こんにちは
ブログをお休みしている間、高校の時の同級生と、最初で最後になるかもしれない女子旅を計画していました。
宿を押さえて新幹線の切符も購入済みでしたが、新型コロナウイルスの為に中止せざるを得なくなりました
まだ外出自粛要請が出る前だったので、旅行に行くはずだった日に半日だけマスクをして、以前からお詣りしたかった田無神社に行ってきました。
↓西武新宿線「田無駅」北口から数分程歩くと、青梅街道沿いに一の鳥居が見えてきました。
今年は御遷座350年の年なんですね。
↓境内図です。
こちらの神社では五行思想に基づいて五龍神が祀られています。
中心の本殿に金龍神、東方を青龍神、南方を赤龍神、西方を白龍神、北方を黒龍神が守護されているそうなので、順番にお詣りしていきたいと思います。
尚、記事内の説明文は、田無神社のリーフレットと公式HPを参照・引用させてもらいました。
↓階段を上った右手に、赤龍神がお祀りされていますが、熱心に手を合わせている女性がいたので、先に進むことにしました。
動きのある狛犬さんが、参拝者を迎えてくれます。
↓通り過ぎて先に、西方守護の白龍神をお詣りしました。
五行説では西は秋を象徴し、金属を司り、秋は収穫の季節であることから、倉庫や飲食に関わる場所を守護し、金運向上・良縁成就のご利益があるそうです。
珠をこちらに投げようとしているフォームにも見えますね
↓戻って、南方守護の赤龍神をお詣りしました。
五行説では南は夏を象徴し、火を司り、書斎など努力の場を守護し、学業成就・勝負運・出世運のご利益があるそうです。
先ほどの女性は、合格や出世の願い事を熱心にされていたのかもしれませんね。
↓二の鳥居です。
「開かれた神社」の立て看板がいいですね。
授与品を見ていたら、巫女さんの方から明るく挨拶してくださって、こういう神社もあるんだな~と穏やかな気分になりました
↓二の鳥居をくぐると、参集殿の前に和敬清寂の庭
小さな和庭園、こういう空間好きです。
ピグライフを思い出してしまいました。
こういうのマネて作りたかったんですよね~
↓参集殿の入り口には、美しい和服(打掛ですかね?)とお花と龍の置物があり、目をひきました。
こちらでは披露宴ができるそうなので、このように綺麗に飾られているのでしょうかね?
↓次に拝殿でお詣りしました。
主祭神は、級津彦命(しなつひこのみこと)・級戸辺命(しなとべのみこと)、大国主命だそうです。
他にも須佐之男命や猿田彦命など、沢山の神様がお祀りされているみたいです。
中央守護の金龍神は、本殿の中に御祭神と合祀されていました。
五行説では中央は土用を象徴し、大地と豊穣を司り、家庭や社内全体を守護し、あらゆる運気の向上と幸福招来のご利益があるそうです。
↓それにしても、凄い彫刻です
神社仏閣では、こういう見事な彫刻が鑑賞できるのも、楽しみのひとつですね。
↓拝殿を横から撮らせてもらいました。
扉の上部の彫刻や吊るされた瓢箪、組紐(?)や刺繍など、素敵なものが沢山です。
↓田無神社には五龍神ごとのご神木があり、こちらは金龍にあたるご神木です。
田無の地域最大級の銀杏の木で、市の天然記念物に指定されているそうです。
ご神木の中で唯一の雄株で、毎年春にこの金龍神のご神木が葉をつけると、境内の他の銀杏も葉をつけ始め、秋に落葉を始めるとほかの銀杏も落葉を始めるそうです。不思議ですね
↓そして、東方守護の青龍神です。
五行説では、東は春を象徴し、風や樹木を司ることから庭園などを守護し、また、スポーツや芸能の技芸向上・就業成就のご利益があるそうです。
こちらも動きのあるポーズが興味深いです。
↓出産・子育てに縁起が良いとされている子育て犬です。
木彫りの犬の親子像が微笑ましいです
↓北方守護の黒龍神です。
五行説では、北は冬を象徴し、水を司ることから厠・浴室などの水回りを守護し、身体健全・夫婦円満・交際運のご利益があるそうです。
大きく開けた口が目をひきます
これで五龍神全てをお詣りしましたが、本当にご利益たっぷりでしたね。
↓実は楽しみにしていたのが、こちら、おみくじ処
田無神社には可愛いお守りやおみくじが色々あって、その中のひとつが気になっていました。
↓こちらの赤い卵、「根付けおみくじ」といって、中におみくじと五龍神のお守りが入っています。
何色の龍神が出るのかは、開けてみてのお楽しみ
私の最初の(というのは、これから毎年1回来たいな~と思っているから)龍神は、金龍でした!
おみくじは吉で、まぁ普通でしたが、おみくじは吉凶よりも神様の御言葉が大事。
「なにごとにも心動かず常業を守ってゆくときは、おもいがけぬ幸をうることあり、
いろいろと迷うときは人にたぶらかされて身のおき所にも苦しみます」
コロナ騒動で流言蜚語など、色々と起こっている世情を象徴するような御言葉だなぁ、と思いました。
あれこれと情報に振り回されず、感染予防をしながらも、いつも通りの気持ちでいるよう努めることにします。
因みに旅行は、「利なし ひかえよ」だったので、やはり旅行はできない運気だったみたいですね
↓それから、御朱印はお寺だけにしていたのですが、田無神社の巫女装束の御朱印帳が、あまりに可愛くて、ついに神社も御朱印を始めてしまいました。
お揃いの半紙としおりも付いています。
通常の御朱印の他に、半紙で渡される五龍神の御朱印も素敵。
五龍神の絵の入った御朱印は、春、夏、秋、冬と3か月毎に変わる青、赤、白、黒の龍神の御朱印4種類と、通年いただける2種類とあり、今回は通年の「五龍神」(右)と金龍が描かれている「春夏秋冬」(左)をいただきました。
集めるために、季節を変えて最低でもあと4年は通うようですね
大切なものをのせる「五龍神台座守」(丸いコースターのようなもの)も、欲しくなってしまいました。
しかも入れてくれた袋(右隣)も可愛い。
白龍神の刺繍が隠れてしまうのが勿体ないので、水晶のブレスレットを置いてます。
も~、ホントに田無神社さんの商売上手、って違うか、授与品ですからね、神様から授かったものですね
沢山いただきましたm(__)m
↓田無神社は、あちこちに龍神様(の像)がいらっしゃる楽しい神社でした
そうそう、人それぞれに感じ方は変わるのでしょうが、私は神社の鳥居をくぐった時、ゾクッとしたりピリッとするような、気が引き締まることが多かったのですが、こちらはあたたかく包まれるような感じがしました。
「開かれた神社」の開放的で穏やかな雰囲気が、そう感じさせたのかもしれませんね。
神社の参拝も、しばらく出来ませんね。
田無神社へも今は行くのを控えた方がいいのでしょう。
続きの御朱印がいただけるのはいつになるのか、ゆっくり待つことにしましょう。
鳥写真索引ページはこちら(1)と こちら(2)です。
お気に入りの鳥さんなどございましたら、是非ご利用ください。
ここまでご覧くださりありがとうございました