こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
野沢ゆりこのプロフィールはこちら
どんな人に向けて活動しているの?
自己否定が強い
自分責め、罪悪感が強い
そんな人が過去はどうであれ、
「私っていいな」に変わるセラピー
を目指しています。
リトリーブサイコセラピー協会のサービス、
電話カウンセリングを担当しております。
こちらもよろしくお願いいたします。
週末の金曜日ですね。
いかがお過ごしでしょうか?
昨日は朗読の先生から、私が習い始めて今月が節目の年にあたるということで、
思わぬプレゼントをいただきました。やった~!!
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反抗期がありましたか?親からの「自立の練習」が出来なかったあなたへ
■ 「いい子だったよね」って、褒め言葉だと思ってた
「あなたは小さい頃から手がかからなかったね」
「反抗期もなくて本当に育てやすい子だった」
そんなふうに言われると、
子どもの頃の私は、「我ながら大人っぽい子だな~」なんて思っていた。
それが大問題だとは、夢にも思っていなかったのです。
でもだいぶ大人になった今、ふと、こう思うのです。
本当は、反抗する自由が微塵もなかったのだと。
そして、あの時、自立する機会を逃したのだと。
■ 反抗期は、心の「自立練習」
反抗期とは、ただ親に逆らう時期ではありません。
それは、自我が芽生え、「私は私でいたい」という自然な衝動が出てくる時期です。
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「それは違うと思う」
-
「私はこうしたい」
-
「放っておいてほしい」
そうやってぶつかる中で、子どもは自分の感情や意見を確かめていきます。
そして、親と自分は別の存在だという感覚をつかんでいくのです。
いわば自立のための儀式のようなもの。とても大切なプロセスです。
親とたくさんぶつかって、けんかして、この儀式を通過することで、親から自立していけるのです。
■ 反抗できなかったのは「優等生だったから」じゃない
反抗期がなかった人は、こんなふうに思われがちです。
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真面目だったんだね
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しっかりしてたんだね
-
親思いのいい子だったんだね
でも実際には、こんな思いが胸の奥にあることもあります。
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自分を自由に表現して、怒られるのが怖すぎた
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自分を主張することで、家の空気を壊したくなかった
-
親と違う意見をいうことで、親に嫌われたくなかった
-
自分のやりたいようにすることで、親の期待を裏切るのが苦しかった
反抗しなかったのではなく、
反抗「できなかった」──それが本当の理由かもしれません。
■ 反抗期がなかった人が抱えやすい「心のクセ」
大人になってからも、こんな傾向が残りやすくなります。
自分の本音がわからない
ずっと誰かの期待に応えてきたため、
「私はどうしたい?」と聞かれても、答えが出てこない。
NOが言えない
拒否したら見捨てられるかもしれない。
そう思うと、自分の境界線を出せなくなってしまう。
自分を責めやすい
少しでも人の期待に応えられないと、「私が悪い」とすぐに自分を責めてしまう。
怒りの感情を出せない
本当は悲しいのに、怒っていいはずなのに、それができない。
感情を出すことが「悪いこと」のように感じてしまう。
■ 「あのとき言えなかったこと」が今も心を縛っている
反抗期を経ていない人の心には、
「言いたかったけど言えなかった言葉」がそのまま残っていることがあります。
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「そんなに言われたら、苦しかった」
-
「私は私の考えを持ってる」
-
「もう少し、自由にさせてほしかった」
それを飲み込んで生き延びてきたからこそ、
今のあなたがある──その頑張りは、何よりも尊いことです。
でも、心のどこかで、今でも誰かの期待に縛られているとしたら。
その「頑張るしかなかった私」を、そっと抱きしめてあげてほしいのです。
■ 回復のはじまりは、「自分の声に耳をすませること」
反抗期がなかったあなたが、今からでもできることがあります。
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「私は本当はどう感じている?」
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「これ、本当は嫌だったかも」
-
「あのとき我慢していた私、どんな気持ちだった?」
そうやって、あのときの「声を失った自分」に会いにいくことから、癒しは始まります。
■ 今からでも、あなたの「自分らしさ」は育てられる
反抗期は、年齢ではなく「心の発達段階」です。
大人になってからでも、自分の気持ちに正直になることはできます。
あなたの中には、ずっと静かに待っていた「本当の自分」がいるかもしれません。
今こそ、その子の声に、耳を傾けてみてください。
「もう我慢しなくていいよ」
「あなたがどう思ってるか、ちゃんと知りたい」
そう声をかけてあげることが、
あなたが自分の人生を生きる一歩になるかもしれません。
セラピーは、出来なかった反抗期を再現する場でもあります。
これまでずっと親に我慢して言えなかったことを言うことで、感情の解放が起きます。
ですが、今でも親に依存していたい気持ちが強いと、セラピーを受けてもなかなか変わることが出来ません。これは無意識なので、自覚していないことが多いのですが。
本当はあの時、愛されたかった。
本当はあの時、守って欲しかった。
当時の親への未練、恨み、未完了の感情が癒されていないのだと思います。
もう、親は年老いていて、当時のことを覚えていないかもしれません。
どんなに望んでも、欲しいものをくれる親ではないかもしれません。
だからこそ、
自分がこれからどう生きていきたいか?自分が自分をどう扱っていきたいか?
自分への問いかけと自分への姿勢が大切なのです。
それが、親からの自立なのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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