大統領選 臨時版(藤巻健史の言)。。  | たいくつ親父のひとり言(パートⅡ)

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亭主敬白

大統領選の結果は驚きだったが、前回のプロパガンダで紹介した渡邊元財務官の様のコメントのように為替には、大きな影響はなさそうだ。少し長い目で見ると、世界経済の中での米国1人勝ちとなりドル高が進行するのではないか?

この選挙結果、米国がTPPを批准しないなど保護貿易を志向するかもしれず、日本へは悪影響があるかもしれない。

しかし、日本とは逆に、米国経済は極めて強くなる可能性もある。日本のマスコミはあまり報じていないが、接戦と言われた上院も共和党が抑えたからだ。これで共和党が上下両院、ホワイトハウス、連邦最高裁を全て制したことになる。これにより、米国の政治は、今までの「大統領は民主党、議会は共和党」というねじれが解消しいろいろなことが決まりやすくなると思う。

私個人は、オバマケアに代表される「大きな政府」志向の民主党が今後とも政権を担うと、米国経済の活力は(社会主義傾向が出て)損なわれるのでは?と心配していた。今後は小さな政府志向の共和党が米国を指導していくわけだから、米国経済は世界の中で一人勝ちとなる可能性もあると思う。

そうなれば選挙直後のドル安/円高は、しばらくして逆にドル高/円安方向に転じる可能性もある。