今年は、シェークスピア演目が多く、また、時期も固まりましたね。
秋には内野聖陽さんで、同じ森新太郎さん演出で、リア王がありますからね。
実は、今週かなり多忙で、行けないかも?と、次の日も仕事&夜もビックバンドジャズライブだったし。
が、チケット見たら、最前列じゃん。
でも行って良かった。
とても、よい芝居した。
キャストがね、それぞれ、誰を取ってもよく、リチャード3世のみが抜け出るのでなく、力の差もない役者たちが見応えありました。
まず吉田リチャードは、身体の不具を味方につくて、頭を巡らせ、人をある意味虜にして、味方につくる悪い(笑)魅力があるし。
憎い長男王を殺し、リチャードを憎む妻を自分の物にするわ、ジャマ物は、裏切り者の汚名を着せ、殺害命令だすわ、散々やりたい放題。
みな、恐怖政治に貸し付くしかない部下たち。
結局は、誰にも本当の味方は居なくなり、戦死する。
が、その過程がまあ凄まじい。
また、相対する、幼子2人(人形で、俳優たちが操るんですが、それも巧いの→この人数しかいないから、役替わりが大変)それも見事。
篠井英介さんは、髪型はあの欲望〜からの感じで、フランス王妃マーガレットの亡霊で、黒のボロの衣装がまさに恐ろしさをかもしだし、めちゃくちゃ上手い芝居だし→最前列でヨダレが出そうなくらい上手かった✨✨✨
で、人形の手や足までやるし(笑)
益子さん、よく舞台で見かけるベテラン女優さん、素晴らしい祖母、母役でした。
で、びっくりしたのはいままで脇役であまり目立たなかった中越典子さん、エリザベス
王妃と敵方のリーダー、リチャードとのやり合いが、半端ない、負けてない激しさで、見応えありました。
また、愛希れいかさん、最近はストレートも出ていて、芝居がとても良くなった感ありで、夫を殺され、リチャードの最初の妻にさせられる役は物悲しく、殺し屋としては、ナイスなスタイルでかっこ良かった。
ハムレットもそうだったが、最近のあちらの舞台の流行り。で、現代の服装だから、彼らがどんどん役代わり、浅野さんなんて、エリザベスの兄、殺し屋、神父と、舞台の袖から、すぐに出るのが、役作りとかしなくても、うまいんだなあ。
みなさんが、何役もやり、ほんとに素晴らしかったわ。
ただ、リチャード3世を知っているからこその面白さがあらはました。
演出が森新太郎さんだからか、これだけの俳優さんをよく集めたと思いました。
文学座の浅野さんはじめ、お初のタッパありの声のすてきな星智也さんも、声優さん?と思ったら、文学座の方だったわ。
そして、その中で若手ただ一人、エドモンド役のみの、赤澤遼太郎さん、良かったですよ。
あれだけの中に入り、劣ってないもの。
1回目くらい芝居を観たことあったのかな?
わからないわ。



吉田羊さんは、パルコ劇場では3度目かな?シェークスピアは(不確か)
今回は、史実?どおりに、背中が曲がり、左手も不自由な姿で、語りまくる。
あの体制では、かなり発声も大変なはずなのに、吉田羊さんのセリフは、声質も厚く、重い、迫力あるまさに、男の声のようでした。
とても良かったです。
3度の中で、これが一番良かったかも。
秋も同じ演出森新太郎さんだから、楽しみが増えました(東京芸劇)