こちらの記事で、「手術で癌を取ってリンパにも転移してなかったのに、何で術後に治療しないといけないのか?」と私が思った件について。
主治医に聞きました!!
看護士さんもタブレットで絵を見せてくれてリンパ節の仕組みを説明してくださいました




私の乳がんは、浸潤性乳がん
非浸潤性であれば、乳管内に収まってるので、手術して終わり。
浸潤性だと血管やリンパ管に浸潤して、微小ながん細胞が全身に行き渡っている可能性があり、術後の治療が必要。
手術で癌は自分の中から消えたと思い込んでたけど、血管に存在してるかもしれんのね…

ちゃんと説明してもらって、術後の治療をすることに納得できました。
治療すれば9割再発しない。治療しなければ6割は再発しないけど、4割は再発する。
それはやるっきゃないわ

そもそも癌がどうやって転移するのか気になり、自分でも調べてみました。
以下、ご参考まで!
※がんメディカルセンターのサイトより引用
癌の転移の仕方は3つ
①リンパ管からの転移
リンパ管は体液を静脈へと一定方向に押し流していますので、リンパ管に入ったがん細胞もこの流れに沿って進んでいきます。 ところどころにリンパ節という異物をせき止める関所のような場所があり、そこで一部のがんは退治されるのですが、しぶとく生き続けたがんはリンパ節で増殖(リンパ節転移)しリンパ管をつたってさらに別のリンパ節へと進行していきます。
②血管からの転移
リンパ管は最終的に血管と合流しますので、リンパの流れだけでなく血流に乗って他の場所へと運ばれていきます。 リンパ節転移が始まるころには既に血管にもがんが入り込んでいることが多いため、リンパ節転移は近い将来他臓器転移を起こしやすいと言えるでしょう。さらに、血管やリンパ管の内側の膜にくっつき膜を破りそこで増えていくことで新たな住まいを確保します。
③播種(はしゅ)からの転移
肺の入っている「胸腔」や腹部の臓器が入っている「腹腔」にがんが漏れ出て、胸膜や腹膜に飛び散るようにして広がる状態が播種です。 まるで小麦粉をばらまいたように飛び散った小さいがんが炎症を起こすことで膜に穴が開き、水(胸水・腹水)がたまることがあります。最初は少量ですが、がんが進行し水の量が多くなると、身体的に辛い症状がでることがあります。また完治を目指す治療が難しいことが多く、抗がん剤や排水など処置的治療にとどまるため水がたまり始めると治療としては非常に困難な状態です。