こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って

根本解決のお手伝いをしています。

 

 

プロフィールはこちら

 

 

2024年3月より

リトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリング

担当しております。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

いよいよオリンピックが始まりますね飛び出すハート

さっそく今日から男子バレー&バスケです!

 

 

_________________

 

 

 

リトリーブサイコセラピー協会HPのコラムを担当させていただきました。

 

 

 

今日は、イソップ童話「犬と肉」 

欲張る人は○○な人 というテーマで書きます。

 

 

参考図書は加藤諦三先生の著書です。

自分の受けいれ方

PHP研究所

 

 

イソップ童話「犬と肉」のあらすじ

 

犬と肉

 

ある犬が、肉をくわえたまま橋を渡っていた。ふと下を見ると、見知らぬ犬が肉をくわえてこちらを見ている。

犬はその肉が欲しくなり、脅すために吠えた。すると、くわえていた肉が川に落ちて流されてしまった。もう一匹の犬は、水面に写った自分自身の姿だったのである。

 

Wikipediaより

 

 

 

この童話の教訓は、欲張ると元も子もなくす。

Wikipediaにはそう書いてあります。

 

 

元も子もないってよく使いますが、

どういう意味なのかこれも調べてみました。

 

元も子もないとは?

 

本来の意義や当初の目的などが失われるだけでなく、失う必要のないものまで予期せず失われること。

この場合「元手」となる元金のことを指し、

「子」は利子のことを指す。

 

実用日本語表現辞典より

 

 

「欲張る物は全てを失ってしまう」という教訓を含んだ物語なのです。

ではなぜそんなに犬は(人間も)欲張るのか?ですが、

 

加藤諦三先生の心理的考察は深いです。

 

P7~

 

この物語で大切なところは「なぜ肉をくわえて「ワン」と吠えたか?ということである。

 

 それは犬が今「自分がくわえている肉が好きではないから」である。

吠えたのは川に映った肉が欲しいという欲だけではない。

肉を好きではないのに肉をくわえて、にもかかわらず「自分は肉をくわえている」という意識もなく、ただ習性で吠えてしまったのである。

くわえている肉が好きなら犬は吠えない。

 

 つまり、色々なものを欲しがる欲深い人は、本当に好きなものがないということである。

また自分を知らない人は、何も好きなものがなかったということである。

 

 

私は何と深い考察かと感動しました。

 

犬は自分がくわえている肉がそもそも好きではなかった。

自分が肉をくわえているという意識もあいまいだった。

水面に写った犬の肉の方がいいじゃんと思った。

(それは自分なのだけども。おバカさん)

ただ習性で吠えてしまった。

気づいたら手元には何も残っていなかった。。。

 

 

これを人間に例えてみると、

 

 

何となく生きている人がいる

面白くもなく楽しくもなくただ生きている

その人は自分がわからない

その人には好きなものがわからない

だからその時その時に流行るものに飛びついた

あの人みたいになりたいな~ってその人を真似た

流行に飛びついては飽きて捨てる、やめる

真似て色々買っては飽きて捨てる、やめる

そうしているうちに、

手元には何も残っていなかった

気づいたら歳だけ取っていた

 

 

実は私もこんな半生を送ってました。

だから身につまされるのです。

 

 

もっともっとってガツガツしてました

欲しい欲しいって頑張っていました

買いたい買いたいって無駄使いしていました

あの人みたいになりたいって対象はコロコロ変わっていました。

 

 

そうすれば今の自分じゃない素敵な自分になれるかも!

そうすればするほど

時間だけ経って

何も得られない

それどころか

ますます自分がわからなくなったのです。

 

 

欲張る人は自分がわからない人である

欲張る人は本当に好きなものがない人である

欲張れば欲張る程自分を見失っていく

ということです。

 

 

加藤先生が仰るように、

 

 

本当に好きなものがある人は、

自分にはコレっていうものがある人は、

簡単に手放したりしません。

つかんだその手を(犬だから口を)離しません。

他人のものを羨んだりもしません。

 

 

イソップ物語って人生の教訓ですね。

この考察は著書「自分のうけ入れ方」のまえがきに書かれています。

 

 

そんな自分を受け入れる

それが生き方を変えるスタートになるとあります。

私もそう思います。

 

 

こちらのブログも読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

リトリーブサイコセラピーを作った人&セラピーの師である、

和姐さんの3冊目になります新刊本が、

青春出版社より4月16日に発売になりましたキラキラ

4刷重版決定だそうです飛び出すハート

おめでとうございますクラッカークラッカークラッカー

 

 

 

リトリーブサイコセラピーとは?

下矢印

 

 

心理セラピーとは?

下矢印

 

 

 

和姐さんの書籍です。

ワークもついてておススメです。

下矢印

新刊発売「自分を縛る禁止令を解く方法」 | 株式会社ユアエクセレンス(リトリーブサイコセラピー) (yourexcellence.jp)

 

 

 

インナーチャイルドワークのCD、音源データも発売中です。

和姐さんの音声の誘導でインナーチャイルドと繋がってみては?

下矢印

https://www.yourexcellence.jp/shop/inner-childcd/

 


東京基礎コース23期7月13日スタートしました!