00ハイタカ

 

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こんにちはニコ

皆様のブログをご訪問させてもらって、ふと思ったのですが、

日常的に撮影し続ける存在があってもいいことに気付きました。

自宅で可愛がっているペットであったり、

いつも眺めている空や山や花であったり、

対象は人それぞれで、ブログの中に何度も登場してもいいのだと。

今までだったら、二つも記事を作ったら、別の被写体にしていたのですが、

三脚にセットし、庭に向けたカメラを片付けずに、

スズメさんをもっと日常的に撮り続けてみようと思いました。

すると、思わぬ副産物が撮れました。

それが、タイトルとトップ画像に挙がったハイタカさんです。

スズメさんを撮ろうとカメラの側にいたら、

突然、ハイタカさんが目の前の枝に留まったんですおーっ!

いやもう、ビックリですポーン

現在の住まいに20年以上暮らしていますが、

自宅の庭に猛禽類が来たのを見たのは初めてでした。

モズさんの時みたいなことが、今度は分類的にも猛禽類で、

しかも何度も撮ったことのあるトビじゃないんですから。

トビだって、うちの庭に留まっているのなんて見たことないです。

夫は、都内の職場近くの植え込みで、ハイタカを見たことがあったようで、

また、図鑑に載っている英名訳が「雀を狩るタカ」なので、

スズメが沢山いるうちの庭に来ても、さもありなん な口ぶりでした。

でもね、スズメはうちの庭にだけ来る訳じゃないんですよ。

両隣の庭にだって来るし、

私だって一日中カメラに張り付いているわけではないですし。

それが、それ程広くない似たような庭が左右にある中で、

偶々うち庭の、偶々カメラをセットしていて、

偶々その場に私がいる時に、

偶々目の前の枝に留まったんですから。

しかも留まっていたのが僅か16秒!

それだけ偶々が重なれば、最早、私には奇跡なんですおーっ!

で、せっかくなので、スズメさんと合わせて、

今回はヒヨドリさんの時とは違って、最初からネタバレされている状態ですが、

同じように創作会話で進めますので、それっぽい雰囲気を楽しんでいただけたら幸いですウシシ

 

 

真顔 チ団長「皆様、こんにちは。

私はこちらの庭とこの周辺を担当しているチュン団長だ。

何度も、皆様の前に現れる無礼をお許し願いたい。

この庭は、難しいことは深く考えられない(あるじ)のお陰で、

我々(スズメ)は追い払われずに、比較的自由に行動させてもらっている。

しかし、ここは決して楽園ではない。

我々が自由である、と同時に、他のもの()にとっても自由であるからだ。

それが、我々スズメの天敵であっても。

これから、あの恐怖の瞬間までを語ろうと思う」

01スズメ

 

 

真顔 チ団長「あの日、我々(スズメ)、は思い出した。

ヤツら(天敵)に、狙われている恐怖を……。

鳥籠の中に囚われていなくとも、曝される屈辱を……。」

02スズメ

 

 

 真顔 チ団長「それ(予兆)は僅かな空気の揺らぎを感じただけだった」

03スズメ

 

 

真顔 チ団長「穏やかな日常でまどろんでいた私にも」

04スズメ

 

 

 真顔 チ団長「平時と違うそれ(空気)は伝わり、刹那に覚醒させた」

05スズメ

 

 

 真顔 チ団長「何だ?このゾクゾクとする妙な感覚は?」

06スズメ

 

 

真顔 チ団長「何かとてつもないものが来る」

07スズメ

 

 

真顔 チ団長「長い時間、スズメとして生きてきた勘が言っている。

灰色のヤツ(ヒヨドリ)の比でない危険なもの(天敵)だ。

ただちに退避指示を出せ――と」

08スズメ

 

 

 真顔 チ団長「命の危険を知らせる警告は、すべての同胞に伝えられる」

びっくりチ団1 緊急事態発生(エマージェンシー) 緊急事態発生(エマージェンシー)

危険が迫っている!

総員 ただちに退避せよ!

