おはようございます。
今日の課題はちょっと自分でも難しいです。
うまく書けるかあまり自信がないのですが。。。
フレーズって何?そうフレーズとは、ネットで検索すると「一連の単語や音節が組み合わさった表現である。 一般的には、文法的な意味を持つ単位として扱われ、単語よりも大きく、文よりも小さい」と書いてあり、音楽上では「旋律の一区切り。楽句」と書いてある。
この単語より大きく、文より小さい。というのはなかなか難しいところ、これを音楽では旋律の一区切りと言える。「赤い靴履いてた女の子」という歌の最初のひと鎖がフレーズと言えよう。それを「赤い」「靴」「履いてた」「女の子」と単語を一つ一つ歌うと訳がわからなくなる。
この4小節が一つのフレーズなので、できれば一息で歌いたい。「女の子」の前でわからないように息継ぎをするしかない。鍵盤楽器、弦楽器なら息のことなんて考えなくても良いけど、管楽器どうする?
一息で吹くのが理想。1小節、2小節にある2分音符は音量はメゾピアノ(ピアノより少し強くでもメゾフォルテよりは弱く)単に息を流すだけ、クレッシェンド、ディミヌエンドはしない、3小節目の最高音「ファ」に向かって少しクレッシェンドして最後の音を出したら、デイミヌエンドする。3小節目の最後の音「レ」はまだ「ファ」の音量で「ミ」に向かうように吹く。
フレーズを考えるだけでも大変、でも歌ってみるとよくわかる。
譜読みでここはどうやって演奏したら良いのかな?と考えられるようになると道が開けてくる。
歌詞がない時はどうする?
らららとか音名で良いので、歌ってみる。
たとえば下の曲、ホルン吹きなら誰でも好きなソロ、でもこの楽譜実に嫌らしい(私個人の印象)4小節で一つのフレーズとして吹きたい。だけどテヌートやアクセント、それにクレッシェンドやデイミヌエンドとか付いていて、チャイコフスキーはどういう表現を求めていたのか分かりにくい。おまけに1小節目は「問い」に対して2小節目は「答え」そして3小節目は、延々と「ソ」を強調して4小節目で、一旦情熱が収まる。その後もクラリネットと絡みながら、この音楽は終わる。自分と同じような考え方をするクラリネット奏者だと音楽が楽しくなるけど、方向性が違う方だと、なんだか音楽を楽しめなくなる。
音楽ってなんだろう?
フレーズって何?それは文を読むようなものだよ、と子供には教える。
「朝起きて、歯を磨いて、朝ごはんを食べました。」と言ってみようから始めて、「フレーズ一つ一つ言うとなんだかわからないよね。」
「朝ごはんを食べました」の最後「ました」を強く言うとなんだか変だよね。終わりに向かって消えていくように言ってみようか。
といえばこちらが求める言い方ができます。音楽も同じく、最後の音をジャンを終わるのもあるけど、大抵は少し弱くするよね。と言ってフレーズの最後は収めるのが大切だよ、と話すと綺麗に終われます。最後の音を強く終わるのはベートーベンの運命とか第九くらいかな。
だからどんな楽器でも譜読みをする時は、リズム、記号、フレーズをみなくてはならないということで今日はおしまいジャン!
Have a good day to you!