こんにちはKenです!
スタバで今日から発売開始した「ストロベリー&チョコレートタルト」を食べています^ ^
以前販売していたチョコレートケーキが私は好きだったので、この新商品はとても嬉しいです!
さて、今日はまた私の専門の一つである英語学習についての記事です。
上記で大人の英語習得の3ステップは紹介しました。
基礎知識→受容スキル→産出スキル
という内容でしたね。これらはあくまで「それを中心にトレーニングする」ということであって、それしかやらないわけではありません。
例えば最後のフェーズの産出スキルを中心にするフェーズであっても、実際にアウトプットのトレーニングは3割くらいにとどめた方が良いです。
結局「読んだり聞いたりして理解できる知識」の一部がアウトプットにも使えるわけなので、この知識のパイを大きくするために受容スキルのトレーニングは必須なわけですね。
念の為復習ですが、受容スキルはリスニングとリーディングのことです。産出スキルがライティングとスピーキング。
そして今回の記事では、受容スキルのトレーニングについて解説してきます。
これを理解すれば、英語は意外と簡単なので、ぜひ最後までお付き合いください。
結論、やるべきトレーニング法は下記です。
・リスニング:ディクテーション、オーバーラッピング、シャドーイング
・リーディング:音読、暗唱
これをやると、英語力は大きく伸びます。
もちろん、厳密にはこのほかにも多読や単語学習など色々ありますが、まずは上記で十分です。
英語学習成功の秘訣は複雑にし過ぎないことだからです。複雑すぎるとめんどくさくなってやらなくなりますし、疲れてしまいます。シンプルイズベストです。
上記のトレーニング法がわからなくてもご安心ください。全部これから解説します^_^
【ディクテーション】
これは「書き取り」のトレーニングです。音声を聞いたあと、聞こえた通りに書き取ります。
この時正確なスペルでなくても良く、とにかく「聞こえた通り書く」ことがポイントです。文法や意味内容も考えなくてOKです。
これを行うことで「音声知覚(音を捉える力)」が鍛えられます。
リスニングは「音声知覚」→「内容理解」の2ステップで処理されるプロセスですが、そのうちの最初が鍛えられるわけですね😃
ほかにも書き取ったものと答えを照らし合わせることで「今自分が何を聞き取れないのか」を認識することができます。課題発見の役割もあるのです。
そして多くの場合原因は2つです。「単語自体を知らない」か「音とスペルが脳内で一致していない」のどちらかです。単語を知らない場合は覚えれば良いだけですし、発音が脳内で一致していない場合は発音練習で改善できます。
例えばwhat aboutを発音する時、ネイティブは「わらばう」みたいに発音します。whatのtをaboutのaとくっつけて「ら行化」し、aboutのtを「脱落(言いかけてやめること)」をさせています。これを音声変化と言いますが、この変化のパターンは無限にあるわけではなく「たった5種類しかない」ので、学んで自分でも発音できるようになればOKです。
発音できる音=聞き取れる音
だからです。
ちなみに「聞き取れる音が全て発音できる」わけではないです。でも「発音できる音は確実に聞こえる」ということです。ここをごちゃごちゃに教えている人が結構多いです^^;
聴覚障害の方が発話もなかなか難しいのは自分の発話が聞こえないからです。つまり発話というのは自分の声を聞くことができるからこそ成立するわけですので、逆に考えて「発話ができている」ということはそれは「聞こえている」と判断できるわけですね。
【オーバーラッピング】
具体的にどうやって発話の練習をするかというと、オーバーラッピングを行います。これはパラレルリーディングとも呼ばれる手法で「文字を見ながら音声と同時に発話する」というものです。ハモるということです。
同時に発話するということはどういうことかというと、「音声を聞かない」ということです。聞いてから発音してたらハモれないからです。
what aboutの例で言うと「ホワットアバウト」と「わらばう」では尺が違います。よく「ネイティブの発話は速い」と言う人がいますが大抵の場合は早いのではなく上記の音声変化が起こっているだけです。文字通りに読まずに変化させてるので、期待している尺より短くなっているわけですね。
オーバーラッピングでハモれるということは、音声変化ができていないと基本的に無理です。早口にせずに変化させてハモらせることができればそれは「発音できている」ということになります。
音声を聞いてから発音しないのになぜリスニングのトレーニングになるかというと、
発音できる=聞こえる音になる
だから結果論としてリスニングが伸びるわけですね。
【シャドーイング】
次に解説するのはシャドーイングです。これは有名なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
オーバーラッピングとは違いシャドーイングは「聞いてから発音」します。
ディクテーションが「聞いてから書く」のに対し、シャドーイングは「聞いてから発音」です。
どちらもリスニングしてから外部化する行為ですが、これによって自分がどこまで聞き取れるのかをテストすることができます。
シャドーイングが完璧にできるということは、「聞き取れている」ことになるので「音声知覚→内容理解」のうちの、これまた音声知覚を鍛えられるわけですね。
そして実はシャドーイングには2種類あります。「プロソディーシャドーイング」と「コンテンツシャドーイング」です。
聞こえた音をただ「モノマネ」するのが前者で、後者はそれにプラスして「意味内容をイメージ」しながら発音します。
ここまでできると「音声知覚→内容理解」を全て鍛えることができます。
そのため、シャドーイングをやる場合はぜひコンテンツシャドーイングまで完成を狙ってください(^^)
ちなみに大量の種類の英文をやらなくても劇的に効果は感じられます。
個人差がありますが、大体4〜8スクリプトくらいやるだけでも相当聞き取りの幅が広がりますので、ぜひチャレンジしてみてください。
ここまでがリスニングのトレーニングです。次にリーディングのトレーニングも解説します。
今日の記事は少し濃いめですが、一気に学んだ方がゲシュタルトができますので、もう少し頑張りましょう^_^
*ケーキはとっくに食べ終わり、アイスコーヒーをおかわりしました笑
【音読】
これは当たり前かもしれませんが、かなり効果があるリーディングのトレーニングです。
黙読と音読では後者の方が負荷が強いですよね?
