" 木の住まい " に出会って、杉の家 -162ページ目

初めてのみかん狩り

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昨年の暮れの話だけれど。
年賀状の十二支の絵をどう書こうかと悩みながらふと目についた、
こどもたちが初めてのみかん狩りで採ったみかんでねずみを
(そういえば、前回は、ふと目についた生姜の猪だった。)

みかんの名産地だというのに(だから?)みかん狩りというものに全く興味がなく、
12月半ばに夫の後輩のお隣さんの畑を救うべく、父子3人が加勢に(?)でかけた。
体調が悪くて放置していたため実がつきすぎて木が弱ってしまうから、とのこと。
私は別用で他所へでかけていたので行かなかったのだが、
彼らが私に訴えるには「みかん狩り」などという優雅なものではなく、
地面に落ちたくずみかんのじゅうたんをぐちゃぐちゃ踏みながら、
労働に近いものだったらしい。(実際にみかんの摘果のバイトなども存在する)

50キロくらいあるんじゃないかと思われるいただいてきた実は、
ご近所に差し上げるのすらどうかと思うほど小さすぎたり大きすぎたりしたのだが、
一口で丸ごと一個ほおばれてしまうそれは、甘い甘い実であった。
ちなみに、贈答用サイズはMサイズが周知のため、
地元の人たちは実はそれより安いSサイズのほうが甘くておいしいと知っていながら、
「でもね・・・」と、Mサイズを送る。私もまた、しかり。

それにしても、今シーズンはみかんに恵まれた年だった。
みかんの水分だけでご飯を炊いてみよう、なんて思ってしまうくらい・・・
甘いみかんなのに酢飯にするとぴったりと思われる酸味がのある、
きれいな黄色のご飯ができた。

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ランドセル

「ランドセルを探しているんだけど、ないですか?」
日本で働くために来日した親と一緒に南米から来たばかりのこどもたちが
日本の小学校に通うことになるたびに、
転入手続きの通訳をしている友人から申し訳なさそうに連絡が入る。
卒業まで少ししかないのに買うには高価すぎる、とか、
日本に来たばかりで経済的に苦しいなどの理由で買えないようだ。

私が直接手助けをしたのは今年が初めてで、例年より件数が多かったように思う。
外国人は義務教育ではないために把握できないのが難しい
不就学のこどもたちが減っているのなら、喜ばしいことだ。
ただ、言葉や文化の違いが理由でいじめられ、先生にすら助けてもらえず、
学校をやめてしまった子の話が耳に入ることもある。

義務教育の対象外だから確実なサポートを受けられないうえに、
母国語の学校は学費が高くて通えず、
言葉もわからぬまま、母国語も中途半端なまま、
教育も受けられぬまま大人になっていく子も多い。
デカセギのつもりで来日した外国人が定住するケースがふえつつある今、
これは外国人だけの問題ではなくて日本の未来に影響をおよぼす問題なのだから、
国がもっと真剣に取り組まなくてはならないと思うのだが。

話がそれたが、お題はランドセル。
9月の終わりに黒いランドセル(6年生)、11月の終わりに赤いランドセル(2年生)、
そしてつい最近、2月初めにまた黒いランドセル(2年生)を手渡した。
「ボロボロだけど、いいの?」とくれる男の子のおさがりのランドセルは
ふたつとも誰がみても本当にボロボロだった( ̄▽ ̄;)。
擦れるのはまだしも、蓋を留める金具が変形していたり。

そんなボロボロでもすぐには捨てられないのは、やはり思い出があるから。
いざ手放すとなると寂しさを感じながらも、
いずれ捨ててしまう運命だから少しでも役に立てれば、と心の整理をして譲ってくれる。

さて、11月に女の子のランドセルが欲しいという話が舞い込んだ時、
わが家にはひとつ、役に立つランドセルがあった。
放置していたくせに9月にはまだ「私は手放したくないなぁ」と言っていた娘も、
2年生だから長く使ってもらえるということと、
やはり、このままおいておいてもいずれ処分される運命であることを悟り、
「ランドセルの写真を撮っておいて。」と、手放す決心をした。
どうか卒業まで楽しく学校に通ってくれますように。

080207-1  意識して丁寧に扱っていた娘のランドセル

080207-3  080207-2  それでも擦れてしまう蓋の端

080207-4  無造作に使って4年目の息子のランドセル

080207-5  2月7日夜、まだ擦れてはいない

娘のものと同じメーカーで材質はクラリーノなのだが、3年差で品質が向上?
どちらも池田屋カバン店のぴかちゃ◯ランドセルの一番安いモデル。
それでも私が持っている一番高いバッグより、一番高い靴より高額な
2~3万円するものなんだから、心して使うように>こどもたち



ヨーグルトポムポム

マドモアゼルいくこ(潟口いくこ)さんの著書「秘密のケーキづくり」の
最初のレシピ、リンゴとヨーグルトのケーキ。
簡単で、長くおきすぎたリンゴでもおいしくできたので、お気に入りのレシピ。
参考になる写真も絵なく、文字だけのレシピなので本当の姿は知らない。

<材料> 直径22cmのパイ皿1枚分 ( )は私流。
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1
砂 糖 80g (私はてんさい糖で60~70g、甘さ控えめ)
卵   2個
サラダ油 半カップ(私は重さで90gを生地用のボールに直接入れる)
プレーンヨーグルト 1カップ(私は重さで200gを生地用のボールに直接入れる)
りんご 2個
レモン汁 少し(ないとき、私は分量のヨーグルトを少し混ぜておく)

<はじめに> ( )は私流。
*りんごは4つ割りにして薄く切り、レモン汁をかけておく。
(縦に薄切りなのか横に薄切りなのかわからないので、その日の気分で)
*パイ皿にマーガリンを塗って粉をはたく。(耐熱ガラスだと無視してもOK)
*粉とベーキングパウダーはふるっておく。

<作り方> ( )は私流。
1. ボールに卵、サラダ油、砂糖を入れて木べら[しゃもじでもよい]でよく混ぜる。
  これに、さらにヨーグルトを加える。
(泡立器が結果的に楽)

2. 1に震った粉をダマができないように少しずつ加え、
  とろりとなめらかになるまでよく混ぜ合わせる。

3. パイ皿に2の種を半分ほど流し込み、りんごを輪をかくように並べていく。080206-1  
(種をしくこともなく、輪もかかずに放り込む。縦に薄切りが正しいと思われる)

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(表面だけ輪をかいて、りんごの隙間に流れ込むように配慮しながら全部を流しこむ)

4. 残りの種を型に8分目ほど流し込んであたためたおいた天火に炒れ、
  200度くらいで30~40分焼く。

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