これは訓練ではない!」


09スズメ

 

 

キョロキョロ チ団2「何だ何だ?」

キョロキョロチ団3「退避指示が出ている!何か来るみたいだ!」

10スズメ

 

 

びっくり チ団2「ヤバい!隠れるぞ!!」

11スズメ

 

 

 ムキー チ団4「何してるんだ!

さっさと隠れないと喰われるぞ!


びっくりチ団5・6「ひえ~~!」

12スズメ

 

 

 真顔 チ団長「そして、我々を狩る者(ハイタカ)が、とうとう姿を現した」

13ハイタカ

 

 

真顔 チ団長「かろうじて、最初の一撃に捕まった(スズメ)はいなかった」

14ハイタカ

 

 

真顔 チ団長「まだ狩りの上手くない若いヤツ(幼鳥)だったことが幸いした」

15ハイタカ

 

 

 真顔 チ団長「何とか植え込みの中に隠れたが、まだ油断はできない」

16ハイタカ

 

 

 真顔 チ団長「ヤツ(ハイタカ)は、目の前から姿を消した我々(スズメ)の気配を探っている」

17ハイタカ

 

 

真顔 チ団長「我々(スズメ)の命の掛かった極度の緊張を余所(よそ)に、

ヤツ(ハイタカ)と主の間では、こんなやり取りが繰り広げられていた」


おーっ!ユ「 キャー!

初めまして!ようこそ!ハイタカさ~ん!!

撮るべし!
 撮るべし!!  撮るべしーー!!! 


キョロキョロハ「あれっ?

捕まえられそうなのが、沢山いたような気がしたけど、

いなくなっちゃったみたい。てへっあせる

18ハイタカ

 

 

照れハ「えへへ、お邪魔しました~」

キラキラ ユ「ハイタカさ~ん、また来てね~!
でも、できればスプラッタは見たくないの。来るだけね~(ワガママ主)

19ハイタカ

 

 

 真顔 チ団長「――とまあ、このように、

この庭でも他の場所と同じ、日々危険にさらされているのだ。

庭の(あるじ)のブロ友さんたちも、灰色のヤツ(ヒヨドリ)の被害を訴える一方で、

2度もハクモクレンを枯らされても、顔が可愛くて憎めない、

という、野鳥アガペーに溢れる人がいるのも事実だ。

庭の主も、そこまで寛大ではないが、基本、どの野鳥も愛する者故に、

自由の(追い払われない)代償として、他の場所と変わらぬ危険は受け入れているつもりだ。

さて、我々を狩る者(ハイタカが現れた日の振り返りは、ここまでにしよう。

ここからは、庭の主からのお知らせだ。

私や他の鳥に話をさせたいエピソードがあったら、主に知らせてくれ。

どの話がどのように、またどんなタイミングで採用されるかは、

私にも現在の主にも分からないが、

その時が来たら、使わせてもらいたいそうだ。

宜しく頼む。では、また会おう。ご清聴感謝する」

20スズメ

 

 

ということで、ハイタカさんが枝に留まるまでの一瞬で、

スズメさんたちに、こんなことが起きていたのかな?と想像して作ったものでしたウシシ

今回は断りなく、ブロ友さんのエピソードを、創作会話に使わせてもらいました。

この場で、お礼と謝罪を致しますm(__)m

創作会話に使って欲しいネタがありましたら、必ず使うとはお約束できませんが、

それでも良ければ、是非教えてください。よろしくお願いします。

ちなみに、ハイタカさんご訪問で静かになった庭ですが、

十数分後くらいには、またスズメさんの声が賑やかに聞こえてきました。強いですね!

今回も創作会話にお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m

 

 

写真の枚数が多くなってごめんなさい。

時々、スズメさんの足場になっている鉢に植えられたクリスマスローズですが、

今年は沢山 花を咲かせてくれましたほっこり

左サイドのラティスの前に地植えしたクリスマスローズも沢山咲きましたが、

高い場所にあるこちらの方が、お花が見やすいです。

お花が下を向いているので、地植えは地面に寝転がったり、

何か工夫しないとお顔を写すのが大変ですねウシシ

クリスマスローズ

 

 

 

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ここまでご覧いただきありがとうございました爆笑