だからこそ音読ができるということは当然黙読ができるということになりますので、トレーニングとして機能します。
リスニングは「音声知覚→内容理解」ですが、リーディングは「ディコーディング→内容理解」です。
ディコーディングは「文字→音」に変換する作業のことです。日本語でも読む時に脳内で音声化しています。つまりリーディングとリスニングはどちらも「音の処理→内容理解の処理」のプロセスで、入り口がいきなり音なのか文字なのかの違いだけということです(厳密にはさらに細かく考えた時に微妙に違うのですが、考えても学習する上で役に立たないので割愛します)。
そしてこの時ポイントは「意味内容をイメージしながら発音する」ということ。英語学習では「ただ声に出す」だけでは音読と言わないと思ってください。
シャドーイングでいうと「コンテンツシャドーイング」と同じで、意味をイメージしながらやると「ディコーディング→内容理解」というリーディングのプロセス全体を一気に鍛えられます^_^
【暗唱】
最後は暗唱ですが、これは音読の延長線上にあります。
覚えようとして覚えるのではなく、繰り返し発音していった先に勝手に行き着くのが暗唱です。
CMソングをイメージするとわかりやすいですが、これは繰り返し提示されることで覚える気がなくても勝手に覚えてしまいます。
英語学習も同じで、意味内容イメージをしながら何度も音読することで、いつの間にか身体が覚えます。
この身体が覚えるというのが重要です。
身体=無意識
であり、
無意識=自動的
だからです。
英語は意識して話していたらスピードが遅すぎます。勝手に口が動くというレベルに行って初めて「習得」です。
そしてこれは「勉強」とは違います。誰でも自転車に乗れるように、繰り返せば良いだけな訳です。
というか日本語を話すことができる時点でもうできる能力があります。そしてその時いちいち「下二段活用」とか意識して話していないですよね?それと英語は同じということです。
【まとめ】
最後に組み合わせをご紹介します。
①音声をただ聞いてみる
②音読
③暗唱
④プロソディーシャドーイング(音だけ)
この5ステップでやると効率的で効果が高いです。
扱う英文はYouTubeのスピーチでも、ニュースでも、映画でも何でも良いですし、TOEICの点が欲しい時はPart4とかでやっても良いです。
とにかく英文が手に入る音声であれば何でもできますので、ご自身の好みの文章でぜひトレーニングをしてみてください。
ディクテーションとオーバーラッピングは上記に含めてないですが、これはサプリメント的な位置付けです。上記が主食なのでまずは主食を食べつつ、苦手な発音の部分があれば適宜サプリメントを取ってバランスを整えてください。
いかがでしたでしょうか?
実はこれらのトレーニングは発音することになるので、自然とスピーキングの能力も鍛えられます。
また「暗唱」することはライティングにも役立ちます。覚えた文章の単語だけ書き換えれば完璧な英作文ですよね。いちいち文法とか気にしなくて済みます。
つまり今回解説した内容は受容スキル向上を狙ったものですが、結果として産出スキルも向上しちゃうわけですね。だからこそ受容スキル→産出スキルの順で英語学習の全体像を設計しているわけです。反対にすると非効率になります。
というわけで!
本日は長かったですが、これで終了です!
ここまでお疲れ様でした^_^
上記以外にも色々お伝えできることはありますが、とりあえずこの記事の内容だけでも間違いなく英語力は伸びます。さらにブーストしたい方は対面でお話ししますので、お茶会へ参加ください(もうすぐ12月の募集もします)。
皆さんの英語学習の成功をお祈りしております✨
おはようございます!Kenです。
今日もスタバでアイスコーヒーです^_^
昨日はボクシングの試合、那須川天心vs井上拓真があり、井上拓真さんが勝ちました!
私はライブで見ていたのですが、一瞬も気が抜けない、ドキドキハラハラの試合でした✨
一昨日は堀口選手、昨日は井上選手と、応援していた両選手が無事勝つことができて嬉しいです!
そんな格闘技ウィークを終えた今朝は、ゴール設定について書いてみたいと思います。MMAやボクシングといった格闘技はコーチングにも通ずる部分があるからです。
一昨日試合を終えたあと、堀口選手はYouTubeで感想動画をアップされています。
堀口選手は試合を終えた直後は喜びを表現していましたが、その後すぐ冷静になっていたと動画では語られています。また試合当日もそこまで緊張せず、ニュートラルだったとも。
というのも堀口選手にとってはこの試合はただの通過点に過ぎず、アジア人男性初のUFCチャンピオンになることを狙っているからです。
ゴールは何かをインタビューで言っていませんが、おそらくチャンピオンになることはゴールというよりも理想のコンフォートゾーンです。
ゴールというよりも「ビジョン」なわけですね。
そのビジョンの方が強烈にリアリティがあるので、「現状」との間にギャップがあります。
そしてコーチングでは「創造的無意識」と言いますが、このギャップがあると修正する力が無意識的に働きます。
結果として「意識して冷静にいられるように頑張る」という感覚ではなく、「結果として冷静でいる」という状態になるということになります。
冷静でいるからこそ、やるべきことを淡々とこなすことができ、ハイパフォーマンスを発揮します^ ^
コーチングセッションをやるとクライアントは特に最初の数回は、現状というコンフォートゾーン維持のため、ホメオスタシスが強力に働きます。無意識にやらない理由をクリエイティブに考えたり、維持のための行動をガンガンとってしまいます。
それはそれで良いことで、逆に理想のビジョンの方をコンフォートゾーンにすることができれば、そちらのリアリティを維持するためにこれまた強力にホメオスタシスが働きます。現状維持の力を逆手に取るわけですね(^^)
そのための方法論がアファメーションであり、ビジュアライゼーションであり、セルフトークマネジメントだったりするのです。
そしてなぜ「現状の外」が重要かについてですが、これは簡単に言えば「現状とビジョンのギャップを作るため」と言えます。輪ゴムを伸ばす時も、伸ばす長さを長くした方が遠くへ飛ばせます。通常は現状側にバチン!と戻るのですが、ビジョンを維持していくことでそっち側にバチン!といくわけです。
これをもう少し別の言い方で解説すると、「現状=自分」と言えます。我々にとっての現状・現実は、自分にとって重要なものから順に認識するように構成されているからです。
だからこそゴール設定は「現状の外」つまり「自分以外」を考える必要があります。他人は自分ではないので、必然的に現状の外なわけです。
さらに言い換えるとそれは「利他的なゴール」であり、巻き込む人が多ければ多いほどそれは「抽象度が高いゴール」であるとも言えます。
つまり自分だけのゴール設定をしていても、それが自分のためだけであれば「理想の現状」に過ぎず、現状の内側に設定しているだけなので無意識的なエネルギーが発揮されません。
その結果「努力」する感覚が出てきちゃうわけです。「意識」で頑張っているからですね。
だからゴール設定で「マッチョになる」とかも全然現状の外ではないわけです。
「最高の1日にします!」って言ってガシガシ筋トレしてもそれは「どうぞやってください」で終わりです^_^
ちなみにアファメーションで「最高の1日にします!」よりも「最高の1日になる」の方が私は好きです。「自分でする」よりも自動的にそうなることが確定している感覚になるので、無意識の力も使える感じがします。
というわけで今回は堀口選手の動画から、ゴール設定について解説してみました。
動画でも語られていますが、堀口選手は勝ったことにただ喜ぶわけではなく、「もっとこうできたな」と改善点も淡々と考えています。ただ勝利するだけだと「自分らしくない」わけです。基準がそれほどまでに高いのです。
*堀口さんの有効打は49発に対し、相手は6発だけで圧勝です。それでも「まだまだ」と感じるわけです^^;
この基準は大きなゴール、そしてそれに伴うビジョンがあるからこそ生まれます。
だからこそ何か問題があって悩んでいる時は、そんな時こそビッグなゴールを設定することがおすすめです。
一人でセルフコーチングも可能ですが、プロコーチにコーチングしてもらった方が楽なので、コーチングを受けたことがない方はぜひ「オーセンティック・コーチング」を受けることがおすすめです。つまりTICE式か苫米地式。
ということで今回は以上です。
また記事を書きますね!
