私は今まで生きてきた中で、何回もオーケストラやアンサンブルを経験しています。
その中で、数回首になった経験があります。
なぜ首になったのか、、、
それは、自分の考え方、やり方が良くなかったからです。
こんなことブログに書くなんて、やめておくべきでしょう。
しかしどうしてこんなに譜読みについて書くのか知って頂きたいからです。
正直、私は、初見(楽譜を見てすぐに演奏できます。余程、難しい曲でなければ、できます。ただし、変拍子、ポップス系、ジャズ系のリズムは苦手なので、できません。)が得意なのです。
大学1年の時、私は、よせばいいのに、ある同級生の伴奏を引き受けてしまいました。他の人は、ピアノ科の人たちに頼んでいたのに、その同級生は伴奏してくれる人を探すのに、出遅れてしまったため、練習室でピアノを弾いていた私のところにきて、「お願い、この曲伴奏してくれない?」と言われて、渡された楽譜をみて弾き始めたら、「お願いします」と言われて、引き受けてしまった訳です。あとでよく落ち着いて考えてみたら、やめておけばよかったのに、曲が大好きなバッハだったので、、、
それから、楽譜がすぐ読めるということが皆にバレて、ホルンの音はまともに吹けないのに、楽譜が読めるということがなんと都合の良いことなのか、自惚れてしまった訳です。
その自惚が、アマチュアのオケで首になる原因になってしまうまで続いてしまった訳です。
楽譜が読めているから練習しなくてもなんとかなるさ、が、簡単なリズムでつまづいて、使い物にならないということがわかってしまい、「もう来なくていいですよ。」と言われてしまった所以です。
とにかく他の人たちは楽譜を読むのに必死なのに、私は楽譜が読めていると自惚れてしまっていて練習はほとんどしていなかった。
大好きなヒンデミットのホルンカルテットも私の練習不足で破綻同然の演奏になってしまったこともそのアンサンブルをやめることになった理由でした。
ある人は毎日通勤の間演奏を聴き続けて、ほとんど、耳コピでアンプしていました。
私は、楽譜をまともに譜読みもせず、なんとかなるだろうくらいにしか思っていませんでした。
そんなことが積み重なって、今は譜読みはきちんとやらなければと自分に言い聞かせている次第です。練習もしなくちゃと思っています。
長々と書きました。
でもそんなつまらない私の過去の苦い経験を皆さんにしてほしくないので、「譜読みはとことんやりましょう。」と書いている次第です。
練習も限られた時間で効率よくやりましょうと書いてきました。
今日はここまでにします。
Have a good day to you.
「失敗して立ち直れなくなるまで、底に落ちれば、どうすれば這い上がれるか考えてみよう。そうすれば、
なんとかなる。」