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こんにちは
昨年11月末の昭和記念公園の途中ですが、今回は超個人的な記念記事です。
先日、カメラ歴を訊かれることがありまして、あらためて確認してみました。
まず『いつから』の定義を決めなければなりません
自分たちの記念撮影用のカメラは、フィルムカメラの頃から持っていましたが、それをカメラ歴に入れるのは何か違う気がします。
やはり、自分たちが被写体になることを目的としない風景とか花とか、なにより野鳥を撮り始めた時からがいいですよね
そうなると、それ用に購入した最初のカメラは、パナソニックのDMC-FZ20です。
FZ20で最初に成功した野鳥写真の日付を見たら、2005年1月18日のヒヨドリでした。
そう、今年2025年はカメラ歴(鳥撮り歴)20周年でした。
私個人の20年に渡る使用カメラの変遷を、野鳥写真を通して追ってみたいと思います。
既に記事で公開されている写真がほとんどですが、その辺ご了承くださいm(__)m
因みに、どの写真もPCに取りこんでから、フォトレタッチソフトで修正しています。
昔は旅先で撮って出しを親戚に見せたりしていたんですが、ブログを始めてからは化粧をせずに人前に出る様な感覚になりまして
再掲載の写真も改めてレタッチしているので、過去記事とはちょっと違うと思います。
2005年1月~ 始まりのカメラ
【パナソニックDMC-FZ20】
まだデジタル一眼レフカメラの敷居が高かった頃で、36mm~432mm相当を1本のレンズでカバーし、全域F2.8、光学12倍ズームでお手軽に広角から望遠まで楽しめるコンパクトカメラというコンセプトが、カメラに慣れるための最初の1台に相応しく思えました。
2005年1月撮影
私の人生初の野鳥写真となった始まりのヒヨドリ。
ヒヨドリが珍しかったあの頃が懐かしい。遠い目……
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2005年2月撮影
ヒヨドリよりも更に嬉しかった梅ジロー。
初めて野生の小鳥撮影成功に感動したものでした。
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2005年6月撮影
ヒヨドリの幼鳥に出会って更に感動
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2005年10月~ 初めてのデジタル一眼レフカメラで決定的な瞬間も
【ニコンD50】
初心者用のデジタル一眼レフカメラが出始めた頃、デジイチを買い足しました。
キャノンEOS Kissシリーズでも初心者用デジイチが既に発売されていて、すご~く人気でした。
でも、私はこの頃からニコンが好きだったのでしょうね。
ニコンにD50という初心者用デジイチが出たら、我慢できずに買ってしまいました
2006年2月撮影
うちの庭のホーリーの実をくすねていくヒヨドリ。
コンデジではかなわなかった野鳥の決定的瞬間が、撮れるようになりました。
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2006年2月撮影
河川敷で撮ったカワセミ。
デジイチを買ったと言っても、腕力と体力の少ない私には、明るくて重量のある長玉レンズは荷が重く、使ったところで手ブレを防ぐことは出来ないでしょう。
暗いけれど軽い300㎜(35㎜換算では450㎜)までのズームレンズを使用していますが、ある程度近付ければカワセミも撮れるようになりました。
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2010年12月撮影
河原で撮ったハクセキレイ。
ちょこまか動きまわる小鳥も、デジイチになって被写体ブレせずに撮れるようになりました。
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2013年4月撮影
実はキビタキ、撮れていたんです
たった1枚だけだったので、今まで日の目を見ませんでした。
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2013年12月~ 成功率UPと季節感を求めて
【ニコンD5200】
D50では野鳥の成功率に限界を感じ、D5200に買い替えました。
焦点距離(望遠)が変わったわけではありませんが、トリミングした時のクリアさがD50とはまるで違ったので、買い替えて良かったです。
現在も使い続けています。
2017年12月撮影
すばしっこい代表のようなエナガが、紅葉と一緒に撮れて季節感が加わりました。
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2022年3月撮影
たまたまカメラを覗いていた時に、自宅の庭木に僅か16秒間留まったハイタカ。
やはりデジイチの好ましい所は、こういう時にチャンスを逃さないことでしょうか。
日陰だったのですが、レタッチで何とか使えるくらいには撮れました。
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2023年2月撮影
トリミングしてもクリアになった梅ジロー。
花の質感もコンデジとはまるで違いますね。
花をアップで撮った時、コンデジの質感に不満があり、デジイチを買い足したところもあります
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2016年5月~ 野鳥をより大きく写し旅先でも使えるカメラ
【ニコンCOOLPIX P900】