こんにちはKenです!
今日はスタバでベーグルを食べて、アイスコーヒーを飲んでいます^_^
昨日は都内某所でセッションをしてきました。
色々な発見があったので、また機会があればブログに書きますね^_^
穴場のスポットも見つけたので、お茶会やセッションは今度からそこでやっても良いかなと思っています。
さて、今日は昨日に続き抽象度アップについての記事です。
これまで抽象度を上げる3ステップ、ステップ②を行うための具体的なワークを解説してきましたが、本日は「絵画」を使ったワークをご紹介します。
私はアートを見るのが好きですが、詳しいわけではありません。あくまで私が実践しているやり方なので、あらかじめご了承ください。絵画や写真などのアートにあまり興味がない方向けの記事だと思ってください(^^)
早速2つ解説していきます。
【3ステップのやり方】
まずは昨日までの3ステップを応用した楽しみ方です。
実はこのやり方は人と人との関係性だけでなく、人と物との関係性に対しても使えます。
まず絵を見ます。この時「①自分がどうこの絵を見ているか」を意識に上げます。絵を見た感想や感じたこと等を意識するだけですね。この時自分の主観が全て正解です。こうしなければいけないなどもないです。
コツとしては、ただ漫然と行うだけでも良いですが、細かい部分まで意識すると良いです。絵の細かい部分という意味でもありますし、自分の感情や意識の細かいレベルに注目するという意味でもあります。
次に今度は②で、絵の立場になって考えます。「この絵は私に何を伝えたいのか」「この絵は私をどう見ているのか」といったことを考えてみるということです。この時のコツは「自分の視点」をなるべく入れないということ。この段階は昨日の記事のワークを行うとより上手にできます^_^ ちなみに「絵の視点」が良いですが、「絵の作者の視点」に変えてみても良いです。
そして最後に③で、自分の視点と絵の視点の両方を意識に上げます。繰り返しですが、これは②を行った段階でも無意識ではやっている作業ではあります。ただし、これを意識的に行うことでさらに効果が高まります。無意識を意識に上げることが重要だからです。
ここまでは今までの内容をただ応用しただけですが、改めて絵画という文脈でやってみるとまた気づきがあります。ぜひ試してみてください。
【関係性の拡張】
次のやり方はいわゆる縁起瞑想です。
今までは全て2つの存在における関係性についてのワークでしたが、実際は関係性は無数に存在します。それを意識に上げるというワークです。
つまり関係性は「見ている自分と絵画」の間にだけあるのではなく、
・絵画がどこに置かれているか
・誰が運んだのか
・どの素材を使っているのか
・何を表現しているのか
といった無数の要因が絡んでいます。さらにそれらの要因に対しても、
・置かれている場所は誰が作ったのか、誰がいるのか、場所の素材は何か.....
・運んだ人は何を着ているのか、その服は誰が作ったのか、その服を作った人の家族、その家族の友達....
・絵画の素材は誰が作ったのか、その人の出身地はどこか、その出身地の名前の由来....
・絵画で表現している場所はどこか、その場所には誰がいたのか、その人物の子孫、その子孫の友達、その友達の家....
などといった感じで関係性のネットワークは無限に広がっていきます。
時代も場所もどんどん広がっていきますし、物理空間だけでなく情報空間(心の空間、気持ち、印象)まで関わっていきます。
つまり、一つの絵画を見ることで、無限に広がる全宇宙を見ることになるわけです^ ^
関係性の数だけスコトーマもありますが、それだけ視点の数も多くなります。そしてそれには双方向性があり、一つのゲシュタルトでもあります。
絵を見て「コーヒーの絵だなー」と感じるだけでも良いですが、「無限の宇宙」を意識するとかなり面白いですし、頭も使います。
日常の小さなことに囚われてストレスを感じている時、アイディアがでないとき、気分転換をしたい時になどに特にお勧めですので、ぜひやってみてください。もちろん、それ以外の時も。
というわけで今回は以上です!
私は学生時代にスタバによく通っていましたが(最近もまたこの習慣が復活しています)、スタバにはよくコーヒーに関係する絵が飾ってあるのでためにこれをやっています。皆さんもぜひスタバでやってみましょう笑
本質的には絵じゃなくても良いのですが、絵には絵の良さがありますので、まずはこのやり方で楽しんでみて下さい。
というわけで今回は以上です!
また記事を書きますね。
おはようございます!Kenです。
今日はあまり寝ていないですが、朝からアイスコーヒーとシナモンロールを注文しました。
なぜ寝ていないのかというと、UFCという世界最高峰のMMA団体の試合を見ていたからです。戦ったのは史上最強のMade in Japanの堀口選手!なんと9年ぶりにUFCに帰還し、鮮烈な一本勝利を収めました。
いやー、強い!強すぎます!
打撃でも組みでも圧倒的な強さを見せつけて勝利してくれました✨
相手は今まで一本負けをしたことがない、タギル・ウランべコフというダゲスタンの選手で、支配前のオッズはウランべコフの勝利予想の方が良かったのですが一安心です(^^)
ここまで来るのに長い年月がかかったので、ぜひ堀口選手には史上初のアジア男子UFC王者になってもらいたいです。
この調子でLet's go!!!!
