華僑高齢者研究 -3ページ目

華僑高齢者研究

このブログは、横浜中華街と近隣地域における高齢者福祉と介護のニーズを調査する研究の報告ブログです。エスニック・コミュニテイーで生活している高齢者のニーズ・アセスメントを複数の調査方法を実施して、街づくりのモデル・プランを提案することを目的としている。

横浜華僑婦女会からの御依頼で、3月8日国際婦人デーの特別講演を行った。


講演では、私の研究テーマである「プロダクテイブ・エイジング」について、老年期をどのように生きるかについてお話させていただいた。また、当日は、華僑高齢者研究のことについてもお話させていただき、これから実施する高齢者インタビューへの参加要請も行った。


とても活気がある観客で、大変楽しく講演できた。


下記が先日送られてきた会報だ。
華僑高齢者研究

10月下旬に行われた中華街有識者のグループインタビュー。


録音されたインタビューのテープ起こしを行い、分析しました。


分析は、コードをつくり、カテゴリー化するという、質的調査手法です。


想像していたより分析が長引きました。


分析した結果、データの飽和が起きたと察し、予定していた第2次インタビューは、見送ることになりました。その代わりに、分析でうまれたテーマの重要度と優先順位をつけていただくことにしました。そのデータをもとに量的調査を行うことにしました。


有識者のアンケートの返信日は、2月28日です。


それを踏まえて、第3のステップである、高齢者20名のインタビューを行う予定です。すでに、候補者をおねがいしているところです。


こちらは、実際に華僑高齢者にさまざまなニーズを高齢者の視点から教えていただく、というものです。中国語と広東語がわかる孫先生がご担当します。



第1回目の有識者のグループインタビューが実施された。


参加者は、横浜中華街のリーダーの方たち。


私、陳がインタビューを担当したが、共同研究者のS先生、K先生も同席して、インタビューを見守ってくださった。


場所は、同郷会の広東會舘がある中華街のビルの会議室をお借りした。


華僑高齢者研究

当日は、広東會舘会長の陳氏(左)も同席。


華僑高齢者研究

グループインタビューはフォーカスグループの研究手法に基づき、8名以下、5,6名程度で行われた。

質問は、こちらのスクリプトをもとに聞き、インタビュー参加者は自由に話し合った。

時間としては、1時間から1時間半くらいがほとんどで、初日の一グループだけは、2時間くらいかかった。


華僑高齢者研究


華僑高齢者研究


華僑高齢者研究

やはりグループのダイナミックス(構成など)によって、会話の進み具合が大きく変化した。

しかし、あまり一人の意見が他の人の意見を左右することがなく、ただ会話だけを弾ませた効果が伺えて思ったような研究データがとれた気がする。


録音テープの本数は10本。3日間、一日3回の強行ペースだったが、達成感があったことには間違いない。


研究者3人。関西学院大学人間福祉学部社会福祉学科 陳(本人、左)、同学部社会起業学科孫先生 (真ん中)、同学部人間科学科河鯺先生(右)。


華僑高齢者研究