こんにちは
うちの庭に来るスズメさんのことなんですが、三脚でカメラをセットし待ち構えていると、思いのほか可愛い写真が沢山撮れてしまいました。
なので、今回もスズメさんで、脳内会話 改め 創作会話(この言い方の方が分かりやすくて手っ取り早かったですね)
で、相変わらず、おバカな内容でご紹介しようと思います
ちょっと文章も写真も多めですm(__)m
ユ「あれ?スズメさんたちが集まって、何やら深刻そうに話していますね。どうしたのでしょう?」
団1「どうする?あの件、ここの庭の主 に話しておくか?」
団2「そうっすね。オレらスズメの安全のためにも、言っておいた方がいいっすね」
チ団長「分かった、私から話そう」
団1「団長!頼みます!」
団2「団長、あざっす!」
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チ団長「すまない、この庭の主殿。
私はこのエリア(庭とこの周辺)のチュン団長をしている。
私の話を聞いてほしいのだが、少し時間をもらってもいいだろうか?」
ユ「はははい、チュン団長さん、改まって何でしょうか?チュン団長って何だろう?役職?」
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チ団長「その前に、ヤツがいないか確認する。
どうやらまだ来ていないようだな」
ユ「ナニナニ?ヤツって?」
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チ団長「いずれ分かる。ヤツが来るとやっかいなのでな。
ヤツのいない今のうちに話しておきたいことがある」
ユ「な、何でしょうか?怖い話?」
チ団長「いや……そうだな、多少恐ろしいかもしれん。
だが、まず、私が話したいのは、我々スズメはこの庭において、害をなすものではないと言う事だ」
ユ「それはどういう事でしょう?」
チ団長「我々は、時に、天の恵みを人間から横取りする困った鳥として、追い払われることがある。
確かに、目の前に美味いものがあり、そして安全が確保されたなら、我々は躊躇なく喰らいつく。
それが野生に生きるものの摂理である。
それを人間の理で括り、これは人間のものなのに、と空気読めない鳥 扱いされても、如何ともしがたいのだ。
だが、そうは言っても、この庭の主である君にとって、不利益が生じているものを、我々のせいであると思われるのも不本意なのだ」
ユ「はぁ、不利益?そんなのあったっけかな?」
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チ団長「それでは、我々の活動を見て欲しい。
別にこの庭でなくても構わないのだが、最初に必要なのは水の確保だ。
たまに、こちらの水場から水が垂れていることがあるので、そういう時は有難く頂戴している」
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チ団長「次に食料の確保だが、ここは主に休憩する場所として使わせてもらっているので、たまに奥まで探索させてもらう程度にとどめている」
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チ団長「時に、植木鉢を足場とすることもあるが、基本的に花の上には乗らない」
ユ「あ~確かに、たまにおっちょこちょいのコが花に乗っかっているのを見て撮りたいな、と思うけれど、すばしっこくてホントに撮れないのよね。
というか、むしろ乗って!乗って撮らせて!」
チ団長「あー、それは気が向いたらその内な(メンドウだな……)」
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チ団長「そして、食べるのは、基本的に雑草に隠れた小さな虫や、落ちた実や種。その程度だ。
どうだろうか?我々がこの庭を荒らすものではないと分かってくれただろうか?」
ユ「はい、そうですね。でもどうして態々こんなことを話そうと思ったのですか?」
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チ団長「それは……ハッ!ヤツが来る!」
ユ「何?何が来るの?」
チ団長「灰色のヤツだ。我々は一時退避する。
君も隠れて見ているがいい。一目瞭然だからな。
では、後ほど会おう」
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ユ「灰色のヤツ……って
ヒヨドリさん!?」
ゴ〇ラの登場シーンの曲を脳内で再生していただけると有難いです
ジャーン、ジャジャジャジャン、ジャジャジャ……
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ユ「何でしょう?お花を見ているみたいですが……」
ユ「あああ!紫のパンジーが、かじられたーー!」
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ユ「え?何?何を狙っているの?」
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ユ「え、まさか?次は……」
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ユ「うわ~!なんてこった!!
クリサンセマムの葉っぱ、行ったかーー!
○▼※△☆▲※◎★●・・・!」
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チ団長「ふぅ……ヤツは去ったようだな。
分かってくれたかな?庭を荒らしていたのは、我々ではなく灰色のヤツだ、ということを」
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ユ「そうですね、でも、あまり気にしていませんでしたよ?ヒヨ襲撃時はノリで騒いじゃったけど……。
パンジーやクリサンセマムは丈夫ですし」
ユ「お花の後ろでポーズ取ってくれて、こんな風にイイ感じになりましたし」
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チ団長「そうか……。君が我々に敵意を持っていないのならいい。
だが、それなりに広い庭なら大事にはならないだろうが、
それ程広くないこの庭の規模で、灰色のヤツにこれ以上荒らされたら、厳しいものがあるだろう。
だから、これだけは忠告しておく。
痛い目を見たくなければ、
値の張るもの は植えないことだ!」
ユ「お、おう……」
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スズメさんたちの冤罪を防ぐために主張しにきたチュン団長さんは、
庭の主のお財布事情まで案じてくれる気遣いのできるヒトでした
あの日以来、灰色のヤツの襲撃はありません。
それが、チュン団長と団員たちの見回りの成果なのかは分かりません。襲撃の時、彼らは退避していたし……
うちの庭は、一昨日まで、スズメさんたちのお祭り騒ぎが続いていましたが、現在は静かになりました。
きっと、お食事処の季節営業が終わったのでしょう(今シーズンの餌やり終了。でも巡回はしているみたいです)
そして庭の主は、灰色のヤツの再来襲がなく、「ヒヨドリさんとお花」という、ちょっとイイ感じの追い写真が撮れずに、来シーズンへ持ち越しとなりましたとさ
毎度、おバカな創作会話にお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
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スズメさんが正面で見る時と側面で見る時の違いは
普段と距離を測りたい時は正面の両目で、
あれは何かな~?と細かい所を確認したい時は側面の片目で見るのかな?
と、何となく思いました(前回のちび鳩さんからのコメントでも、そんなお話をいただきました)
またまた面白そうだったので、花言葉、診断してみました。
あ~思いつかないです。モズさん召喚?イヤ、奇跡じゃなくてネタだ、って?
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鳥写真索引ページはこちら(1)と こちら(2)です。
お気に入りの鳥さんなどございましたら、是非ご利用ください。
ここまでご覧いただきありがとうございました