と、前置きが長くなりましたが今日の記事も昨日の続きです。
昨日は書き換えを上達にも役立つ「抽象度を一段上げる3ステップ」の解説でしたが、今回はその中でも②にあたる「相手から見た自分」の視点を獲得するための、具体的なワークを紹介していきます。
人は自分のことを客観視するのは難しいです。
だからこそ、まずは意識することが重要になります。意識して完璧にならないかもですが、意識しないと無意識に主観のみになってしまうのでまずは「客観視しよう」「相手から見た自分はどう見えているだろう」などと意識するだけでもだいぶ違います。
そこで具体的なワークですが、今回は2つお伝えします。
まず1つ目のワークは「英語学習をする」というものになります。
「え?またそれですか?」となる方もいるかもしれませんが、私の専門性のある分野なのですみません^^;
私が得意ということでもありますが、実際にかなり効果が高いので非常におすすめです。
英語学習は「新しい自分を作る」作業であり、「新しい世界の見方をインストールする」行為だからです。
博士の本でも「外国人は風鈴が聞こえない」という有名な話がありますが、多くの場合、言語の限界が認識の限界です。使える言語の中にその概念を表すものがない時、その概念自体認識することが難しいのです。
上記の動画にもありますが、日本語には匂いを表す言葉がそう多くはありません。
「カレーの匂い」「レモンの匂い」などと名詞を利用して表現することはできますが、嗅覚そのものを表現する単語はあまりありません。味覚の場合は「甘い」「酸っぱい」といったものがありますし、視覚も「赤い」「黄色い」などがありますよね^ ^
わざわざ「りんごの色」などと名詞を使わなくても「赤い」と言えるわけです。
そして匂いを表す言語を使う方々は、日本語話者と比べて臭いの識別が細かいレベルでできるとされています。
つまり、言語と認識というのは密接な関係があり、ある言語を習得するということは「その言語での視点」を獲得することであるとも言えます。
別の例を出します。
例えばあなたが知らない場所で目を覚ましたら、
「ここはどこ?」
と言いますよね。一人称の視点、主観カメラのような視点です。
それに対して英語の場合は、
"Where am I ?"
と言います。直訳すると「私はどこ?」となりますが、これはgoogle mapのようなもので自分を見ているようなイメージです。
上から俯瞰して自分を含めて全体を見ているような視点になっています。
このように「表現する単語があるか」だけでなく、空間・情報の捉え方そのものが言語ごとに違うというのも大きな特徴です。
文化的な差もあります。
日本語で「今週末空いてる!?」と聞かれて「ごめんちょっと用事がある!」と断ったとします。これは別に普通のやり取りですよね。
ところが英語でこのように回答すると、冷たい印象になってしまいます。特にアメリカ英語ですね。
なぜかと言うと、英語の場合は「ちょっと歯医者の予約があっていけない」などのように具体的な理由まで説明しないと拒絶した印象になってしまうからです。
「結婚することになりました」「引っ越すことになりました」というように東アジアは「なる言語」などとも言われ、理由にまで立ち入らない文化がありますが、欧米の場合は「結婚する」「引っ越します」と言うように「する言語」であり、理由をしっかり聞いて理解することで距離を縮めようとします。
つまり端的に言うと、
日本語は「意見の共感」、英語は「理由の理解」
を重視するわけです。
言語を習得するということは単に言葉だけでなく、背景にあるこうした考え方や文化を理解することでもあります。
そしてその結果「認識する世界そのものを変えること」にもなります。
まさに「現状の外側」であり、「新しい視点の獲得」でもありますね^_^
英語学習と書きましたが、他の言語の学習でももちろんOKです。
習得までいけたら最高ですが、学習するだけでもワークとしては機能します。
次のワークはもう少しハードルが低いです。
それは「ビデオで撮影しながらカメラに向かって話をし、後で録画を見返す」というワークです。
動画サイトで共有する必要はありませんし、誰かに送る必要もありません。一人で自撮りした後、その動画を見返すというだけです。
これはもうお気づきかと思いますが「後で見返す」ことは「相手からの視点」そのものになります。
鏡を見ながら話すだけでは見落とす情報が多いですが、ビデオの場合は何度も再生できるというメリットがあります。これは動画内の時間軸を超えた地点で自分を見ることができるからですね^ ^
鏡の場合は無意識がスコトーマを作りますが、動画の場合はそれも減ります。外部化された音情報をもう一度インプットすることになるのもポイントです。
ちなみに話す内容はなんでもOKです。
ただし、そうするとやらなくなったり、何を話せば良いかわからない方もいるかと思います。
そこで提案したいのが「2つのワークの組み合わせ」です。
つまり英語学習として音読やシャドーイング、暗唱をする際にビデオ録画(もしくは録音)を行うという方法になります。
「英語学習=新しい視点の獲得」ですが、「ビデオ録画=新しい視点の獲得」でもあるわけです。
特に外部化した情報をもう一度自分にインプットすることは、その情報を内部で強化することにつながるので、英語学習の効果を高める方法としてかなりおすすめです。実はシャドーイングや音読の効果が高い理由の一つもこれです。
また英語学習におけるアウトプットは、専門的には「気づき機能」と言うのですが、「何ができないかに気づき、関連するインプットに注意がいく」というメリットもあります。
これはRASを開くことそのものであり、客観視点を手にいれることでもあります。
もちろん英語学習は必須ではないですが、迷っている場合は2つをぜひ組み合わせて実践してみてください^_^
というわけで今回は「抽象度を一段上げる3ステップ」のステップ2、「相手から見た自分」の視点をより意識できるようになるためのワークをご紹介してきました。
簡単にできるワークですので、ぜひ今日から、1分でも良いので試してみてください(^ ^)
明日はさらに、絵画を使った応用のワークをご紹介していきますのでぜひご期待ください。
ここまでお読みくださりありがとうございました!
P.S.
3連休の真ん中ですが、皆さんは今日何をされますか!?
私は午後からセッションがあります!
