こんにちは
3月下旬に行った「深大寺」と「神代植物公園」の続きです。
深大寺参拝の後、深大寺そばを食べてから神代植物公園の桜を撮りに行くようにするために、お昼までどこかで時間をつぶすことにしました。
神代植物公園には無料で入れる「水生植物園」があるので、そちらに行ってみました。
そこには、近くに人がいても物ともしないダイサギさんがいました
肉眼でこんなに近くで見たのは初めてだったので、思っていたよりも身体が小さくて、最初はコサギかと思いました。
クチバシや足の色でダイサギだと分かりました。
そして、ダイサギさんが目の前で狩りをする姿を撮影できました
ただ、ダイサギの狩りの紹介は2度目になるし、さほど印象の変わらないコサギの狩りに至っては何度も記事にしています。
普通に私が説明したのでは面白さが足りない気がしたので、ダイサギさんに一人語りをさせてみました。
すると、何故かダイサギさんが俺様キャラになりました。ハードボイルドな感じ?
自分勝手なことやパワハラやモラハラな発言は無いと思いますが、粗野でちょっと荒っぽい口調になっています。
そういう口調を不快に感じる方は、ダイサギさんの語りは読まずに写真だけ見るなど自衛をお願いしますm(__)m
こちら神代植物公園の本園から少し離れたところに無料開放されている水生植物園。
小川や池がある湿地帯で、多くの水生植物が生息している回遊式の水生植物庭園です。
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ユ「おや?あそこにダイサギさんがいますね。
目の前の橋にいる園児たちの、『あー!何かいるーー!』という大きな声に逃げることなく、その場に居続けています。
それでは折角なので、ちょっとダイサギさんに語っていただきましょうか」
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ダ「俺はダイサギだ。
川の周辺に住んでるヤツは、この姿を割と見ているかもしれねぇな。
小せぇヤツら(カモやコサギ)の群れに混ざる同胞もいるが、俺はひとりだ。
一匹狼ってヤツだ。サギだけどな。フッ」
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ダ「誰にも邪魔されずひとりで狩りをするのが気ままでいいんだが、生憎小せぇヤツらと かちあっちまうことがある」
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ダ「だが、何てこたぁねぇ。こちらの方が身体がデカイからな。
大抵向こうの方が尾羽向けて逃げちまうのさ」
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ダ「俺様の狩りが見たいって?
いいぜ、今日は気分がいい。特別に披露してやるぜ」
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ダ「まずは獲物を探す。当たり前のことだ。
見つけなけりゃ捕まえることもできねぇからな」
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ダ「俺様の長い首はいちいち歩かなくてもリーチが稼げる便利な代物だ」
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ダ「首の届く範囲に獲物が居ねぇ時は仕方ねぇ、場所を変える。
獲物を驚かせて逃がさねぇ様 静かに歩くのがセオリーだ」
ダ「コサギがやるパドリング※1をやらねぇのか?って?
やるわけねぇだろ!俺はコサギじゃねぇ。ダイサギだ」
※1 足で水をかき回して魚を追い出すコサギが狩りの時にやる仕草。
もしかしたらやるダイサギがいるかもしれませんが、このダイサギさんはしていませんでした。
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ダ「その証拠に、まず足を見てみろ。
コサギみてぇに黄色い靴下なんざ履いちゃいねぇ。真っ黒だ」
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ダ「何?ついでにチュウサギとの違いを見せろだと?
アイツらはまだこの辺りに来ちゃいねぇだろ※2
狩場もアイツらとはそれ程 かちあわねぇしな※3
身体的特徴で教えろって?
チッ、俺様の顔をよく見てみろ。
口角が目の後ろまで伸びているだろう?
チュウサギは目の辺りまでしか伸びちゃいねぇんだよ」
※2 この時3月。チュウサギは夏鳥と言われていますが……。
※3 チュウサギは畑や田、陸地の草だらけの所、ダイサギは水のある所で見ることが多いです。どっちも両方行くみたいですけどね
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ダ「チッ、話が逸れちまった。狩りに戻すぜ。
獲物を見つけたら動きをよく見るんだ。
捕まえる瞬間は獲物を逃さねぇ様……」
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ダ「素早くクチバシを水中に挿し込む!」
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ダ「どうだ!」
ダ「……小せぇな」
↓
ダ「ちょっと待ってろ。もっとデケェやつを捕まえてやるぜ。
ああ、あそこに居やがるな」
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ダ「今度こそ!」
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ダ「どうよ!?