D5200で野鳥の成功率が上がったといっても、焦点距離の短さで豆粒野鳥写真の量産にストレスがたまり、2000mm相当、光学83倍の超望遠ズームのコンパクトカメラを買い足しました。
旅行の時に、広角の風景から超望遠の野鳥まで1台で撮れるように、という目的もあったので、デジイチのレンズを買い替えるという選択肢はありませんでした。
2016年5月撮影
凛々しい顔つきのスズメの幼鳥。
大砲レンズをお持ちの方からは、「暗い」とか「AFが……」とかディスられがちなP900ですが(P950になってもディスられ具合は変わらず)遠くでジッとしている鳥ならば、かなり頑張っているんじゃないの?と思えた1枚。
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2019年5月撮影
声はすれども姿は見えずを春になると実感するウグイス。
初めての邂逅に、コンディションの悪さを跳ね除け、可愛い姿が判るよう写してくれました。
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2024年3月撮影
メスより警戒心が強いのか450㎜相当のデジイチでは、なかなか大きく撮れないオスのジョウビタキも、P900でならそこそこ撮れるようになりました。
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特別枠 2016年5月撮影
P900で初めて撮った被写体がバロンでした。
ファイル名「DSCN0001.JPG」が私とバロンで、「DSCN0002.JPG」がこの写真でした。
色々込み上げてくるものがあります。
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2024年4月~ 遠くの野鳥をより見やすく より綺麗に
【ニコンCOOLPIX P950】
ファインダーの見やすさを求めてP900からP950に買い替えたのですが、成功率もかなりUPし、解像感も良くなって驚きました。
2024年12月撮影
枯葉の枝に留まるメジロ。
もうね、コンディションが良ければ、うちのデジイチレンズのラインナップだったら、あまり出来上がりの違いが分からないかも……
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2025年1月撮影
先日、河川敷で1500㎜相当で撮ったカワセミ。
P900よりもかなり楽に、しかも綺麗に超望遠でカワセミが撮れるようになりました。
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2014年11月~ 夫用デジイチ 飛翔する鳥や花火に頼もしい
【ニコンD7100】
私のサポートとして一緒に写真を撮ってくれている夫ですが、風景や花、建物がメインの時はデジイチ2台体制で撮影することがあります。
そんな時にD7100が駆り出されます。
花火撮影の時は私が撮りましたが、電池の持ちや設定を記憶できる所とか、色々頼もしかったです。
ただ、本体が分厚く重いので、私が出先でずっと持っているのはキツイ。なので基本は夫用です。
2025年1月撮影
夫用のデジイチなので、あまり野鳥は撮らなかったのですが、先日、飛んでいるカワセミを撮ってみたくなりました。
飛んでる小さな鳥はずっと諦めていたのですが、設定を勉強して試してみました。
レンズの焦点距離が短いので、被写体は小さく写っていますが何とか撮れました。
20年何やってたんだって?留まってる鳥を撮ってたのよ
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まだまだピントが抜けたりブレたりしますが、何とかなるものだなぁと……
鳥を追える程度に、もう少し大きく撮りたくなるので、600㎜~800㎜くらい欲しくなりますね。
うん、飛んでいるカワセミを撮ったら、明るくて重量のある長玉レンズを使いたくなるの分かりました
カワセミの飛んでいる写真は、後日もう一度記事にしますね。
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2015年12月撮影
目の前を飛ぶユリカモメは撮影していました。
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2015年3月撮影
たまたまD5200に電池を入れ忘れる(入っていた電池の充電中に替え電池を入れ忘れて外出)という失態をした時、皮肉にもカワセミが目の前に
夫のD7100には140㎜(35㎜換算で210㎜)までのレンズが付いているけれど「これで撮る?」と訊かれて「無理、レンズを交換しないとカワセミ豆粒だから」と口に出してから、「その手があったー!」と気付き、D5200に付けていた300㎜(35㎜換算で450㎜)までのレンズをD7100に付け替えて撮影した1枚。
「いやぁ、2台のマウント合わせておいて良かったーー」を実感した日でした。
日陰だったので、P950で撮ったカワセミの方が綺麗に見えますが、これはこれで雰囲気あります。
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ということで、軽いけれど暗いよねと言われるカメラやレンズを使い続けて20年。
そこそこ楽しめるものですよね。
画質至上主義でいると、折角野鳥の可愛さが分かるように写っているのに、細かい所が気になって辛いばかりですよね。
なので、画質はそこそこに、自分の楽しめる範囲で撮り続けたいですね。
長くなりましたが、超個人的カメラ歴20年の軌跡にお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
ここまでご覧いただきありがとうございました