博士の新刊のオーセンティックコーチングは来年発売予定ですが、実はKindle版はもう読むことができます。
私も早速購入したのでこれから読んで、午後のセッションにも活かしていきたいと思います^_^
今日も1日、楽しんで成長していきましょう〜✨
P.P.S
今月のお茶会は締め切りましたが、来月はまた実施予定です。家族との時間もじっくり取りたいので12月は前半だけセッションする予定でいます。
またアメンバー申請はマンスリーセッションかお茶会参加者のみ承認します。アメンバーになると過去の募集も確認し、申し込みが可能になります。過去のテーマのセッションを受けたい方は、まずお茶会かマンスリーセッションへどうぞ^_^
ちなみにお茶会とマンスリーセッション以外にも、オンラインで完結する伝授もこれから募集予定です。それらはラインのチャットを使用して行います。
・お茶会(対面)
・遠隔伝授(遠隔気功とラインチャット)
・マンスリーセッション(対面)
大きく分けて上記の3つを毎月実施予定ですのでお楽しみに^ ^
コーチングも可能です。
こんにちは!Kenです。
昨日は抽象度を高めるメリットを書きました。
今回は具体的に、どのように抽象度を上げるのかを3ステップで解説していきます。
抽象度は一段高めるだけで圧倒的な力を手にしますので、まずは一段階高める方法になります。高めた結果ヒーリングの効果を高めたり、コミュニケーションを上手に進めたりと関係性を良い方向へ書き換えることにつながります^ ^
早速解説していきます。
【ステップ①自分から相手】
ヒーリングや交渉等の書き換えの時にまず行うのが「自分がどう相手を見ているか」を意識に上げることです。普段この部分は無意識化されているので、意識に上げるだけで認識が変わります。この段階でスコトーマ(盲点)が外れる可能性もあります。
【ステップ②相手から自分】
次の段階で今度は「相手が自分をどう見ているか」を意識します。相手の立場になって考える、ということですね^_^ この時なるべく自分自身の視点、自我を薄めて行う必要があります。当たり前ですが相手は自分ではないからです。どこまで行っても自分視点は無くせないですが、できる限り頑張るのが重要ですね。
【ステップ③両方を意識】
3ステップ目では上記の二つ、両方を意識します。自分視点だけでもスコトーマは生まれますし、相手視点だけでもスコトーマは生まれるわけですね。実際②をやる段階で、自然と両方意識することにはなるのですが、あえて意識的に両方意識するというのもコツです。
上記を行うことはいわゆるLUBを取ることでもあります。
LUBとはLeast Upper Boundのことで、最小公倍数のようなものだと考えてください。ここでは自分と相手という2点の共通する点、一段階上のポイントのことになります。
例えばモンスターエナジーとレッドブルはどちらも「エナジードリンク」です。これが一段階抽象度を上げるということですね。「炭酸飲料」まで行くと上がりすぎでコーラもジンジャーエールもメロンソーダも含まれてしまいます。
上がりすぎないのも重要で、睡眠を改善したいときにLUBを取ると「エナジードリンクはカフェインが多すぎるから午後はやめておこう。その代わりジンジャーエールなら大丈夫」みたいにプランを考えることができます。
いちいち「モンスターエナジーはやめておこう」「レッドブルもやめておこう」などと個別に考えるのではなく「エナジードリンクをやめておこう」と考えることで楽に、効果的な意思決定ができるわけです。
ここでもし「炭酸飲料」まで抽象度を上げると、やめなくても良いジンジャーエール等も飲まなくなってしまうのでちょっとやり過ぎで、避ける必要がない飲み物まで避けることにもつながってしまいます。極端なアクションになってしまうわけです^^;
ヒーリング・書き換えに話を戻すと、自分と相手という二者間の関係性においてアクションを取る場合、「一段上」が良いです。他の人まで含める必要はないのです(含めてもダメではないこともありますが)。
上がりすぎると「今私の話してるんだけど!?」と相手がなるということです。
もっというと、今解説していることは「関係性の書き換え」でもあります。
例えば相手という「存在」に対するアプローチであっても、「関係があって存在がある」ので関係に対してアプローチすることで存在にも影響を与えるわけです。
もう少しレベルを上げると、「③の両方意識する」というのはそのまま「ゲシュタルトを意識する」ということであり、「場を意識する」ということでもあります。
かなりハイレベルな話になってきましたね。
難しいかと思いますが、このまま進んじゃいます。
ゲシュタルトとは下記の特徴があります。
・全体は部分の総和以上になる。
・部分と全体は双方向性がある。
^とーはには顔の要素がないですが、下記の配列にすると顔になります。
^_^
これが「全体は部分の総和以上になる」です。音楽もそうで各音符が特定の配列になると感動する一つのまとまりになります。
あとこの顔文字のうち、一部が変わると全体が変わります
^o^
変わっているのは-とoですが、一部が変わったことで顔という全体の印象も変わっています。これが部分と全体は双方向性があるということです。
「私は昨日ピザを食べました」と「私は昨日ピザも食べました」とあったとき、「を」と「も」だけの違いですが、後者の方が「他にも何か食べた」という意味合いがありますよね。一部が変われば全体も変わるのです。
双方向性があるということは逆も言えます。全体が変われば部分も変わるのです。
例えばダイエットの進捗報告会で上記の発言があったとします。そうすると、ピザを食べたということはマイナスの意味合いを持ちます。
一方でアメリカに観光に行くのが夢で、その土産話をしている時の発言であればどうでしょうか。ピザを食べたことは楽しい思い出の一つということになります。
つまり「一つの文(=部分)」であってもそこ自体に意味はなく、「文章という状況(全体)」があって初めて一文の意味が決まるということになります。状況意味論ですね。
全体ということはゲシュタルトであり、ゲシュタルトということは場でもあります。
そしてこれらを意識するには「一段上の抽象度」が必要ということです。
今回はハイレベルな記事なので、ぜひ何度も読み返してみてください。
気功ができる方は③で両方の視点を意識しながら気の玉を作ってみましょう。二者間の関係性全体が気の玉だと思って作り、そのねじれを整えるイメージで気の玉を練っていくと整っていきます。場に働きかけた結果として相手も整います。全体と部分は双方向性があるわけです。
何か交渉しているシーンであれば、③を行うことで一段上の抽象度を獲得できるので、「相手が気づいていないポイント」がわかります。「良い落とし所」に着地させていくことができるわけです。
あなたが教える立場だったとします。「相手が気づいていないポイント」「どこで躓いているのか」が分かるので、少ない時間で分かりやすくレクチャーすることができます。
これらは一部の例ですが、このように一段上の視点の獲得により、あらゆるメリットを手にすることができます。ぜひ今回の内容を参考に、今お使いのテクニックと組み合わせたり、ご自身が取り組んでいる分野に活かしていただければと思います。
今回の内容は以上です。
明日はさらに具体的に②の段階で使える具体的なワークを解説していきますのでお楽しみに^_^
P.S.
ブログでも有益な情報を解説していますが、対面ではもっと強力な手法をお伝えします。
お茶会にもぜひご参加ください^_^
昨日の記事はこちら
こんにちは、Kenです!
本日はそもそもなぜ抽象度を上げるのが良いのかという点をお伝えしていきます。
単純に言えば、
・認識できる情報が増えるから
・操作できる情報が増えるから
というのが主な理由です。
東京タワーから見る景色と、地上で見る景色では見える範囲が違います。これが「認識できる情報が増える」ということです。
YouTubeの動画を見る時、見逃したシーンがあれば巻き戻して再度再生することが可能ですが、これが「操作する」ということです。動画を巻き戻せるのはなぜかというと、動画内の時間軸の中に自分がいるわけではなく、その時間軸を超えた次元に自分がいるから操作可能なのです。
これが理解できると、色々なことが楽になっていきます。
昨日英語学習に関する記事を書きましたが、これもある種、抽象度を上げる行為です。
英語学習の全体像や理論を理解してから学ぶのと、適当に感覚でやるのとでは圧倒的な成果の違いが生じます。
適当にやって東京タワーは建てられないのと同じで、英語学習もテキトーにやるからいつまでも結果が出ないわけですね。
今現状英語が話せないのであれば、それは今までの自分の視点・考え方に原因がある可能性が高いわけですので、習得したい場合はしっかり方法論を学ぶことをお勧めします。
方法論を学べは英語なんか簡単です。世界には英語を第二言語として話す人はたくさんいますので、当然あなたもできます。
最初のうちだけ「現状」を維持するホメオスタシスが働くので大変に感じる可能性はありますが、一旦軌道に乗れば楽勝です。
まずはこの感覚を手に入れるためにも、頭で戦略を理解しましょう(^^)
昨日とのつながりでまた英語について触れましたが、抽象度を高めることは気功や催眠といった書き換えにも深く関係します。
英語に興味がない方でも、気功等が好きであれば「抽象度」は必須です。というか、頭をつかって思考する全ての方にとって重要な概念です!
