こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。

 

 

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2024年3月よりリトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリング

担当しております。こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

今年の梅雨入りは遅いようですね。今日は蒸し暑いですね?

いかがお過ごしですか?

 

 

じめじめしていて体調を崩しやすい季節ですが、

何とか乗り切りたいですね。

 

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今日は、脳みそについて シリーズで書いていますが、

2回目の今日のテーマは、脳と感情のおはなし です。

 

 

昨日のブログは、人気記事36位にランクインしました。

ありがとうございますラブ飛び出すハート

 

 

 

参考図書はこちらの本です。

メンタル脳

 

 

アンデシュ・ハンセン 著

マッツ・ヴェンブラート 著

久山葉子 訳

 

 

著者はベストセラーになった「スマホ脳」を書かれた精神科医です。

この本は中・高校生に向けて書かれたそうです。

 

 

ですが、いい大人が読んでもとてもわかりやすいです。

字も大きくて読みやすいのが嬉しいです。

 

 

こんな本を私も高校生の時に読みたかったなと思います。

今の中高生は誰もがスマホを持ち、SNSでキラキラした投稿を見ては、

 

 

悔しがったり、羨んだり、いつも誰かと自分を比べていることでしょう。

情報過多ですし昨今ではうつや不眠を訴える若者が多いので、

 

 

脳に興味を持ってもらえたらいいなあと思って書いたそうです。

わたくし、まんまと興味を持ちました。

 

 

脳科学脳みそというと難しそうですがメンタルケアイエローハートの観点から、

脳みその特性について書いていこうと思います。

 

 

今日は第2章から抜粋しております!

 

 

感情はどうやって生まれる?

 

 

 側頭葉の奥深くに、脳の中でも最高の機能を持つ「島皮質」があります。

そしてここが「外界からの情報」「身体の中から受け取る情報」が出会う場所と考えられています。

 

外と中の世界が溶け合い、感情が生まれるのです。

 

感情というのは「自分の周りで起きていることへの反応」だと思うかもしれませんが、そうではありません。

 

感情は周囲の情報と身体の中の情報を、脳が「説明」し「まとめた」ものなのです。

 

 

 

 

①「外界からの情報」とは、

 

目、耳、口、鼻からの電気シグナル→映像、音、味、匂いの情報

肌の感覚細胞→温度、感触の情報

平衡感覚→身体の体勢(立っている、横になっている、斜めになっている)情報

 

 

②「身体の中から受け取る情報」とは、

 

体の内部→脈、呼吸

これまでの経験・記憶

 

①「外界からの情報」+②「身体の中から受け取る情報」

脳みそが「説明」して「まとめる」

「正しい行動」に出るための「感情」になる

 

 

 

 

 

 

(狩猟採集民だった大昔の設定で)

やしの木に登って果物りんごを取るか否か?

 

 

脳みそは、メリットとデメリット、成功の可能性と危険性を比べて、

どんな感情をわかせるか決める

危険は小さいと判断・・・「自分は強い!」アップ

危険の方が大きいと判断・・・「自分などちっぽけで弱い存在だ」ダウン

 

 

 

 

人生は選択の連続だが、

 

重要な選択には、メリット、デメリットを比較し、論理的によく考えて選択しているが、

取るにとらない小さな選択には「直感」が使われる

それは、命に関わらないことで迷わないためである。

 

 

P42~

 

人生というのは選択の連続です。どの学校を選ぶか、恋人と別れるかどうかといった重要な選択もあれば、トイレットペーパーをどこで破るかなど気づかないほど小さな選択もあります。

また、選択していることはわかってはいても、なぜそちらを選んだのかを脳が教えてくれない場合もあります。


 パーティーに来ていくドレスを買いに行って、気に入ったものが2着あったとしましょう。

脳はそれを着てパーティーに行くとどんな感じになるか素早くシミュレーションします。

その2着は論理的に考えて選んだものですが、どちらにするかは感情があなたの背中を押すのです。

 

 よく「直感で選んだ」と言いますが、理由を説明することはできなくても「絶対にこっちじゃなきゃだめだ」と感じることがあります。

 

なせ脳がそうさせるかというと、命に直接関わらないようなことで迷いに迷ってしまわないようにです。

 

 

 

有名な実験で、脳の障害で感情をつくれなくなった男性の前にペンを2本置き、どちらか一本選ぶように指示したというものがあります。

その男性はどうしても選ぶことが出来ませんでした。

 

この実験からわかること

論理的に「どちらがよい」とは決められない時は感情が決めてくれている

 

 

 

いかがですか?

感情はどうやって生まれるのか?

この本の説明はわかりやすいと思いませんか?

 

 

感情って、「自分の周囲で起きていることへの反応」だと思っていましたが、

体の全感覚からの情報と過去の記憶や経験が合わさったものなのですね。

 

 

それも全ては「正しい選択」をして「生きのびる為」なのです。

 

 

そして実験にもあったように、取るにとらないような選択にも、感情が使われている「直感で選んだ」ってどーゆーことなのかわかりました。

 

 

これも命に関わらないことで迷ってしまわないように、

重要な選択の時のために取って置くためなんですね。

 

 

またつづきを書きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

リトリーブサイコセラピーを作った人&セラピーの師である、

和姐さんの3冊目になります新刊本が、

青春出版社より4月16日に発売になりましたキラキラ

早くも3刷重版決定だそうです飛び出すハート

おめでとうございますクラッカークラッカークラッカー

 

 

 

リトリーブサイコセラピーとは?

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心理セラピーとは?

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和姐さんの書籍です。

ワークもついてておススメです。

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