『愛しいひと』

34話で完結いたしました。

この【愛しいひと】は
途中で 大どんでん返しがあり、
読んで下さっている皆さんを
混乱させてしまった事と思います。

そんな【愛しいひと】を
最後まで読んで頂きありがとうございました。



この【愛しいひと】の翔君は、
一つ歳上の潤君の事が大好きですが、
自分では どうする事も出来ない一歳違いに
もどかしさを感じていて、

『同級生だったらいいな』という思いが強く、
あり得ない夢を見た訳ですが、


実は 潤君も、
翔君よりも一つ歳上、という事を
凄く気にしていて、

翔君の〝いいお兄ちゃん〟で いなければ、と
いう気持ちから、
翔君に対して『好き』と 言えず、
いつも ちょっとお兄ちゃんぽく
偉そうに振る舞っていたのでした。

そんな2人でしたが、
高校生になって一気に距離が縮まりました。

これは 岡田師範のお陰とも言えそうです。

岡田師範の存在が 翔君を焦らせ、
そこから一気に縮まった2人の距離。

まだ 付き合い始めたばかりですが、
お互いの事が好き過ぎて、
近いうちにバカップルになりそうな予感、、、💧

でも 2人が幸せなら いいかな、と
思っています。


そんな2人の後日談として、、、


高校の実力テストが終わった打ち上げとして
約束通り カラオケ店に行った2人。


「翔 頑張って80点以上 取ってね♡
〝ちゅっ〟」

この間 80点以上 取らないとキスしない、と
言っておきながら、
フライングで 翔君の頬にキスしちゃう潤君。

そんな事をされたら、
翔君は勿論 必死に頑張る訳で、

「うん、俺 頑張って
絶対に80点以上取るからね❣️」

そう言って
張り切って 一番 大好きな曲を歌って、
見事に83、125点を出して、

「翔、凄〜い!おめでとう🎉」
潤君からご褒美のキスを貰って、
(勿論 ほっぺじゃなくて唇に、、、)

デレデレになる翔君。

勿論、
翔君が一度のキスだけで満足出来る筈もなく

その後も 何曲も歌って、
次の日は 当然
声が枯れてしまった翔君でしたが、、、

「翔の枯れた声もハスキーで素敵❣️」
潤君に言われて、

「そぉ?///」

デレデレになる翔君。

やっぱりバカップル まっしぐらのようです。


【愛しいひと】を
最後まで読んで下さった全ての方に
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました❤️💜

    4/26.  〜優海〜


追記:

次のお話しですが、
以前 書いたお話しの
【Mi amor】の続編を
お届けしたいと思っています。

今までのMi amorは、
翔さん目線のお話しでしたが、
今回は 潤君目線でお届けしたいと
思っています。

まだ 一話も 書けていないので、
いつから UP出来るか分かりませんが、
また お付き合い頂ければ嬉しいです。


※もし良かったら どうぞ〜

【Mi amor】と【Mi amorⅡ】です。