そこで明日は「1段抽象度を高める方法」を具体的に解説します。
これを知ること自体が力になりますので、ぜひご期待ください(^^)
また記事書きますね!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
(追記)
お茶会で英語習得法のレクチャーも可能です。ご希望の方には過去3万円で販売していた私の英語学習教材もプレゼントします。これだけでも元が取れますので、英語を諦めていた方もぜひご参加ください(^^)
昨日の英語記事はこちら。
こんにちは、Kenです!
私は英語を身につけたことで、色々な場面において得をしてきました。
海外旅行を楽しむ上でもビジネスで海外の人とやり取りする上でも勿論役立ちましたし、英語学習の過程で得た非言語・無意識領域の操作能力は他の分野に応用することもできています。博士の理論の理解にもかなり役立っていますね(^^)
ワークスも昔は英語脳クラスがあったようですが、古武術・催眠・気功と英語学習は非言語の部分でかなり重なりがあるので、それも私としてはかなり納得感があります。トランストークとか催眠も非言語の部分がミソなので、言語が重要と思う領域でも非言語はかならず関わってくるのです。
勿論最近はAIの自動翻訳が発達してきているので読み書きの部分では高い英語力は求められなくなってくるかと思います。ただし、英語脳があった方がスピードが早かったり楽なシーンもまだまだ多いです。
例えば海外旅行中にいちいちスマホで書かれている文字をスキャンして翻訳してたり、店員さんとやり取りする時にポケトーク使ってたら時間がかかります。
ビジネスシーンでも守秘義務のある場にはスマホ等を持ち込めないかもしれないですし、博士のセミナー等でもダイレクトに英語を理解した方が得られる情報が多かった場面もあります。翻訳だと全てが変換されないからです。
それと、そもそも英語を身につけるのには時間がかかります。日本人の大半がバイリンガルではないので、英語を身につけることで「目標に向かって努力ができる人」であることを示すことができます。実際は方法論を正しく理解していれば、世間のイメージほど「努力」は不要であるのもポイントです^ ^
そんな英語学習の世界ですが、かなり奥が深いです。英語そのものの世界も奥深いのですが、「学習法・戦略」といったノウハウや理論の世界も奥深いです。
世間では「シャドーイング!」「海外ドラマ!」みたいにすぐ方法だけをアピールしたり、「これだけやればTOEIC高得点取れます」みたいな枝葉のノウハウが多いですが、これだけだと挫折しやすいです。
全体像が理解できていないのと、目的別に学習法を選択するのではなく最初から学習法(解決法)から考え始めてしまうからです。
症状(目的)があって初めて治療法(学習法)が決まるのが本質ですが、英語学習だといきなり治療法を先に決め、どこに向かっているのかがわからない状態の人が多いです。
いきなり留学とか海外ドラマ!だと解像度が低すぎるわけですね。
え?解像度が低いってことは抽象度が高いからいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、実際は中途半端な状態です。
抽象度が高いかと言うと言語抽象度なのでそうでもないし、だからと言って具体性もないので一番微妙な状況なわけです。
というか抽象度が高いだけだと空観、つまり「英語できてもできなくてもどっちでもいいじゃーん」みたいになって終わりなので、抽象度は上げ下げしないとダメです。
正直英語学習に関する解説は、丁寧に話すと超膨大になります。普通にセミナーしても10時間くらいかかっちゃうかもですし、それで終わらないかもしれません^^;
だからと言って簡潔に説明すれば良いかと言うとそうではなく、丁寧に全部説明しないとインパクトが理解できないですし、理解できないと結果は出ません。だから本番の英語コーチングは3ヶ月以上かかります。
そして私は現在英語学習のコーチング(コンサル)よりも、オールライフコーチングであったり、催眠・気功・瞑想といった内部表現書き換えのレクチャーに力を入れています。
ただそれだとせっかくある貴重の知識(ゲシュタルト)が宝の持ち腐れなので、今回記事にしようと思いました。
ちなみに気功やコーチングでも「やった気になって現実は何も変わっていない」パターンがありますが、これも英語学習と似ています。
20年英語を趣味で勉強していますがTOEIC500点です!みたいな人はかなり多いです💦
だからこそ英語学習に対する理解度を上げることは、英語運用能力向上だけではなく、他の分野での突破口になることもあります。
*ちなみに私は英検1級とTOEIC985点は取りましたが、信頼性をアピールするために取っただけで、テストは嫌いです。全員やった方が良いとも思いません。
ただしそれも上記と似ているのですが「できない現状を正当化するため」にテストを受けないのは違います。
特にTOEICはビジネスや日常シーンで「最低ライン」の語彙であり、全然難しくないです。ネイティブの小学生くらいのレベルと考えてください。
英検1級の単語もハリーポッターとか海外ドラマにガンガン出てきますし。
「できるけどやらない」ならいいですが「やる意味ないからできないけどOK」は言い訳かもしれないわけです。
...とここまで前置きを書きましたが、このペースで書くと終わりません^^;
英語学習は非言語であり無意識であり内部表現書き換えだよね、だけでピンとくる人は少ないからです。
そもそも英語を習得すると言うことは世界に対する新しい視点を獲得すると言うことです。視点が増えると言うことはスコトーマ(盲点)に気付きやすくなります。
「日本語モードで生まれるスコトーマ」もありますし、日本語英語関係なく「言語抽象度で生まれるスコトーマ」も非言語を扱うため外すことができます。
日本語脳であれこれ考えて悩んでいたり嫌な気持ちになる時に、英語脳に切り替えて客観視するというエモーショナルコントロールもできます。
これらはメリットでもありますが、知っておくべき基礎知識でもありますのでまずここから解説しています。
このような前提がまずあり、第二言語習得研究など理論や英語コーチング現場での知見もあります。
