年、そろそろ再消毒の時期が来る。
非常に神経質にならざるを得なかった。
建てるのは木の家であるから、体に悪い薬品が嫌いだからといって、
駆除薬での処理をしないのは勇気がいりすぎる。
それを行っても不安なくらいだ。
近隣では、駆除を義務づけられているところもあるシロアリ地帯。
信用できるシロアリ駆除業者にお願いせねば、
私たちに社宅入居を決めさせてくれたようなあやしい業者では困る。
中古家屋解体時も大きな巣が地中から出て来るんじゃないかと、ドキドキ。
それはなかったので、混ぜ込んじゃったんじゃないの?ともっと不安。
庭に木がいくつか植えてあって、掘り起こして処分してくれたのだけれど
場所の都合によって残されたと思われる木の根元がひとつ。
ヤな予感....眺めていたら、いた。イエシロアリ。( ̄_ ̄|||)どよ~ん
途方に暮れて、山口県でシロアリ駆除業をやっている友人Kさんに電話した。
むこうだったら、いろんな業種の友人知人がいるのに、とちょっとうらめしい。
(でも山口県だったら、大工Nさんじゃなくて、他の大工さんだったな)
彼のアドバイスは、基礎を掘った時に中の土を全面入れ替えること、
ぐり石を敷いた時点で一度消毒をすること、などで、
こちらのシロアリ駆除業者に使用薬品名、新築時の工程と見積もりを尋ねて
それをもとに適切な業者だと判断できれば、彼の方から指示を出してくれるとのこと。
どうやら、彼はそういうことができる立場にあるらしい。
なるべく化学薬品を避けたい話をしたら、「管理」という方法があって、
坪当たり7千円くらいで、5年契約。
「薬品を撒いて、5年保障」とほぼ同じ費用で、
素人(つまり私)がチェックするより確実だよ、と。
U土建のUさん(J君のお父さん)が初めて現場に来てくれたときに
この話をすると、
今は土の上にシートを敷いてコンクリートを張るのが主流で、
シート下の土が腐るのを心配して砂に入れ替える人もいるとのこと。
コンクリートを床下に張るのはできれば避けたいと伝えると、
土のままで基礎を高くすればいいよという話になり、
いっそ、枠を2段重ねて昔の家みたいにもっと高くしたらどうだ?
と、嬉しそうに話始めたUさん。
(この案は、後日却下となり、高めの基礎、で終結した。)
コンクリートを張ることにより、シロアリ駆除をしなくなったので
この関係の業者さんとはつながりがなかった。
そこで、Kさんが所属する団体のなかで地元業者を
タウンページでさがすことにした。
なるべく家族で頑張っているようなところを選びたい。
最初に電話をかけた1軒目。人あたりが良い感じ。
会って話がしたいので、場所を聞いて訪ねた。車で1時間くらい。
きちっとした考えを持っている方で、たくさん話を聞かせていただいた。
そして、わかったことは、この業者さんは
Kさんが所属する団体に不信感を抱いて、とっくに退会していたのだった。
ほかにも色々ウラ話を聞かせてもらい、
仕事を得るためには色々なところとつながっていたいけれど、
自分の考えを曲げなければならないことが多くて全部やめたのだという。
張ったコンクリートの下にシロアリが巣を作ったときに大変なことになることや、
日本の気候を無視した輸入住宅があると床下が結露してしまうことや、
古い家をまるごと覆ってしまうリフォーム工法への危惧や、
共感できる話がいっぱいあって、
そういうことをちゃんと意識して、きちんとお話してくださるので、
Kさんごめんね、と心の中で謝って、この方にお願いすることにした。
基礎の段階で一度消毒してもらって終わりのつもりが、
家が建ったあとの初めてのシロアリ活動期に
庭にうめた腐ったサツマイモに巣くっていたのを見つけて不安になり、
床下にもぐって再度消毒してもらった。
床下収納は風通しの良い場所でまるまる床下を利用する予定だったのだが、
蓋式にしてもらった床は、床下にもぐるときのためのみとなり、
毎年チェックするなんて張り切っていたのだが、
薬害が怖くて、実は、駆除後一度ももぐったことがない。
もうじき、5年、そろそろ再消毒の時期が来る。