今朝、栃木県那須町のスキー場で雪崩があり、当地で登山訓練を行っていた高校生のグループが巻き込まれました。これまでに高校生8人の死亡が確認されました。この時期は雪崩が増えます。こんなことになってしまって残念です…。
また、格安旅行会社の「てるみくらぶ」が破産しました。同社を巡っては、航空券の不手配などトラブルがここ数日報じられていましたが、最悪の展開に。数万人が影響を受ける見込みで、旅行代金の返金が受けられるかも微妙ですね。
さて、今回の「3月を送る」は、都民のみならず全国的に注目のこの話を。
◆社会
★豊洲市場問題、百条委員会で解明進む?
東京都議会は11日から、豊洲市場への移転の経緯を解明するために、百条委員会で、関係者を集めての証人喚問を始めました。
証人喚問では、築地市場の豊洲への移転に関与した歴代の市場長や副知事らが次々と証言。20日には、豊洲への移転を最終決断した当事者、石原慎太郎元都知事も証言に立ち、移転の経緯について話しました。
しかし、証人喚問で各証人が話したことは、これまでに報じられてきたこととあまり大差がなく、新たな事実が明らかになるまでには至りませんでした。ただ、一連の証言から、「広い土地が確保できる」の一点で豊洲の旧東京ガス用地に目をつけ、土壌汚染は二の次で土地の売買交渉が進められてきた、そのような流れが見えてきました(このような行政の姿勢は、やはり今後改めるべきだと思いますが)。
豊洲市場は相変わらず地下水の汚染が確認されており、科学的に安全であっても、消費者心理に与えるマイナスの影響は計り知れません。一方で築地市場は老朽化が進み、仮に現地で建て替えるとしても難しいところがあります。最終的にどうするのか、小池知事の判断が気になります。
豊洲を巡る問題は、しばらく漂流しそうな気配もありますが、都議会議員選挙も近いですし、改めて真剣に考えるべきでしょうね。
「3月を送る」はまだ続きます。では。