こういった情報を全てインストールするとかなり英語学習の時間をショートカットしたり、負担を解消することにつながります。
帰国子女とかがよく言う「自然と身についた」みたいな状況を後天的に狙っていけるわけです^_^
ここでやっと具体的な知識に入っていきます。まず英語学習の全体像は下記です。
「効果的な学習法」を「継続する」
シンプルですね。これらはさらに下記に分解できます。
効果的な学習法:
①四技能を自動化(無意識化)するための作業
②スペルと音と意味内容をつなげるための作業
継続する:
①ゴール設定(どこを目指すのか)
②好きかどうか(want to)
③英語学習が習慣化しているか(仕組み化)
④優先度が高いかどうか(時間配分)
例えば「海外ドラマ!」といった時に効率は悪いので短期的にTOEICの点数は上がらないかもしれません。「効果的な学習法」かどうかで言うと、場合によっては効果が低いこともあるわけです。
その一方で海外ドラマが好きだとします。これは「継続」の観点からは、非常に有効な選択と言えます。
いくら効果的な学習法だったとしても継続できなければ意味がないですから、要はバランスが重要なわけですね。
次に四技能についてですが、大きく分けて下記に分類できます。
受容スキル:リーディングとリスニング
産出スキル:ライティングとスピーキング
よく「読み書き」と言いますが、実際は情報を入力する際に使うスキルか、出力する時に使うスキルかで考えた方が良いのです。
そして学習戦略としては「大人の場合」は下記になります。
①基礎知識の理解が中心の段階
②受容スキルトレーニングが中心の段階
③産出スキルトレーニングの割合も増やす段階
大人の場合と書いたのは、子供は①が難しいからです。基礎知識とは文法であったり発音記号であったり基礎的な単語の理解であったりのことですね。
考えてみれば、知らない単語は読めませんし、相手が言っていることを聞き取って返事するのが会話です。
そういった意味では上記は当たり前の話ではあるのですが、多くの人はいきなり英会話からはじめちゃったりして挫折します。
英会話は③産出スキルトレーニングの段階ですから、ある程度リスニングやリーディングの実力がないと難しいです。
基礎練しないでいきなり試合に出るみたいな感じで無謀です。
楽しいけど効率が悪かったり、自分が言える表現を何度も何度も使って語彙力がなかったりしたまま癖になったりもしますね。
ということで今回は少しだけ基本を解説しました。
現代気功やコーチングといった見えない領域も、基礎の理論を理解しないで進むと「現実逃避」になってしまいます。
英語学習も戦略なしにただやるのは「趣味」としては良いかもしれません。ただどうせなら英語力も伸びた方が良いと思います。
そのために必要なのはほんの少しの理論の理解ですので、ぜひこういった点も意識することを強くお勧めします。
*実際は大量に学ぶ必要がありますが、長期的な視点で見るとほんの少しということです。
まだ今回の内容は「さわり」ですので、さらなる内容は今後少しずつ解説します。ただ繰り返しですが「非言語」が重要なので、そう言った意味では対面でのレクチャーが一番早いです。
興味のある方はぜひお茶会にご参加ください。リラックスした雰囲気でゆっくりお伝えしていきます^_^
今回は以上です。また更新しますね!
こんにちは、Kenです。
今日は「好きなことを好きなだけやる」メリットを解説していきます。
最初に結論を言うと学習能力、情報空間を認識し操作する能力が向上します。その結果多くの分野において学習効率・スピードが上がったり、ラクに能力を向上していくことにもつながっていきます。
好きなことはもちろんですが、あまり好きではない事柄に関しても学習生産性が高まっていくというのもポイントです。
なぜそうなるのでしょうか。まず、好きなことを好きなだけやることによって、知識量が自然と増えていきます。それ自体は社会的に役に立たない知識、お金や付加価値を産むのに関係ない知識かもしれませんが、兎に角ある分野に関する情報量が増えていきます。
そうするとどうなるかと言うと、無限に広がる広大な情報空間、宇宙の中で一つの土台・軸ができます。この軸ができるというのがとても重要で、軸ができてしまえばあとはそこから派生させることで色々な情報をラクに取り込んで行けるようになるのです。それが学習能力であり、他の分野の情報もラクに理解し吸収していくことにつながります。
ふわっとした言い方になってしまったので具体的に説明していくと、例えば私は趣味でMMAを観戦するのが好きです。MMAとは総合格闘技のことで、簡単に言うとほぼなんでもありで一対一で選手同士が戦う競技です。ボクシングはパンチだけ、キックボクシングはパンチに加えてキックだけですが、MMAの場合はそれにプラスしてタックルもしますし、三角絞めや足関などの寝技もあるので警戒するポイントがたくさんあるのが特徴です。
そんなMMAですが、私は好きすぎて毎日自然と関連動画をチェックしてしまいます。選手の練習動画だったり、オフの日の食生活だったり、選手が持っている車だったり様々です。その結果、学ぼうと努力しなくても勝手に色々な知識がインプットされてしまいます。トレーニングにおける物理の作用から物理学の知識に興味がでてきたり、きつい練習を追い込めるマインドセットの部分だったり、入場曲の音楽だったり、栄養面でのサプリメントの知識だったりあらゆる分野に対する「興味」が生まれてきたりもします。
これはとても凄いことです。大学時代に学んだ運動生理学、栄養学の授業はただ教科書の内容を教える的な要素が強かったですが、今また学び直すと「あの選手が言ってたことだ!」「タゲスタンの選手が気をつけていることだ!」などと自分が好きな分野の情報と関連づくため、情報の脳への入り方が違うのです。それらの情報を「勉強しなきゃ!」ではなく、気がつくとインプットしているという感覚になってきます。これはMMAという一つの軸に対し、他の分野の情報を肉付けしているからこそ起こります。
英語学習において有名な言葉があります。
Older is faster, younger is better.
