こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
野沢ゆりこのプロフィールはこちら
どんな人に向けて活動しているの？
自己否定が強い
自分責め、罪悪感が強い
そんな人が過去はどうであれ、
「私っていいな」に変わるセラピー
を目指しています。
リトリーブサイコセラピー協会のサービス、
電話カウンセリングを担当しております。
こちらもよろしくお願いいたします。
昨日は和姐さんの新刊発売記念講座、
「親の影響を解くには」が開催されました。
私はお手伝いを兼ねながら参加させていただきました。
とてもいい学びの一日になりました。
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セミナージプシー ～メンター探しの旅が終わらないあなたへ～
意識が高くて頑張り屋のあなた
あなたは、学びに熱心で、成長を求めて行動している人ですか？
そして、いくつものセミナーや講座に参加し、知識や手法、メソッドを吸収し続けている人ですか？
意識が高いことは、素晴らしいことです。
あなたのように「もっと良くなりたい」「人生を変えたい」と願う人がいるからこそ、世界は前に進んでいます。
でも、ふと、こんな感覚を抱いたことはありませんか？
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また別のセミナーに通っている。
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前の講師との関係がうまくいかなかった。
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理想のメンターを求めて、次々と探し続けている。
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それでも何かが、満たされない。
学びの「沼」にハマるとき
セミナージプシーという言葉には、どこか批判的なニュアンスが含まれていて、耳が痛いかもしれません。
でもこれは、あなたの「弱さ」を責める言葉ではありません。
むしろ、「まだ何かが足りない」と感じている内側の声に耳を傾けてみてほしいのです。
人は本当の意味で成長を始めるとき、自分自身と向き合う時間が必要になります。
知識や他人の教えを受け入れるだけではなく、「今の自分はどう在るのか」を静かに見つめる時間です。
その時間というのは、がむしゃらに頑張るのではなく、行動するのでもなく、
身体をゆるめて、立ち止まることだと私は思います。
なぜ人間関係が行き詰まるのか？
「いつも講師やメンターと衝突してしまう」
「毎回信頼していた人に幻滅する」
「気がついたら仲間と温度差を感じる」
こういった経験が繰り返されるとき、問題は相手の側だけにあるとは限りません。
そこには、「理想の親」「理想のリーダー」への投影があることが少なくありません。
あなたは、メンターに「自分を導いてくれる完璧な存在」を重ねてはいませんか？
そして、少しでもそのイメージとズレたときに、失望したり怒りを感じたりしていませんか？
これは無意識のうちに、「過去に満たされなかった何か」がメンターとの関係に現れているのかもしれません。
外ではなく、内に向かう
知識やスキルは外から得られますが、「自分との関係性」は内側でしか育ちません。
今、次のセミナーに申し込むその前に立ち止まってみてください。
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私は何を得たくて、学び続けているのか？
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誰に認めてもらいたくて、今ここにいるのか？
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どんな関係を、無意識に繰り返しているのか？
そう問いかけることは、ある意味で、これまでとは違う「深い学びの入り口」なのかもしれません。
本当に必要なのは「誰か」ではなく「自分との信頼関係」
あなたが探し求めてきた理想のメンターとは、本当は「あなたの中にいる、可能性に満ちたあなた自身」かもしれません。
自分自身との関係を深めることで、他者との関係も変わっていきます。
どこかに理想を求め続ける旅→今ここにいる自分を育てる旅へ
方向性を変えることです。
知識の取り入れ過ぎは混乱を招く。大切なのは統合。
人は、自分が信じたいものを信じたいように信じます。
それ自体は自然なことですが、もしあなたが「いつまでも満たされない」「何かが噛み合わない」と感じているなら、それは知識が増えすぎて、心が混乱しているサインかもしれません。
心理学、スピリチュアル、コーチング、ビジネス思考など、それぞれ異なる哲学や前提に基づいています。
それらを意識せずに混ぜて取り入れると、方向性の異なるアプローチが頭の中でぶつかり合い、内的混乱を起こします。
自己理解や内省が不十分な状態で知識だけを得てしまうと、それを消化・吸収できず、逆に自信を失ったり、依存的になったりします。
あれもこれもと知識をかじるほど、混乱し、真実は遠のいてしまいます。
本当の答えは、「どこかにある」ものではなく、あなたの中に「統合されていく」ものなのです。
残念ながら手っ取り早い正解や答え、完璧な正解、答えはありません。
正解は外側に求め続ける限り無数に存在します。
答えも同様です。
ですが自分の中から生まれた正解、答えとは、
外側から得た知識を咀嚼する→自己対話する→統合していく
このようにして時間をかけて、時に痛みを伴いながら練り出すものだと私は思います。なので、簡単には揺らぐことはないのです。
セミナージプシーのあなたが、この旅を終わりにしたいのなら、
早急に安心したかった
早急に答えが欲しかった
早急に誰かにすがりたかった
メンターに理想の親を投影していた
メンターに誰よりも自分を大事にして欲しかった
メンターに一番に愛して欲しかった
そんな自分を受け入れていくことだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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