藤巻健史の言。。 | たいくつ親父のひとり言(パートⅡ)

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亭主敬白

先週末、ドル/\106円台前半まで突っ込んだ。損切をも巻き込んだようで行きすぎだと思う。

その上に米国の「日本の為替政策『監視』」のニュースが飛び込んできた。

それを理由に週明けは「さらなる円高だ」という予想もあるようだが、疑問だ。

円高に向かうのなら、それはドルの絶好の買い場だと思う。

米国の為替監視は①対米黒字②経常黒字③為替介入の3つの基準に合わせて決まるわけで、日本は①,②の理由で監視リストに入った。ドイツも監視リストに入っているが、同じ理由だろう。ドイツが介入などするわけがない。

 日本は現状、為替介入をしているから円安なのではない。為替介入などしなくても今後の日米金利差で円安ドル高が進む。ドル長期金利は上昇気味だし(一方、日本は金利を上げる方法が無いから未来永劫上げられない)、WTIも27ドルの底値から46ドル弱に上昇してきた。日本の経常収支も再度悪化していくだろう。米株価が史上最高値(18350くらいだったか?)に近づけば、米国の景気の強さも認識される。

7月の参議院選が近づいて来れば、政府はなんらかの円高防止の手を打ってくるだろう。このまま円高が続けば株価が大幅下落して選挙を戦えなくなるからだ。(投機家が無いと信じている)ドル買い介入をすればサプライズで投機家は震え上がる