日本の学校音楽では、小学一年で、ドレミファソラシドを学びます。その読み方を空覚えすることが求められていて、ピアノを習っている子供は、へ音記号とト音記号では楽譜の記譜上場所が違ったり、楽譜の読み方の基本を教えずに、音名だけが踊り出した、中学高校で吹奏楽を始める時、指導するのが簡単なためどの楽器もin B♭で楽譜を読むようにするための弊害を阻止するため、高校に入って、ドイツ語音名読みを無理やり?教えられて、楽器を辞めたくなった。という話題。
私は、音大では、ドイツ語使うから今のうちに覚えておいた方が良いと言われて、中学くらいに覚えてしまった。ドイツ語では、♯はis, ♭はesをつけます。但し、Hに♭がついた場合はBになります。
音階の試験は、必ずドイツ語で言われますので、覚えておいて良かったです。ちなみに長調はDur (ドゥア)短調はmoll(モール)といいます。
英米では、♯の時は音名に♯をつけます。
例えば、 C♯、D♯、E♯、F♯、G♯、A♯、B♯
ドイツ語ではCis, Dis,Eis, Fis, Gis, Ais, His
日本語では#️⃣がつく時は嬰(えい)、♭がつく時は変(へん)をつけます。
嬰ド、嬰レ、嬰ミ、嬰ファ、嬰ソ、嬰ラ、嬰シ
一方、♭のときは
英米語: C♭、D♭、E♭、F♭、G♭、A♭、B♭
ドイツ語:Ces, Des, Es, Fes, Ges, As, B
日本語:変ド、変レ、変ミ、変ファ、変ソ、変ラ、変シ
となります。どうぞ、ドイツ語と英米語の違いを覚えてくださいませ。
どうしてドイツはこのような読み方になったのかは私自身これをきっかけに
調べてみたいと思います。
私が初めてアメリカに行って大きな間違いもそれまでE(えー)はドイツ語ではミの意味、Aと勘違いしてしまって大失敗(笑)