今回はシャンパーニュより『ピエール・ルグラ/Pierre Legras』当主Vincent Legras氏と
その奥様を囲んでのワイン会。
コート・デ・ブランのシュイィ村にメゾンを持つ『ピエール・ルグラ』。
シャルドネ100%から造られるシャンパーニュは、ブリオッシュやローストしたナッツ、ビスケットなどを思わせる香ばしい風味に包まれ、美味以外の何ものでもない。さらに、熟成したシャンパーニュを得意とする造り手とも知られ、自らの造るシャンパーニュによって「食事がより一層美味しくなること」ことこそが、『ピエール・ルグラ』の本来の姿であるとも語っている。
ちなみに、Chouilly 100% Grand Cruと名乗れるのは、シャルドネ100%の場合だけ。シュイイは、シャルドネに限ってグラン・クリュに認定されている。シュイイ産のピノ・ノワールなどは、プルミエ・クリュとなる。
ラインナップは以下。
泡
・Brut Grand Cru
・Brut Cuvée Spéciale Grand Cru
・Extra Brut Cuvée Spéciale Grand Cru
・Brut Millésime 2006
・Brut Millésime 1990
赤
・Domaine Bruno Clair Mrsannay Rouge 2007
・Domaine Bruno Clair Savigny-les-Beaune 1er Cru La Dominode 2006

泡は全てChouillyのシャルドネ100%。
ヴァンサン氏は非常に生真面目で、とても丁寧に、ひとつひとつシッカリ説明してくれる。

スタンダード品ともいえる1本目のBrut GCはフレッシュな果実味、グレープフルーツ様の柑橘風。
春、夏、昼に合いそう。
2本目はブリオッシュ香溢れる熟成感、98年産、99年産、2000年産を1/3ずつブレンドしてブルゴーニュ樽で8ヶ月の熟成。なかなかのインパクト。秋、冬、夜に合いそう。
(この春夏秋冬昼夜のイメージを伝えると、奥様も『その通りよね』と。)
3本目は2本目に対しドザージュゼロ(2本目は5.62g/ℓ)という違いのみなのに、何とエレガント!
価格意識すれば個人的にはコレがベスト。
4本目のミレジム06年、シャンパーニュ地方屈指の傑出年。10年でもまだまだ若々しく感じる。
そしてとっくに蔵元にも在庫なく、生産者本人でさえ貴重な機会だと言っていたミレジム1990年。
この奥深さたるや、これを飲むと他のはベイビーだと本人談。まさに。納得。
赤はブリュノ・クレールの2種、夫妻はこのマルサネとサヴィニに非常に驚いていて、
『何とエレガントで素晴らしい!これは大きな造り手なの?私たちも国で購入できるの?』
と逆に聞いてきた。。。この反応に我々はビックリ。知らないのね・・・
二人ともめっちゃ熱心にこのボトルを写真に撮っていた。
プペさんの料理にも大満足されて、
『シャンパーニュと素晴らしいワインと、この素晴らしい料理。ここはフランスね!』
と終始ニコニコ楽しそう。

ユーモア溢れる楽しい二人は、まるで宮川大助・花子のよう。
初来日、プロモーション活動最終日ということでお疲れだったのだろうが
とても楽しく過ごすことができて本当に感謝!
