こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

野沢ゆりこのプロフィールはこちら

 

 

 

どんな人に向けて活動しているの?

 

自己否定が強い

自分責め、罪悪感が強い

そんな人が過去はどうであれ、

「私っていいな」に変わるセラピー

を目指しています。

 

秋めいてきましたね。

そろそろ衣替えでしょうか?

 

 

まだ半そでは着るでしょうねえ

ちょっと秋物の服でも買おうかなという気分になりますね。


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恐怖支配サバイバーと仕事なぜ過剰に頑張ってしまうのか?

 

 

前回のブログでは、恐怖支配サバイバーの人の恋愛について書きました。

 

 

 

今日はシリーズとして、恐怖支配サバイバーと仕事について書きます。

 

ここでいう「サバイバー」とは、幼少期の虐待や恐怖による支配、ネグレクトなどの困難な体験を経ても、なお生き延びてきた方を指しています。


単なる「被害者」ではなく、「その状況を生き抜いた人」として尊厳を込めて用いています。

 

恐怖支配の記憶を抱えて職場に立つ

 

恐怖支配の家庭で育った人は、「常に監視され、罰せられるかもしれない」という緊張感を染み込ませながら大人になります。
その記憶は職場でも顔を出し、仕事との向き合い方に独特の傾向を生み出します。

 

私は、幼少期から父に「社会は厳しいんだぞ。お前なんか社会で通用しない」と脅されて育ちましたので、社会人になる時は、どのくらい世間から社会から、ひどい目にあうのだろう?と怖かったのを思い出します。。。

 

これぞ親の呪いで、実際は優しい人が多くて「あれ?」と思いましたが。。。

恐怖支配サバイバーは、恐怖が身体に沁み込んでいるわけです。

 

 

なぜ過剰にがんばってしまうのか

1. 成果で存在を証明しようとする

「できていないと存在を否定される」という過去の恐怖から、サバイバーは仕事で成果を出すことで自分の存在を保証しようとします。

  • 「失敗=見捨てられる」

  • 「成果=愛される資格」

という式が、無意識のうちに心の奥で働いています。

 

2. 上司や権威へのアンビバレンス

恐怖支配を経験した人は、権威的な存在に対して「従順」と「反発」という両極を行き来しやすい傾向があります。

  • 上司の顔色を過剰にうかがい、逆らえなくなる

  • あるいは、少しでも支配的に感じると強く反発する

どちらも「過去の支配の再演」として働きやすいのです。

 

3. 過労と自己犠牲

「断れない」「休めない」というパターンを持ちやすいのも特徴です。
境界を守ることが苦手なため、頼まれると全部引き受けてしまい、燃え尽きてしまうことも少なくありません。

 

4. 仲間との協働が難しいことも

恐怖支配の中では「信頼できる相手」という感覚が育ちにくいため、協働作業に苦手意識を持つこともあります。

  • 「相手に任せると裏切られるのでは?」

  • 「全部自分で抱えたほうが安心」

結果として孤立しやすくなることがあります。

 

 

矛盾ではなく「サバイバルの知恵」

これらの特徴は欠点ではなく、過去の環境で生き延びるために身につけたサバイバルの知恵です。

  • 過剰な努力は「否定されないための工夫」

  • 権威への揺れは「支配から守るためのセンサー」

  • 自己犠牲は「見捨てられないための戦略」

それぞれが、その人の命を守ってきたのです。

 

 

まとめ

  • 恐怖支配サバイバーは、職場で「過剰に頑張ってしまう」傾向を持ちやすい。

  • 成果で存在を証明しようとし、権威に対して従順と反発を揺れ動く。

  • 頼まれると断れず、燃え尽きやすい。

  • 信頼関係を築くことが難しく、孤立しやすい。

  • それらはすべて「サバイバルの知恵」であり、欠点ではない。

 

自分が「なぜこんなに仕事で疲れてしまうのか」を理解することは、自己責めから解放される第一歩になります。


私は仕事でまさに、自分の価値を証明しようとしました。そして、過剰に頑張っては燃え尽きるパターンを繰り返してきました。仕事が長続きしませんでした。

また、人が信用できないため、会社という集団が「緊張の場」でしかなかったです。

 

自分の幼少期を振り返り、人に対する思い込みや身に着けた防衛パターンを明らかにし、過去を癒すことで、仕事に対する感覚も少しずつ変わっていきます。

 

 

恐怖支配サバイバーの生きづらさについて恋愛、仕事のテーマで書いてきました。

これをシリーズにしてみようと思います。

 

恐怖支配サバイバーと子育て

恐怖支配サバイバーと友人関係

恐怖支配サバイバーと社会活動

恐怖支配サバイバーと自己実現

 

このようなテーマで書いていく予定です。

「自分責め」「恐怖支配サバイバー」は、私のテーマです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 


 

 

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