第二言語習得において、年齢が若いほど発音面などのクオリティは高く再現できて有利だが、大人の方が習得スピードは早いということを表す言葉です。子供は抽象概念が理解できない一方で、大人は大量の知識と抽象思考が可能なぶん意味内容の理解は早いわけです。そしてこれは語学に限らずあらゆる学習においても同じです。自分の中にある知識が多ければ多いほど、他の分野の学習の際関連する情報や共通する情報も多くなるので、有利になるわけですね。
このときポイントは「人と比べない」ということです。確かにMMAに興味がない人と比べると私は大量の知識がありますが、いわゆる「格オタ(格闘技オタク)」に比べるとまだまだです。「ニワカ」と言われるかもしれません。
ただそれはどうでも良いことです。自分が好きで楽しむことが重要で、人にどう思われるかは関係ないのです。
人と比べてしまうと途端にテンションが下がったり、やる気がなくなったりしてしまいます。おもしろい、楽しいという気持ちが内側から生まれてきていたのに、他者という外側の要素が加わるとそれが乱されていくからです。あくまでも自分の主観的な体験が重要で、副作用として学習能力が向上するというのもポイントです。最初から「能力開発のために好きなことをやるぞー!」という感じもちょっと違います。本当に好きなことをただやる、という感じがおすすめです。
皆さんもぜひ我慢せず、遠慮せずにwant toをガンガンやっていき、ゲシュタルト(コンフォートゾーン)を拡大していきましょう。私がMMAをきっかけに日本の歴史、武術の歴史、ビジネス、SNS、音楽、推し活、心理学、芸能人、さいたまスーパーアリーナ、商品・サービス、動画配信プラットフォーム、マインドセット、海外のジム、海外の生活、英語、サプリ、健康、筋トレ、家具、移動、車....と興味の幅を増やしていったように、まずは何か一つテーマを決めてやってみると自然と広がっていきます^_^
ところで、最近の苫米地博士の手帳には「コンフォートゾーンは狭めて、上げる」みたいな表現があります。これに関する私の解釈ですが、興味の幅を広げていくと無限に拡大していきますが、その結果として興味のない部分も見つかってきます。そこは無理してやらない結果、自然と狭めていくことにもつながっていくかと思います。物理空間のコンフォートゾーンはどんどん広げていきつつ、「この情報空間は触れないでおこう」みたいな判断も重要だと思います。そうでなければ「なんでもあり」になってしまい、空観で終わってしまうわけですね^^;
というわけで今回は「やりたいことをやりたいだけやる」に関する記事でした。
また更新しますね!
*最後にMMAについての動画を貼っておきます^_^
こんにちは、Kenです。
今回は「言語を使って場をコントロールする方法」についての、重要なコツをお伝えします。
やり方はいくつもありますが、ポイントさえ押さえれば誰でも簡単に実践できます。
ぜひ、あなたがすでに持っている技術やテクニックと組み合わせて使ってみてください^_^
【メリット】
そもそも、言語によって場をコントロールするとどんなメリットがあるのでしょうか。
「支配」と聞くとマインドコントロールのようで怖く感じる方もいるかもしれません(実際、不可能ではありません)。
ですが、ここで言うのは“場”の支配であって、“相手”の支配ではありません。
ここの理解を間違えるとうまくいきません!
場をコントロールできるようになると、例えば下記のようなシーンで結果を出しやすくなります。
-
人に教えるとき
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セールスするとき
-
クレーム対応をするとき
これらは一例で、本質的にはコミュニケーションが発生するあらゆる場面で応用できます。
「支配」「コントロール」という言葉に抵抗がある方は、「マネジメント」や「リード」と捉えていただいてもかまいません。
【やり方の結論】
まず結論から言うと、
「無意識を意識に上げる」
これが場をコントロールする具体的な方法です。
「それ知ってるよ!」とRASを閉じかけた方、ちょっと待ってください(笑)
確かに苫米地博士もよく語られている内容なので、すでに知っている方も多いはずです。
しかし、「わかっているつもり」がスコトーマ(盲点)を作ることもよくあります。
知っている方こそ、ぜひ最後まで読んでみてください^_^
【意識と無意識の定義】
具体的な話に入る前に、まず「意識」と「無意識」の定義を整理します。
ここで言う“意識”とは、
「スポットライトが当たっている場所」
だと思ってください。
真っ暗な部屋全体が無意識、その中で懐中電灯を当てている部分が意識、というイメージです。
氷山モデルの「海上=意識・海中=無意識」の説明よりも、スポットライト型の方が適しています。
なぜなら、意識と無意識は固定されたものではなく、相互に移動するからです。
そしてこのスポットライトの位置を、言葉で誘導するのが今回のテーマである「言語誘導」です。
<簡単な例>
あなたはいまスマホやPCを使ってこの文章を読んでいます。デバイスの輪郭、足裏の感覚、椅子に座っていればお尻の重さ、部屋の温度、周囲の音、衣服が肌に触れる感覚....
文章を読む前は、これらは「感じているけれど意識には上がっていない状態=無意識」でした。しかし、いまは意識に上がっているはずです。これが言語によるガイドです。
私の文章を読む前と後で、あなたが感じている「リアリティ」が変化しています。つまり、スポットライトの位置が変わったということです。
脳は膨大な情報をすべて処理できないため、重要だと判断したものにしか光を当てません。しかし、無意識では膨大な情報を処理しているので、言語で指示すれば意識に上げることができます。
これによって
「見えていなかったものが見えるようになる」
という現象が起こります。
【超重要な注意点】
ここからがとても重要なのですが、
場をコントロールするときは 「無意識を意識に上げる」必要があります。
つまり、
すでに相手が意識していることを言語化しても意味はなく、むしろ悪影響になることが多いのです。
ここが意外と見落とされがちなポイントです。
<よくある悪い例>
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プレゼン前に「遅刻しないようにね」 → そんなこと分かってるって…
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料理を焦がして落ち込んでいる人に「焦げてるよ」 → 見ればわかる…
-
勉強中の子どもに「集中しなさい」 → してるよ…
すでに意識されている部分に、さらに強い光を当てることによって「まぶしすぎる=嫌悪・反発」を生むのです。
まさにハレーションです。
言語で情報を加えること自体は臨場感を高めますが、相手がその空間に入っていなければ逆効果になります。
【具体的にどうするか】
すべてを説明すると長くなるので、いくつか重要ポイントだけ紹介します。
1. 観察する
相手の意識がどこに向いていて、どこが無意識化しているのか。
まずはこれを丁寧に観察することが基本です。
2. “少し先の未来” を言語化する
これから確実に起こる出来事を、相手が予想していない角度から言語化すると非常に効果的です。
あなたしか知らない情報をもとに未来を示すことで、意識のスポットライトを誘導できます。
3. 「意外な一言」を入れる
少し上級ですが、
「意味は理解できるが、この状況でなぜそれを言うのか?」
と思わせる発言を差し挟むのも有効です。
そのあとで、
「今、なぜ?って思いましたよね」
と言って理由を説明すると、相手は無意識に浮かんだ疑問が意識化され、「汲み取ってもらえた」「よく自分を見てくれている」という感覚が生まれます。
これは博士もよく使っているように私は思います。「わかる?」とよくおっしゃっていますよね^_^
【おわりに】
今回は、言葉を使った場のコントロールのコツをお伝えしました。実はまだまだ奥が深いテーマですが、長くなるので今回はここまでにしておきます。
そしてお察しの通り、言語はあくまで一部です。「いただきます」を英語に訳せないように、言語ごとに固有の空間があります。
言語化する段階で、すでに“切り取られた世界”になっているのです。
本当に重要なのは、非言語であり無意識の領域です。これは対面でないと伝えきれないので、さらに深く理解したい方はぜひお茶会へお越しください^ ^
ここまでお読みくださりありがとうございました。
また更新しますね!



















































