おはようございます。
4月ももう23日となりました。新しい1年生も学校生活にようやく慣れてきたように感じる今日この頃です。
新しい1年生にご家庭の方々が、学習のことについて心配されていることはよくわかるのですが、バイト先で子供達の様子を見ていると、書き順とか書くときの姿勢とかを無視してまでも文字や数に関することを覚えさせる必要があるのかと疑問がよぎります。
1年生の授業は始め、ひらがなから始まります。学校の先生方は書き順を丁寧に教えられます。
それはなぜなのでしょうか?私も子供の頃、親からしつこく書き順について言われました。
日本の教育の源はきっと、形から入るような気がします。
見た目書くときの姿勢の良い子は、字も綺麗に見えます。
そうです、習字を習うときもまず筆の持ち方から入りますね。
前置きが長くなりました。
ホルンを始める時、教える側が気をつけなくてはならないことは、ただ闇雲に音を出させることにあまりにも集中していませんか?
まずはバジング、アンブシュア、舌の位置、呼吸法から横隔膜の使い方など基本の「き」を丁寧に教えることだと考えています。
現場の先生方は大変なのは百も承知であえて言います。先輩にしっかりそのことを教えることで、後輩を育てることができます。
夏のコンクールや直近のイヴェントのためとは言え、最初の「形」を教えないで、いきなり音楽をさせるのは無理があると思います。ホルンで音楽を奏でるためには、何がなんでも音を出すことではなく、その前に楽譜を読む訓練も必要です。所謂ソルフェージュに時間を割いている指導者を私は知っています、そこの学校はコンクールでも良い成績を出しています。
それ無くしては、中学で始めたホルンを高校ではやらず、大学になってからもう一度やりたくなったり、大学卒業して、社会に出てから趣味として始める時に、どうやってホルンをやり直すか、というより、始るかという時に、わからなくなってしまうことが往々にしてあるようです。
私は今、どうやってホルンを始めるかということに着目しています。また楽譜の読み方などもいかに効率よくできるようにするかを調べています。
ここで、そのことについて書き続けたいと思います。
以上