博士の神奈川大学の動画をたまに見返していますが、非常におすすめです。
博士の三大理論であるCH理論、超情報場仮説、生命素粒子理論も紹介されています!
まだ見たことない方は是非見てみてください^ ^
そんな博士の上記の動画にも出てきますが「超次元」という言葉。
「超次元」という言葉を聞くと、スピリチュアルやSF、あるいは難解な物理学の世界を連想する人が多いです。
そして、中には全く意味がわからないという方もいると思います。
ぶっちゃけ、私も数年前までそうでした。
そこで今回の記事では、「超次元」に関する解説を書いてみたいと思います。*現時点での私の理解になります。
【次元は変数の数で決まる】
数学では、次元とは「変数の数」によって定義されます。
例えば、
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一次元:x のみ。直線上の一点。
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二次元:x と y。平面上の一点。
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三次元:x, y, z。立体空間の一点。
たとえば「家の場所」を説明するとき、地図上では緯度(x)と経度(y)があれば十分です。
でも、実際に到達するには高さ(z)、つまり建物の階数が必要になります。これが三次元です。
そして四次元以上になると、時間や温度、あるいは「心の状態」といった新しい変数を追加していくことができます。
数学的には単に「変数を一つ増やす」だけのことですが、私たちの感覚では三次元以上を図に描くことはできません。
ここから先は抽象的に思考するしかない領域になります。
【座標軸は直交している】
座標軸には重要な性質があります。それは原点で直交するということ。
直交とは「互いに独立している」という意味です。
たとえば、
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x軸:東西の位置
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y軸:南北の位置
この二つは完全に独立しています。東に10m動いても、北にいるか南にいるかには関係ありません。
(直交していない場合は、一つの軸上での位置が変化するともう一つの軸上での値も変わってしまいます。)
これを人間に当てはめると、自分の価値観の軸と相手の価値観の軸は本来独立している、ということになります。
【自分の軸で理解する限界】
私たちはつい、相手を「自分の軸」で理解しようとします。
「私はこう思うから、相手もこの方向性で考えているだろう」という具合です。
しかし、これは本当の意味で次元を増やしてはいません。自分の平面に相手を押し込めているだけなのです。
自分が「利他」のつもりでやっていたことが、相手の軸では意味がなかったり、逆に迷惑だったりすることもあります。
【相手の軸を受け入れるということ】
本当に次元が増えるのは、相手の座標軸をそのまま受け入れるときです。
たとえば、
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自分:x(論理的な思考の軸)
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相手:y(感情的な思考の軸)
自分のx軸だけで相手を測っても理解は進みません。
けれども、相手のy軸を独立した座標として認めれば、二次元の平面が立ち上がります。そこに初めて「自分と相手の位置関係」を正しく描けるのです。
このように、相手の原点に立ち、その軸で考えることが、思考を次元的に拡張する行為なのです。
【抽象度を高めるとは?】
ここで重要になるのが「抽象度」という概念です。
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低い抽象度:具体的な出来事に縛られる(「彼は私に冷たくした」)。
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中くらいの抽象度:関係性やパターンが見えてくる(「彼は疲れているとき、冷たくなる傾向がある」)。
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高い抽象度:普遍的な構造を捉える(「人は自分に余裕がないとき、他人に優しくできない」)。
抽象度を上げると、自分の枠を超えて相手の視点を取り入れやすくなります。つまり、抽象度を上げることは、次元を上げることとほぼ同義だといえるのです。
軸を増やすこと=変数を増やすこと=次元を増やすこと=抽象度を上げる
ということになるかと思います。
*ちなみに今流行りのAIは数学的には「多変量の関数」を計算している存在です。
例えばニューラルネットワークは数百万〜数十億の変数(パラメータ)を扱います。
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独立した軸がいくら増えても処理できる
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次元が高くても計算リソースを投じれば解を近似できる
つまりAIの強みは「次元をそのまま保持し、高次元空間のまま brute force(力ずく)で探索できる」ことにあります。
ただし、その計算量は膨大で、エネルギーも時間も莫大に必要になります。
一方で人間は抽象度の階段を登れるため、抽象化で不要な次元を削って効率よく本質に近づくことができます。
【一人一宇宙】
こうして考えると、私たちは一人ひとり独自の座標軸を持っており、それぞれが「一宇宙」を形成しています。
自分の軸と他者の軸が交わるとき、私たちの宇宙は広がり、より多次元的な世界が立ち上がります。
超次元とは、単に「図にできない高次元空間」ではなく、思考の抽象度を上げ、他者の軸を受け入れることで拡張していく思考の宇宙なわけです。
よく地面が物理空間で、それより上の部分が情報空間みたいな図で超情報場仮説を説明することがありますが、この時の情報空間は人間の数だけ軸がある(それ以外の軸も)、まさに「超次元」的な空間であることがわかります。
近くでは立体的に見えるビルでも、遠くのビルは小さい点や平面、線といったように、離れた視点から見るとは次元が下がって見えますが、宇宙もこのような離れた視点(超次元的な視点)で見ると、本来3次元以上の物理空間も立体ではなく平面に見て考えることができるという意味で地面は平面で描いてます。
【おわりに】
今回は少し難しめの記事でした。
もう一つ最後に抽象度を上げる(=次元を上げる)となぜ良いかを解説すると、それは「操作ができるから」です。
冒頭の博士の動画の例で言うと、我々はこの動画をカーソルを動かすことで巻き戻したりスキップしたり自由に再生位置を変えることができます。
これはなぜ可能かと言うと「動画の中の時間軸上にいないから」操作が可能になります。最初から最後まで軸が見えており、だからこそ操作できているわけです。
そういった意味では、自分をコントロールする上でも抽象度を上げることは役立ちます。
一般的によく「自分を俯瞰してみる」と言われますが、この俯瞰する行為こそ自分以外の軸を含めないとできないわけです。
・次元を上げるとは、新しい軸を受け入れること。
・抽象度を高めるとは、その軸を俯瞰的に眺めること。
こういった点を意識することで、私たちの理解は一人分の世界から、多次元的な共存の宇宙へと飛躍します。
それこそが本当の利他への第一歩であり、大周天になるのです。
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というわけで今回は理論の解説でした!
私もまだまだ勉強中ですが、最初はこういったこともわからずとても苦労しました^^;
皆様の博士の理論の理解や、日常生活の気づきに少しでも役に立てていれば幸いです。
また記事を更新しますね!


























