こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。

 

 

 

水原一平賭博問題、ショックです。。

大谷翔平さんと二人三脚で、その絆は固くて知的で紳士で、

 

 

あんな素敵な男性が、実はギャンブル依存症だった、すごい金額に膨れ上がっていた

それを大谷翔平さんがどうしたの?知っていたの?肩代わりしたの?違うの?

 

 

 

そのことが大谷翔平さんの選手生命に関わってくるかもしれない問題に発展し、

これってアメリカの日本人に対する差別感情も絡んでいるのか?って考えたり

 

 

真実がまだ明らかになっていないのがもどかしいですが、

依存症の問題、アメリカ野球界の問題、アメリカ社会の問題、これからの大谷翔平さんの問題

 

 

どうなっていくのでしょう。ショックです。。。

 

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前回のブログが人気記事にランクインしました。

たまたま依存症について書いた記事がタイムリーだったのですね。

 

 

 

 

 

今日は 依存症になりやすい人 というテーマで書きます。

 

参考図書はこちらです。

 

依存症

溺れる心の不思議

国立療養所栗原病院

白川教人・長尾博司

河出書房新社(1999年6月1日初版)

 

 

著者はアルコール依存症や薬物依存症の治療に当たっていらっしゃる専門家であり医師です。

ハッキリとは断言はできないものの、数々の臨床経験のなかで感じたいくつかの傾向として

 

 

依存症になりやすい7つのタイプをあげていらっしゃいます。

 

 

読んでとてもわかりやすかったのでシェアしたいと思います。

 

本書P156より抜粋してまとめてみました。

         

1.ストレス処理の下手な人

2.こだわりの強い人、強迫性のある人

3.薬に頼りすぎる人

4.プライドだけが高い人

  ナルシスチィックな人

5.うつ傾向を持っている人

6.甘えの強い人 

7.共依存傾向を持つ人とその家族

 

1つずつ説明すると、

 

 

1.ストレス処理の下手な人

 

依存症になるまでに多量のお酒を飲んできた理由に、仕事量の増加、昇進、仕事上のトラブルをあげる人がいる。

ストレスを感じて心穏やかでいられなくなった時、ストレス処理法として飲酒を選ぶ傾向がある。

このような人はお酒を飲む以外にストレス処理法がない場合が多い。

 

 

2.こだわりの強い人、強迫性のある人

 

お酒を飲んでいる時はお酒にこだわり、いざ入院という話が出ると、片づけなきゃいけない仕事があるといって仕事にこだわる。入院当初は、自分の体の回復にこだわる、とくに血液のデータの動きにはひじょうにこだわりを示す。医師の言葉尻にこだわる。

このように何かにこだわる人は、依存症に陥りやすい。

 

 

3.薬に頼りすぎる人

 

依存症の人は、いろんなドリンク剤を飲んだり、ほかの病院から多量に睡眠薬、抗不安薬をもらい、服薬して来た人が多い。

依存症の人たちは、約8割に不眠がある。しかも酒をやめ始めたころの不眠は強烈なものなので、当然服薬が必要である。しかし、その不眠は離脱症状であるために、1か月もすると3割に減っていく。その9割方が睡眠薬の服用もいらない状況に改善するのである。

通常は順調に薬が減らせていくのだが、減らしはじめに妙な抵抗を示す傾向がある。とくに錠数へのこだわりはすさまじい。

このような薬に囚われやすい人はアルコール依存症が治っても薬にこだわって薬物依存に移行しやすい。

 

 

4.プライドだけ高い人、ナルシスチィックな人

 

アルコール依存症の治療をしていても、自分の勤めている会社や職業の地位、出た学校、家柄などにこだわってなかなか治療が進まない人がいる。

これは他の依存症の場合も同様である。自分の祖父は○○家の出で、親戚に参議院の△△がいて、だから自分を他の人と区別して(特別に)扱ってほしいというような要求をしてくる。なかなか自分の依存の問題にいきつかないのである。このプライドだけが強いとまったく治療にならないこともある。

