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こんにちは
飛んでいる野鳥の撮影は、大きい鳥以外は諦めていたのですが、ふと撮ってみたくなってD7100を持ち出しました。
D5200でも撮れると思うのですが、AF-Cで撮ると電池の減りが速いので避けていました。
まぁそれが、飛んでいる野鳥にそれ程力を入れていなかった原因のひとつでもあるのですが……。
徒歩圏内の河川敷だったら、D7100のズーンと来る重さも、手に馴染まない分厚さも耐えられるかなぁと。
とにかくあまり撮っていなかったので、練習の為に何でもいいから飛んでいる鳥を撮ろう、と河川敷へ向かいました。
すると、幸いなことにカワセミが狩りをしていました。
折角なので、カワセミの狩りの様子を実際起こったことを元に、写真を組み合わせて創作会話(フィクション)にしてご紹介します。
カワセミさんはくじけない
ユ「いつもの河川敷に来ました。
本日は素晴らしい晴天に恵まれましたね。
空も川の水も色が綺麗ですね~」
↓
ユ「今日の主役はこちら。
オスのカワセミさんです。
コバルト色の背が、光線の具合によって青色にも緑色にも輝くことから『水辺の宝石』と言われている、とても人気のある野鳥さんですね。
どうぞよろしくお願いします」
↓
ユ「カワセミさんが飛ぶ姿は本当に綺麗ですね。
それでは、狩りの様子を見てみましょう」
↓
ユ「時速87.2kmとも100㎞とも言われているカワセミのダイブです。
体を伸ばして一直線に水中の魚めがけて飛び込みます。
まさに『空飛ぶ宝石』の美しさですね」
↓
ユ「残念。狙った魚が必ず獲れるという訳ではなさそうです」
↓
ユ「狩りがうまく行かなくても、一旦留まれる所を見つけ」
↓
ユ「ふわりと華麗に着地して」
↓
ユ「態勢を立て直し、再び飛び立ちます」
↓
ユ「おおお~!魚を捕まえたようです」
↓
ユ「場所を替えながら何度も何度も飛び込み、見事に魚を捕えていきます」
↓
ユ「何と!アクシデントです!!」
ユ「何者かの邪魔が入り、くわえていた魚を落としてしまいました。
カワセミさんが元の場所に戻っていきます」
↓
カ「ちくしょーっっ!!しょーしょーしょー 」
↓
カ「はぁっ」
ユ「何とも悔しそうなカワセミさん。
不測の事態とはいえ、せっかく獲った魚を落としてしまったのですから、雄叫びもため息も出てしまいますよね。
しかし、一体何が起こったのでしょうね?
ご安心ください。2カメ担当のユリカメがしっかり闖入者を撮っていますので、そちらにカメラを切り替えてみましょう」
↓
モ「チッ!獲り損ねたわ 」
↓
ユ「あっ!モズです!」
ユ「メスのモズがカワセミさんに襲い掛かったみたいですね」
↓
モ「何よ?何か文句あるの?
私はハンター。目の前に獲物がいたら狩るのが私の性分よ。
所詮、野鳥の世界は弱肉強食。
強い者が糧にありつけるのよ」
ユ「何か、スゴイ迫力ですね。
さすが小さな猛禽と言われるだけのことはありますね。
……どこかで聞いたことのあるセリフですが……」
↓
ユ「あの、一応訊いておきたいのですが……。
狙ったのはカワセミさんのくわえていたお魚ですよね?
カワセミさんそのものを獲物と認識した訳ではないですよね?」
モ「……さぁ?どうかしらね」
ユ「ガーン!?」
↓
ユ「ええ、え~と、取りあえずカワセミさんが無事で良かったです。
これ以上、モズさんに胸中をお尋ねすることは出来ませんでしたが、カワセミさんならその素晴らしい旋回性で、どんな事態にも対処できるでしょう。
というか、対処できることを願います。
カワセミさんは心配したヒドリガモさんに見守られながら、また狩りを始めたみたいです」
↓
ユ「カワセミさん、美しく飛翔する姿を見せてくださってありがとうございました。
以上、カワセミさんの狩りの様子を現場からお伝えしました」
↓
……てな事がありましたが、結構、創っています。
モズがカワセミに襲い掛かったのは本当ですが、ほとんどフィクションですので、その辺ご了承くださいね。
河川敷で撮った野鳥写真、もう少し続きます。
カワセミの飛ぶところも、今後も撮ってみたいと思います。
もしかしたら、もう少し近くを飛んでくれる時があるかもしれませんからね。
その時は、「もう見たよ」なんて言わずに、もう一度お付き合いくださいませm(__)m
ここまでご覧いただきありがとうございました