こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

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どんな人に向けて活動しているの?

 

自己否定が強い

自分責め、罪悪感が強い

そんな人が過去はどうであれ、

「私っていいな」に変わるセラピー

を目指しています。

 

 

 

リトリーブサイコセラピー協会のサービス、

電話カウンセリングを担当しております。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

前髪が伸びて鬱陶しいので、

自分でハサミハサミでカットしたら、目の前が軽くなりましたビックリマーク

 

 

前が見やすい、目目が開けやすい

ほんの数ミリでこんなに違うとは・・・

 

 

美容師さんには迷惑みたいですがキョロキョロ

「プロは絶対にこんな切り方はしません」と言われたことがダッシュ

 

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最初に宣伝です。

お申込みありがとうございます。

残席1になりましたラブ飛び出すハート

 

 

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怒りを原動力にするのはおすすめしません

 

 

感情」について色々な視点から書いてきました。

今日は、「怒り」について書きます。

 

 

「あの人に負けたくない」

「見返してやりたい」

 

 

そんな気持ちが自分を動かしているなら、

少し立ち止まって考えてみて下さい。

 

 

怒りは確かに大きなエネルギーです。

一時的には突破力や集中力を与えてくれるかもしれません。

 

 

でも、それを原動力として生き続けると、

心も身体も、人間関係も、静かに蝕まれていくことがあります。

 

 

ちなみに、怒りを感じ続けていると、

脳と身体はずっと「危険状態」「臨戦状態」にあると認識します。

 

 

この時分泌されるストレスホルモン(コルチゾール)が

長く続くと、睡眠の質や免疫力、消化機能にも、

影響を与えることがあります。

 

 

怒りは「壊す力」にはなるけれど、「育てる力」にはなりにくい

 

怒りの火に、ふっと水をかけられたように、

「あれ?こんなに燃やさなくてもよかったかも」

気づく瞬間があるかもしれません。

 

 

怒りには、自分の境界を守る力があります。

 

 

理不尽なことに対して「許せない」と感じた時、

人は声を上げ、行動し、現状を変えようとする力が湧いてきます。

 

 

けれど、その力は本質的には「壊す」ことに向いています。

 

 

・押し付けられた価値観を壊す

・抑圧してきた関係を切る

・自分を守るために、周囲を遠ざける

 

 

怒りは、壊し、切り離し、拒絶することで、

自分を守ろうとするエネルギーです。ですが、一方で、

 

 

「育てる」

「築く」

「信頼する」

 

 

といった繊細で継続的な営みには、怒りは不向きなのです。

それらは人間関係にとても大切なものですよね?

 

 

怒りが原動力であることの見えにくい弊害

 

 

 

感情の偏りが起きる

 

怒りを感じ続けていると、他の感情、悲しみ、寂しさ、安心、喜び、弱さが見えにくくなる。

「怒りだけが自分らしさ」になってしまうと、人生の色味が単調になり、

やがては空しさを感じることもある。

 

 

人との関係がぎこちなくなる

 

怒りを出していないつもりでも、周囲はその熱や硬さを感じ取る。

防衛的な雰囲気や刺々しさは、知らず知らずのうちに人との距離を生み、

誤解や孤立を深めることがある。

 

 

自分を追い詰めてしまう

 

「怒っていないと頑張れない」「怒りがあるから立っていられる」

そう思ってしまうと、怒りが消えた瞬間、自分も壊れてしまうような怖さを感じるかもしれない。

 

 

 

親に対する怒りというテーマ

 

 

セラピーに来られる方の多くは、

親に傷つけられた過去を抱えています。

 

 

否定されたり、

コントロールされたり、

愛された感覚が持てなかったり、

 

 

そんな親への怒りが、

「私を否定した親に負けたくない」という

エネルギーに変わることは、自然な反応ともいえます。

 

 

でも、もし今もその怒りが燃え続けていて、

自分の人生の方向や選択を決める中心に怒りがあるならば、

 

 

それはもしかすると、

「親の影響から抜け出せていない」

という別のかたちなのかもしれません。

 

 

ハッキリ言うとそれは、親に対する依存であり、執着です。

 

 

怒りで立ち上がったあなたは、もう既に強いのだと思います。

 

 

だからこそ、これからの人生は、

怒りではなく、自分の願いを中心に据えてもいいと私は思います。

 

 

怒りは悪者ではない

 

ここで大切なのは「怒りを抑える」ことでもなく、

「怒りを早く手放せばいい」ということでもありません。

 

 

怒りは、自分を守ってきた大切な感情で、

決して悪者ではありません。

 

 

今も怒りを感じているということは、

それだけたくさん傷ついたということです。

 

 

だからこそ、それを原動力にし続けるのではなく、

メッセージとして受け取ってほしいのです。

 

 

怒りの奥には、何があるのか?

本当は、どうして欲しかったのか?

何に傷ついていたのか?

どんな願いがかなわなかったのか?

 

 

その感情の底にある、本当の気持ちに触れたとき、

怒りは、あなたの中で静かにかたちを変えていきます。

 

 

それは、怒りに支配されない生き方への第一歩になります。

そして親からの自立への一歩でもあります。

 

 

怒りがあったから守れた。でもこれから先は選び直せる

 

 

怒りがあったからこそ、守れたこともあったと思います。

怒りで自分を動かし、今日まで生きてきました。

 

 

でも、これから先は、もっと軽やかで、

自分自身の意思で進める生き方も選べるのです。

 

 

怒りではなく、

自分の「願い」や「喜び」や「本当にやりたいこと」に、

少しずつエネルギーを向けてみる。

 

 

その変化は、穏やかだけれど、

とても力強いものになります。

 

 

もし今、怒りの炎に少し疲れを感じているなら、

「もう燃やさなくても、大丈夫かもしれない」

そんなメッセージかもしれませんね。

 

 

怒りの問題を抱えて苦しい方は、

セラピーやカウンセリングが力になれると思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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