このプライドの高さは自己愛、ナルシシズムというものではなかろうか。

自分の状況にみほれる自己陶酔の状態といえる。

それほどの地位、人物でもないのにそれにしがみつく。自分の精神状態を安定させるために自分の状況を誇張してとらえるのである。

 

 

5.うつ傾向を持っている人

 

依存症の中には、やや抑うつ的で、いまひとつ活気がないが、几帳面で神経質な傾向のある人がいる。5人に1人ぐらいの割合だろうか。

こういう人たちは、社会で非常に重宝がられる。几帳面で神経質という点からこまやかでよい仕事をするからであろう。

しかし、依存という面からみると、一つのことにたいする几帳面さは、とらわれにつながり、やがて依存に繋がっていく。

こういう人たちが依存に陥ったときに、うつ状態になったり、うつ病になったりする。こういう状態になるとどうしてもマイナス思考をする。

依存状態がよけいにそれに拍車をかける。

ときには被害的になる。ときには自暴自棄になり自殺を図ることもある。

このような傾向がある人は依存症に陥りやすい。

 

 

6.甘えの強い人

 

甘えん坊で自己中心的、身勝手な反面非常に寂しがり屋な人。

社交的な一面もあり、子供っぽくて陽気なので年上からは可愛がられやすいのである。

人に対しては自分を理解してほしいと要求するが、人の要求は受け入れない。自分の気に入ったことはするが、気に入らぬことはしないという身勝手なところがある。とくに母親に対する甘えの気持ちを持ち、人間関係も、甘えさせてくれる母親との関係に似たものを選ぶ。

このような傾向は共依存の典型的な関係にも陥りやすく、依存症にも陥りやすい。

 

 

7.共依存傾向を持つ人とその家族

 

アルコール依存症の人たち、他の依存症を持つ人たちの家族は一見すると、家族の関係が緊密で、協力関係が強いように見えてしまう。特に夫婦間、親子間である。しかし、その関係は非常に強く、病的な密着状態にある。

 

世話を焼く人・焼かれる人

頼られる人・頼る人

 

この関係が強固なものになっていき、

自分を頼りにさせることで相手を自分の意のままにしようとする人

人を頼る事でその人をコントロールする人

 

この関係が相互に入り乱れる関係、

お互いがお互いを頼り合い、束縛し合う関係になる

 

これを「共依存関係」という

このような関係性が依存症からの回復を妨げることになる。

 

また、「共依存関係」の夫婦の中で育つ子供は、

夫婦のコントロールの仕方を知らず知らずのうちに身に着けてしまう。

男性は依存症になりやくなる。

女性は依存症の男性を夫に選びやすくなる。

 

 

この本を読みながら水原一平氏のことをまた考えていました。

彼はどんなストレスを抱えて依存症になったのか?と

 

 

この本を読んで感じたことは私も何らかの依存症になる可能性はバリバリあるということ。

いろいろとあてはまってますよ。

 

 

ストレスがなくなることはないのですから

依存症にならないためには、

 

 

ストレスと上手くつきあっていくこと

 

 

自分が何にストレスを感じているのかを知ること

ストレスを感じている自分を否定したり罵倒したりしないで労わること

 

 

「健全な依存対象を複数持つ」ことだと思います。

 

 

お酒やギャンブル、ゲームなどの

手っ取り早いものは依存症になりやすいのです。

 

 

例えば、運動や趣味など、

最初は難しいけど時間をかけて練習することで少しずつ上手なるもので、

自分が楽しいなあ、好きだなと思えるもの

 

 

(人から勧められたものではなく、自分が選んだものがいいと思います)

 

 

私がストレスを忘れさせてくれるものは?というと、

ズンバ、ヨガ、水泳、映画、読書、美術、朗読、好きな人たちとの食事、料理など

 

 

あ、それから孫ちゃんの存在でした。。。歩く

 

 

それと人とどんな繋がり方をしたいのか?自分に問うこと

 

 

生きている限り人間関係は続きます。

苦しい人間関係ならば見直していくことです。

 

 

そして自分を知ることです。

自分の欠乏感、無価値感、孤独感があるならばそこに向き合うことです。

 

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

 


 

 

リトリーブサイコセラピーとは?

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心理セラピーとは?

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