って……ここじゃこの程度がいい所か。
だが、さっきのよりはデカイだろう?
ま、こんなもンよ」
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先程のダイサギさんのアップでは、口角の長さがビミョーだと思われた方、こちらはどうでしょうか?
ついでのお魚もしっかりお魚して撮れているのでアップが2度オイシイと思いますが、いかがでしょうか?
そうそう、先程はネタで俺様ダイサギさんを一匹狼にしましたが、ダイサギは捕食中は縄張りを持って1羽で行動するそうです。
俺様ダイサギさんが特別な行動をしている訳ではないみたいです。
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こんなに近くで野鳥の狩りが撮れることは滅多にないので、動画にも挑戦してみました。
残念ながら獲物を捕まえる瞬間は撮れませんでした
ファインダーを覗きながら待機することは容易でしたが、録り続けて待つのは難しかったです。
まだメインになる神代植物公園の本園に行ってないのに、ここで電池とSDカードの容量をたっぷり使うのは厳しい、という制限もありました。
でも、獲物を探している姿は撮れました。
ジッと水面を見ていることが多かったのですが、動きのあった場面を編集してみました。
動画のダイサギさんは、俺様な感じはありません。
むしろ可愛くて微笑ましいかと思います。
キャラ変してしまいますが、良かったらご覧ください。27秒程です
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ダイサギの事を調べていたら知ってしまった衝撃の事実!!というか、今までスルーしてたのか私
何と!日本には留鳥として繁殖している亜種チュウダイサギと、冬鳥として渡ってくる亜種ダイサギの2亜種のダイサギがいるそうです。
亜種ダイサギはオオダイサギとかダイダイサギとも言うらしいです。
なので、以下区別の為に亜種ダイサギをオオダイサギと呼びます。ダイダイサギだとシラサギのダイダイサギって結局どっちの色?とベタなボケを入れたくなりそうなので
それにしても、ずっと留鳥としてダイサギがいるだけだと思っていたのでショック。詐欺じゃね?
チュウサギとの違いだって判りにくいのに、チュウダイサギってチュウサギなの?ダイサギなの?どっちやねん!って感じです。ダイサギだけど。
それならこの俺様ダイサギさんは、オオダイサギとチュウダイサギのどっち?ってなりますよね
この時まだオオダイサギは日本にいそうですが、体長がアオサギと同じ位かそれよりも大きいらしく、俺様ダイサギさんは最初コサギかと思った位小さく感じたので、アオサギより小さいとされているチュウダイサギですかね?
足先が黄色くないからコサギではない、としましたが、脛はチュウダイサギが白っぽくて、オオダイサギは黄色っぽいとか、チュウダイサギは全部黒いと言ってるかと思えば、オオダイサギの方が黒いと言ってる情報もありました。
これは個体差じゃない?とも思えるし、誰かが勘違いしてるのかもしれないとも思える
この俺様ダイサギさんの脛は白っぽいですね。
まあ、私がここで出している情報も推測の粋を出ないので、皆そうなんですかね?知らんけど。
で、以前多摩川で撮って、このダイサギたち手前にいる方が小さくて遠近感狂うな~と思っていた写真があるんです。
これが、もしかしたらコサギ、チュウサギ、チュウダイサギ、オオダイサギが写っているものかもしれないんですね。
一番奥のダイサギがやたら大きいなぁと思っていたんですよ~
↓
先程の2枚の写真からお顔をピックアップしてみました。
赤いガイドラインの角度が正確とは言えませんが、口角が目よりも伸びているのか止まっているのか判ると思います。
っていうか、チュウサギ写ってたんかーい!妙に小さいダイサギだな~とずっと思っていたわ
あれ?そういえばチュウサギって夏鳥じゃなかったの?どゆこと?俺様ダイサギさんの語りの信ぴょう性が……
こうなんだと言われていることが絶対ではない、ということでしょうか?
↓
という事で、衝撃の事実が発覚したり謎が残ったりした野鳥回終わりです
次回はいよいよ神代植物公園 本園の桜です。
よろしくお願いしますm(__)m
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