複合拍子ってなに? | 基礎から学ぶあべまみ音楽教室

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昨日は某アンサンブルの集まりがありました。

 

そこで気になったこと。。。

それは複合拍子に関する理解がない人が多かったこと。

ビックりしました。

でもこれは日本の学校教育で不足している課題だし、

吹奏楽部でもあまり扱うことのない問題だと思います。

 

以前他のアンサンブルでも同じ問題に直面したことがあります。

 

例えば、4分の3拍子から8分の9拍子に変わる時、付点四分音符の扱いがわからなくなって

しまう人がいることです。

 

何それ?

 

4分の3拍子とは、1小節に4分音符が3個ある拍子です。

8分の9拍子は、1小節に8分音符が9個ある拍子です。

 

8分の9拍子を複合拍子と呼ぶのは、

考え方によって、4分の3拍子と同じじゃない?てことから

二つの考え方ができるので、複=ダブル、2個の考え方ができる

拍子と言われます。

 

例えば4分の3拍子の曲で、小節の中に3連符で埋め尽くされていたら、8分音符が9個ありますね。

その場所は8分の9拍子でもあるわけです。

 

8分の9拍子を振れと言われても指揮者の方は面食らうだろうし、ならば3つに振ったほうが楽だし、、、てなわけです。

 

その曲の後半には、8分の12拍子が出てきました。

そうしたら、1小節に8分音符が12個ある拍子となります。

これを1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12と数えます。

これを振れるますか?超がつくくらい面倒ですね。

 

そうしたら、ある方が1の時、1って言ってと言われました。「えええ、何言ってんだい、自分で数えて」と言いたくなるのを必死に堪えました。

 

だから4つで振るんですよ。チャイコフスキーの交響曲第五番の2楽章、ホルンのソロが美しいですが、やっぱり4拍子だと思って演奏します。

 

今日はここまでにします。

 

おかげさまで自分の悩みは少し減りました。練習して口の周りの筋肉を少し鍛えた?せいでしょうか?

毎日の練習の成果だったようです。

 

以上