こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、
リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。
野沢ゆりこのプロフィールはこちら
2024年３月よりリトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリングも担当しております。こちらもよろしくお願いいたします。
朝から雨の月曜日、少し肌寒いです。
いかがお過ごしですか？
昨日は珍しく夫も私も予定のない、ぽっかりできた暇な日曜でした。
それでドライブでもしようということになり、
車で家具を見に行きました。
ちょっとどこかでお茶でもしようと何の気なしに入ったカフェで、
「お客様ご予約はされていますか？今からですと53組目のご案内になりますが、
よろしいですか？」と店員さんに言われ、えー
そんなには待てないのでやめました。
超有名店で気合を入れて来る店だったみたい
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今日は、弱い者に八つ当たりする人【置き換え】
というテーマで書きます。
昨日のブログでは「自分責め」をする人によくある【反転】について
書きました。人気記事にランクインしました
ありがとうございます
【反転】とは本来向けるべき怒りを自分に向けて
相手にしたかったことを自分にすること
自分を傷つけることを差します。
【反転】と逆の行為が【置き換え】です。
置き換えとは
防衛機制の一つで、
自分が人から攻撃されたり否定された場合などに、相手に対する恐怖から表現できない感情「怒り」などを抑圧してしまうために、無意識に自分よりも弱い無抵抗な人に向けて、攻撃したり、ストレス解消して癒そうとすること。
怒りの置き換えの例
職場で上司に怒られた父親が、帰宅後にその鬱憤を妻に向かって発散する。
（先日の出来事を蒸し返して文句を言う。
↓
妻は、子供に向かって鬱憤を発散する
（些細なことで怒る）
↓
子供は、飼い犬に向けて憂さを晴らす。
このように怒りの置き換えは簡単にいうと八つ当たりです。
怒りは自分より弱い者へ向けられます。
そして無意識に行われるので自分では気づかないのです。
【反転】が自分責めなのに対して【置き換え】は他人責めです。
↑の例でいうと
怒りは父が解決するべき問題で、妻には全く関係がないのです。
この家の弱者である子供も犬もたまったものではありませんよね。
このような「怒りの置き換え」はよく見られます。
社会的弱者やマイノリティへの嫌がらせは、本来は嫌がらせをする側の
怒りの問題であったりします。
子供を虐待したり虐めたりする親も、
親自身の怒りの問題を子供を使ってストレス発散している場合が多いのです。
親に理不尽に怒りを向けられて虐待された子供は
本当に迷惑なのです。
反転の場合は自分を責めるようになり、
（親が虐待するのは自分が悪いからだ）
置き換えの場合は自分よりも弱い者をいじめる側になるのです。
虐められ傷ついた心を他者を使って癒そうとするのです。
虐待が連鎖する理由はここにあります。
学校のいじめの問題にもこの置き換えが起きていると思われます。
「いじめはよくありません」
「いじめをやめましょう」
そのような表面上の言葉だけではいじめがなくならないのは、
いじめる側の心の問題に目を向けないからだ、深堀りしないからだ
と和姐さんも仰っていますが本当にそうだと思います。
（いじめられる側にも問題はありますよ）
このような【置き換え】だけでなく対人援助職の人が（そうでなくても）
心理を学ぶのって大切だと思います。
知らず知らずのうちに大切な人を傷つけてしまう前に
無意識で大好きな人との関係を壊してしまう前に
自分で怒りの問題に向き合うことが大切です。
人を責めていたら一瞬はスッキリするかもしれませんが
根本解決ではありません。
これを続けていくと、
人に嫌われ恨まれて孤独になると思います。
無意識を意識化するって大切！
和姐さんの3冊目になります新刊本が4月16日に発売になりました
【置き換え】【反転】についてもわかりやすく書かれています。
心理を学ぶのにおススメです。
リトリーブサイコセラピーのコラムを書かせていただきました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
リトリーブサイコセラピーとは？
心理セラピーとは？
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