こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、
リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って根本解決のお手伝いをしています。
今日は昨日から気温が10度近く下がり寒いうえに強風
体が縮みあがる寒さでした
おまけにうちの前の高い木にどこからか飛んで来たビニール袋が引っかかって、
ゴソゴソ、ゴワゴワとうるさい音をたてています。。。
あれは自力では取れない。。。
あんなに大きなビニール袋が一体どこから飛んできたの~
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今日は、依存症の形成過程について書きます。
簡単に言うと、人はどのように依存症になっていくのか?ということです。
こちらの本から引用させていただきました。
↓
依存症 溺れる心の不思議
酒、薬、ギャンブル、買い物はなぜやめられないのか
白川教人 長尾博司(国立療養所久里浜病院)
河出書房新社
依存の形成過程
「報酬効果」
↓
「反復作用」
↓
「精神依存」
↓
「耐性」
↓
「離脱症状」
↓
「反復使用」
お酒を例にとって説明すると、
報酬効果
会社で嫌なことがあった。落ち込んでいてとりあえず寝ようとするが、嫌な気持が次々の押し寄せてきてなかなか寝付けない。
そこで、冷蔵庫を開けたらビールがあった。
それを飲んだら気分がほぐれてきてさっきまでの嫌な気分が全部消えた。そしてよく眠れたではないか。
ああ、嫌な気分もお酒を飲めば消える。
お酒を飲めばぐっすり眠れる。
お酒に救われた。
反復作用
寝る前には必ず飲む。最初は1本だったのが、2本、3本になる。
寝る前だけでなく、食後もなどお酒を飲むことが習慣化する。
お酒を飲む機会を増やす。
これらの行動が繰り返される
精神依存
↑の反復使用を続けるうち、やがて酒を飲まないと眠れない、寂しさ、空虚感などが襲ってくるようになり、酒を飲まずにはいられなくなる。
耐性
体も慣れてきて、これまで飲んでいた量では以前のような気持ちよさを得られなくなる。
以前のような快感を得ようと、飲む量がさらに増えていく。
身体依存
飲酒の量が増えて、体の処理能力を超えるようになると、いつもお酒が体の中に入っていなければ落ち着かない状況になる。お酒が抜ける状態がムリ。
離脱症状
酒が入っていないと、大量の汗、震え、イライラ、吐き気、うつの症状が出る。
さらに反復作用へ
離脱症状を打ち消すためにさらに反復作用へと循環する。
お酒以外の依存症(物質依存)として、薬物、ニコチン、食べ物などがあります。
これらの物質依存症は、他の依存症(プロセス依存=買い物依存、ギャンブル依存、仕事依存など)と比べると、肉体的な満足を得ることで心の安定を得ようとします。
これらの物質依存は、不快を忘れたい、快感を手に入れたい
嫌なことを忘れたい、感じたくないということから始まります。
ですがやめたいと思っても、肉体的にも心理的にもやめられず問題が悪化しやすいのです。
↑のフローチャートを見ても悪循環に陥ってしまうことがわかりますよね。
これらの依存症の克服に向けては、以下の通りです。
自分が依存症であると気づく。(依存症は否認の病なのです)
自分が何を感じたくないのか、何が不快なのかを知る。
自分の過去を振り返る。
自分の無価値感、孤独感と向き合う。
傷ついた自分を癒す。
人間関係を見直す。
健康的な依存対象へシフトする。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
リトリーブサイコセラピーとは?
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