00トビ

 

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こんにちはニコ

今年も先月上旬に、江の島に行ってきました。

そこで可愛いトビさんに会いました。

若鳥は、白い縁取りが目立ったり、縦斑が淡褐色で目立つらしいです。

私がこの日撮ったトビさんは、そんなに目立たないし、もう成鳥なのかな~?、とも思えるのですが、仕草や表情が可愛かったので、若鳥として話を進めます。

例によって、くだらなーいフィクション込みで、トビさんとイソヒヨドリさんをご紹介しますので、その、あまりのくだらなさを先に謝罪しておきますm(_ _)m

 

 

↓毎年恒例、しらす丼をお店で食べながら、江の島の海を眺めているとねー

01江の島

 

↓1羽のトビさんが飛来し、 

02トビ

 

↓ラッキーなことに、目の前の屋根の上に着地しましたキラキラ

03トビ

 

↓周りをキョロキョロ見回しますが、警戒怠りなくというよりも、

04トビ

 

↓何となく、不安で落ち着かない様子ですうーん

05トビ

 

「え?ボクのこと話してる?」

あ、こちらの視線に気付いたようです。どうしたの?

06トビ

 

「あのね、ボク、まだ飛ぶの自信ないんだ。」

そう言うと、ショボンと、うなだれてしまいました。

07トビ

 

「呼んだらママ来ないかな~?」

と小さい声で呼んでみますが、誰も来ません。

08トビ

 

↓不安を解消したいのか、頭を掻いたりしてみますが、

09トビ

 

↓やはり、まだ怖いみたいで、小さな声を出しながら見回します。

10トビ

 

↓体の向きを変えました。

少し勇気を出したのか、諦めたのか分かりませんが、飛び立つ決心がついたのでしょうか?

11トビ

 

「やっぱり ヤダ!!」

12トビ

 

「ママーーーーッ!!!」

・・・って飛ばんのかいっ!?おーっ!

13トビ

 

「坊やだからさ」

と話し掛けてきたのは、コバルトブルーと黒の羽が渋いオスのイソヒヨドリさん。

イソヒヨドリさん、今のセリフ、どこかで聞いたことがあるのですが…?えー?

14イソヒヨドリ

 

↓こちらの疑問を無視し、お腹側の美しい赤茶色も見せびらかすイソヒヨドリさん。

「折角、この美しい姿を撮らせてやっているのに、ピントを岩に合わせてしまうようなヤツに教えるのは、惜しい気もするが…。」

と痛いところをついた前置きをしてから、イソヒヨドリさんは自分の事を語り始めました。

15イソヒヨドリ

 

ふむふむ…イソヒヨドリさんは、「ヒヨドリと名がついているけれど、ヒヨドリ科のヒヨドリとは無縁だ」と言っています。

確かに全然似てないですね?

「ヒタキ科のイソヒヨドリ属になっているが、かつてはツグミ科だった。」

持っている図鑑を見たら、ツグミ科になっていて驚きました。この図鑑はもう古いのですね?

ということは、海岸(磯)で、ヒヨドリ並みによく見られる鳥という意味でしょうか?

むかっヒヨドリに声が似ているそうだ。それに、日本では確かに磯にいることが多いが、海外では違う。」

え?どういうことでしょう?

「英名ではBlue Rock Thrush、岩場にいる青色のツグミと呼ばれている。」

あら、海は出てこないで、岩場のツグミ扱いなんですね?

「また、ラテン語の学名、モンティコラ(Monticola)は、山の住人という意味だ。」

もはや、海と正反対ですね。

これはどういうことかというと、日本は山と海の距離が近く、急峻な地形のため、岩場が海岸沿いに多く存在し、

中東やヨーロッパ南部などの生息地では、海辺よりも山岳地帯の岩場になることが多いからだそうです。

 

つまり、イソヒヨドリさんにとっては、海岸沿いでも、山岳地帯でも、岩場だったらどちらでもいいということなんですね?

イソヒヨドリさんは、ツグミやヒヨドリと呼ばれたかと思ったら、ヒタキ科に入れられたり、磯だとか、山のだとか、好き勝手に言われるのは、心外だったりしますか?

「誰がどう呼ぼうと関係ない。私は私だ。」

おおおーー!こうして岩の上に立つ姿を見ると、岩場の王者のように見えますね。それに相応しいお言葉ですキラキラ

「ならば、私のことは、岩の上の王、岩上王(がんじょうおう)と呼んでも構わないぞ。」

えーと…それは…頑丈そうなお名前ですね真顔

16イソヒヨドリ

 

むかっ

ああああ、しょーもないダジャレで、イソヒヨドリさん、いや、岩上王をイライラさせてしまいましたあせる

いやいや、いいんじゃないですか?何かの商品名になりそうなお名前で。棚とか、物置とか!ああ、それじゃ漢字が頑丈の方になってしまいますねアセアセ

17イソヒヨドリ

 

「すまんが、名前の件は、無かったことにしてくれ。」

はぁ…こちらは一向に構いませんが真顔

「さて」

18イソヒヨドリ

 

「行くかな」

ということで、 以前、奈良でメスのイソヒヨドリさんに会えた理由が分かりました。

きっと、近くに岩場があったのでしょう(大雑把ですが…)ウシシ

19イソヒヨドリ

 

↓この日、江島神社の中津宮では、お参りしようと拝殿に近付くと、

20江島神社中津宮

 

↓バリ舞踏奉納祭が行われていて、驚きましたびっくり

21江島神社中津宮

 

 

参考文献:ナツメ社 大橋弘一著『日本野鳥歳時記』

 

 

法要や試験などで多忙のため、来週、もしかしたら再来週も、ブログをお休みします。

 

 

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ここまでご覧いいただき ありがとうございました爆笑

 

 

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