昨日アクセントについて書きました。
これ、実はとても曲者で、使い間違えると大変なことになります。
何それ?
その音を特に強くって覚えていると、全体が静かな雰囲気の中に出てくるアクセントを見ると、特に強く演奏してしまう人があります。
全体がPの世界なのに、ガーンと演奏してしまうと、雰囲気
ぶち壊し。なんでそんなに強く演奏するの!?と言いたくなります。
だからその音を強調しての方が、お互いのためなのです。
何も考えずに演奏にしていると「チコちゃんに叱られますよ」
作曲者はおそらく、その音はちょっと目立つようにね。とかその音は少し気をつけてね、というくらいの気持ちでアクセントをつけていると思います。
同じように勘違いしがちなFp(フォルテピアノ)これって、演奏する時はフォルテだけどすぐピアノにしてねという意味です。モーツアルトにこの記号よく出てきますが、すぐピアノにならない人多いですね。ピアノだとなかなかうまくできませんが、弦管楽器なら、意外と簡単にできます。
普段の練習にこれはぜひ取り入れておきましょう。
アクセントの始めはちょっと強くですが、すぐ弱くします。あくまでもその曲の雰囲気の中でやってくださいね。
楽譜というのはよく読むことが大切といつも申し上げていますが、音名だけでなく記号もよく見るようにしましょう。
長くなりました。
Have a good day to you.
「昨日の失敗は今日の教訓、いつまでも引きずっていないで、今日は新しい一日をすごそう。」