異種格闘技戦⑦アメニティ悪し | それでも地球はまわってる

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2010年1月に人生初めての手術を受けました。
卵巣がんⅡа期でした。
術後治療のため2010年5月まで6クールの化学療法を受け、同年6月から晴れて経過観察に。


ただいま新たなライフスタイルを手に入れるために、絶賛アイドリング中です。

〈ここまでのおさらい〉 

◉業務中の不可抗力で腰を負傷し指定病院に緊急搬送
◉至急のレントゲンで腰椎圧迫骨折との診断
◉MRI、CT、骨密度測定(DEXA)、血液、心電図、を経て入院病棟へ
◉尿カテ入れて尿検査も終えオムツを装着後安静を言い渡され初日は就寝
◉痛みと安静のため、寝たきりで何もしないまま一日が過ぎる
◉動きを制限して骨を保護するコルセットの採寸時に気になる病名が…

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病室て基本的に暑くないですか?
窓際なんて、日が差し込むと真夏か!てくらい気温があがるんです。
二日目の昼ごろから、汗だくで過ごすことになりました。

朝6時の起床時に夜勤明けの看護師さんがカーテンを開けていくので、日勤の検温に来た看護師さんにカーテンを閉めてくれるようにお願いすることにしました。
こんなことも自分では微調整できません。←立てないからね。
あるとき検温に来た看護師さんにカーテンを閉めてくれるようにお願いしたら『外は寒いのに贅沢ね!』と言われました。
…え?そんなこと言う?
ちょっと腹が立って、それ以来どんなに日が差し込んでも看護師さんにカーテンを閉めて欲しいとは一切言わなかったら、眩しくてパソコンに検温データ入力しにくかったようですが、知らんがな。

まあ、とにかく暑くて、汗だくだく、夜も眠れないかもと思い、夜だけアイスノンを貸していただいていました。
それが2週間ほど続いたでしょうか。
だんだん部屋の暑さに慣れたためか、アイスノンかなくても眠れるようになってきました。
なんせ、看護師さんにアイスノンをお願いしても忘れられちゃうことが多く、結果もらわないまま寝ることが多かったこともあります。

ひょっとして、環境が変わったストレスで久々にホットフラッシュ発動したのかも…なんて思っていたのですが、よくよく考えたら、受傷時からしばらくは熱発していたせいかもしれません。
骨折時って発熱を伴うことが多いそうです。
毎朝検温はするのに体温が何度だったかは教えてくれなかったのですが、あるとき検温した看護師さんに『あら、ようやく6度台ね、よかった』と言われたので、たぶん微熱が続いていたんだと思います。
汗だくになる以外全く自覚はありませんでしたけど。

汗だくなのに着替えも一人ではできず。
ねたきりなので当然入浴などもなく。
初日につけられたオムツは排便がなかったためか、まだ一度も替えてもらっていないという有様でした。
5日も過ぎたころには自分で自分が臭う!
…ふつーは清拭とかしてくれるんじゃないのぅ?

普段は特段キレイ好きと言う訳では無いのですが、さすがに身だしなみが気になり始めました。
そのころには病棟の看護師さんに頼むという発想は既になく、Amazonで介護用品の清拭用のシートを購入し、姉に頼んで届けてもらい、手の届く範囲は自分で拭くようにしていました。
ドラッグストアなどで買える香り付きの汗拭きシート的なものも購入し、髪の毛や頭皮をがしがし拭いたりで凌いでいました。

なんか不親切だなーと思ってましたが、今にして思えば、最初のころは絶対安静だったからかも知れません。極力身体を動かさないようにと言う配慮だったのかも。
なんせ自分の重症度を見誤っていたのでわかりませんでした。

入院の翌日にドラえもん主治医の話を聞いたはずなんですが、自分では冷静に聞いて理解したつもりでも、熱と痛みで頭が回ってなかったようです。
その後、有り余る時間を使って自分なりに調べて初めて理解することになるのです。

続きます。

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カルシウム補給に、チーズ&シラスをレンチンしてオヤツにしております。