〈ここまでのおさらい〉
◉業務中の不可抗力で腰を負傷し指定病院に緊急搬送
◉至急のレントゲンで腰椎圧迫骨折との診断
◉MRI、CT、骨密度測定(DEXA)、血液、心電図、を経て入院病棟へ
◉尿カテ入れて尿検査も終えオムツを装着後安静を言い渡され初日は就寝
◉痛みと安静のため、寝たきりで何もしないまま一日が過ぎる
◉動きを制限して骨を保護するコルセットの採寸時に気になる病名が…
◉初日〜5日目まではオムツ交換すらなしの絶対安静。その後もアメニティは度外視
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外来のドラえもん先生がそのまま主治医のようでした。主治医に限らずドクターの皆さんは、手術のない日は担当患者のところによく顔を出していました。
入院2日目の夜に、ドラえもん(もはや先生忘れとる)が、入院時に行った検査結果が出たので今後の治療方針が決まったことを告げにやってきました。
ド『lilyさん、手術対応じゃなかったから』
り『???』
ド『骨粗鬆症じゃなかったから。ギリギリだけど数値は正常範囲内だから、治療は保存的治療になるの』
なるほどー。
入院時に心電図やら肺活量(パスだったけど)やら、術前検査みたいなことをやらされた謎がここで解けました。
もしかしたら手術だったかもしれなかったからなのね。
その話、この時始めて聞いたけどね。
ド『MRIでみたら、骨折一箇所と骨挫傷が一箇所。どっちも腰椎ね。骨折の感じと内出血の位置がちょっと気になる場所だから、このまましばらく安静で様子見るからね』
り『どれくらいですかね?』
ド『まじめにやったら6週間くらいかなー』
今思えば、質問の仕方が悪かった。
この答えで、私が自分の重症度を見誤っちゃったのです。
この時の私は『どのくらいで完治か?』と聞いたつもりだったので、ドラえもんの答えを聞いて、圧迫骨折の一般的な治療(らしい)『2週間程度の安静』に加え、コルセットを巻いて慎重に生活する期間が6週間くらいなんだろう、と判断したのです。
実は医師がこの質問を『どのくらい安静で様子を見るか』と聞いているのだと思い返事をしていたことがわかるのは、まだまだ先の話。
この後も、ドラえもんとは微妙に質疑応答がすれ違うことになるのです。
続きます。
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一人での花見は自粛じゃないですもんね。
自粛なのは大小問わず集団での宴会です。
人から感染しないように、ではなく、自分が感染している前提で他者に感染させないように、と振る舞うことで感染が終息に向かうという話を聞きました。
気をつけて行動していこうと思います。