涙の効用 | リンデンバウムのブログ

リンデンバウムのブログ

小さな香房からお香の魅力を伝えていきます。日本に生れたことに感謝!

ご無沙汰しております。4月は忙しく、あっという間に過ぎてしまいました!

 

お香の講座以外の講座やイベントに参加することは稀なのですが、先日昨年こじまもとこさんとコラボさせていただいた「がん自然治癒お話会&香木を聞く会」でお世話になった健康古民家かのうさんでの「がんの自然治癒を探る」という講座に参加してきました。主催されたみちさんのブログはこちらです。松野博士のご講演に参加するのは3度目ですが、いつも心が明るくなるというか、柔らかくなる不思議な感覚を覚えます。

 

今回改めて松野哲也博士のお話を伺って、すごく納得したのが、泣くことの効用についてでした。

 

涙を流す、とりわけ号泣することは自然治癒力を高めるのに非常に有効であり、精神の健全化にも良いという意味のことを言われました(私がそのように受け取っただけで、お話を記録しているわけではないので間違っているかもしれませんが)。

みちさんが詳しくレポートしてくださっているので、ご興味がおありの方はぜひみちさんのブログをお読みください。

 

感動して泣くことは特に良いそうです。

 

松野先生はいわゆる至高体験を経験された後、考え方、生き方が劇的に変容しがんの自然治癒も経験されました。

 

私の友人、知人にもこのような至高体験を経験した方が何人かいらっしゃいます。そのときにも涙が滂沱と流れたそうです。

 

その場所は必ずしもパワースポットではなく、自宅のベランダや自室であったり、日常の生活を送りながらその瞬間を経験された方が多いです。

 

でもテレビや映画やネットを観たり、本を読んだりして思わず泣いてしまうというのでも良いそうです。

 

松野博士は科学者でいらっしゃるので、科学的根拠があるのは間違いないと思いますが、確かに泣くことは心を解放させ、受け身になり素直になるような気がします。力みが緩むというか、ストレスが軽減されるかもです。

 

西行法師が伊勢神宮で詠まれた有名な「なにごとの おはしますかはしらねども かたじけなさに涙こぼるる」という御歌からも、往時の西行法師の心情がしのばれます。

 

先月、仕事の都合で長野県の諏訪湖の近くに行っていたのですが、諏訪湖の夕暮れを眺めたときに、強く心に響くものがありました。

ただ何かわからない情動がこみ上げてきて、素直に涙を流しました。小さな至高体験だったかもしれません。

このような小さな至高体験の積み重ねが大きな意識の変容に繋がっていく可能性もあります。こちらに迎え入れる意志があれば日常的に誰でも体験出来るような気がします。

 

日本では男性は特に人前で泣くのは恥、という風潮が残っていることと、女性はお化粧崩れへの懸念から涙を抑えることが多いのでは、と個人的に考えています。私もコンタクトレンズを使用していたときは、レンズがずれると困るので出来るだけ泣くことを我慢していました。今はメガネなので、泣こうと思えばいつでも盛大に泣くことが出来ますえーん

 

その日の宿の夕食の器の底に「唯足るを知る」と書かれていて、そのことにも感動しました合格

 

感動であれ、悲しさや悔しさであれ、喜びや怒りであれ、涙を流すことを自分に許すことは大切なことだと思いました。

 

KIMG0497.JPG