こんにちは
奈良の旅の続きです。
長谷寺の前に、2日目に行った室生の写真をご紹介したいと思います。
今回は女人高野「室生寺」の奥に鎮座する、龍神様を祀る室生龍穴神社です。
更に、その奥には龍神様が棲むといわれている洞穴「吉祥龍穴」があります。
↓マップを貼り付けました。
この日は長谷寺駅から室生口大野駅まで電車、そこから体力温存のためタクシーで室生龍穴神社まで向かいました。
室生龍穴神社から吉祥龍穴へは徒歩、そこから室生寺まで再び徒歩で巡るルートでした。
↓まず、今回の旅は猛暑の中を歩く訳ですから、それ相応の準備をしていかないと熱中症でマジ死ぬ!と思っていました。
水筒の中にはノンカフェイン、ノンシュガーの麦茶を入れました。
自宅から入れてきたものは1日目に飲み干しました。
補充するのに麦茶のある自動販売機が見つけられず、お宿の中居さんに相談したら分けてくださいました。
有難かったです。命の水ならず麦茶でした。
そして塩分補給のための塩飴。
冷却スプレーと、それだけでは不安なので、冷却シートを2つに切って、脇の下周辺の胴体と首筋に貼り付けました。
脇の下周辺の冷却シートは、私にとってはかなり有効でした。
特に1日目の長谷寺では効果を実感し、まるで冷たい空気に胴体が包まれている感じでした。
降り注ぐ灼熱の太陽光の下でも「ブリザラ効果スゴ~イ♪(ブリザガ程の効果はないだろう…ってどれだけの人がこの意味分かるだろう?)」なんて最初のうちは楽しめました。
後半は流石にキツくなってきましたが、それでも効果は続いていたと思います。
でも汗や湿気のベタベタ感は、どうしようもなかったです
それから、私は蚊に刺されると、掻かなくても大きく腫れてしまうので、普段は飼い犬のためにエコな虫よけを使っていますが、
今回はディート嫌だとは言ってられないので、確実に虫よけできそうなものを使いました。
山の中を歩いたのに、全く刺されませんでした。スゴイ
↓さて、室生龍穴神社に到着すると、まず目に入ってくるのが、鳥居とその両脇の大きな大きな杉の木です。
↓離れて撮ってみるとこんな感じ。
まだ入りきれてないですね。
↓鳥居をくぐっても、背の高い杉の木がたくさん!
↓振り返って、くぐってきた鳥居を見るとこんな感じです。
鳥居の何倍の高さがあるんでしょうね。
↓こちらのご祭神は火と水を司る「高龗神」(たかおがみのかみ)で、天児屋根命(あめのやねのみこと)・大山祇命(おおやまずみのみこと)・水波能賣命(みずはのめのみこと)・須佐之男命(すさのおのみこと)・埴山姫命(はにやまひめのみこと)も配祀されていました。
古来よりのパワースポットだそうです。
ここで何故、バスは途中の室生寺までしか出ておらず、そこから十数分歩かなければ来られない(と言っても行きはタクシー使いましたが)、遠いこの神社に来たのかをお話ししたいと思います。
今まで神社仏閣の旅をすると、不自然なまでにどしゃぶりの雨に遭っていました
当ブログをご覧くださっている皆さんならばご存知でしょう。
初めて1人での神社仏閣旅行で最初に辿り着いたのが、京都市右京区花園にある臨済宗の妙心寺。
今まで雨女ではなかったのに、そこで初めてゲリラ豪雨に遭い、雨宿りも兼ねて予定に入っていなかった有料部分の拝観をしました。
まだ良く分かっていなかったので、雨が降っていなかったら無料の場所を観て、今夜のお宿の仁和寺まで歩いていけばいいと思っていたんですね。
それが猛烈な雨の勢いに、こりゃ外を観るどころじゃないということで、拝観料を払いガイド付きで案内され目にしたものが、法堂の鏡天井に描かれた雲龍図でした
この時から数年間は、これがサインかもしれないとは全然気付いていなかったんですね
記事には「龍神様のご加護を頂き…」なんて書いてますが、どこかで「まさか、私なんかが?」と疑う気持ちがありましたから(今だってありありです)
それからの雨女っぷりは皆さんもご存知ですよね。
でも、行く場所が神社仏閣でない時は、湯沢高原以外は降らなかったんです。
それから、日帰りは降らないです。何故なら宿もとってないし、行くのをやめてしまうから。
泊りがけの神社仏閣旅行に限り、降るんですね、しかも結構本降りで。
だけど、最終日に降らないこともあったんです。
これはちょっと不自然だと思えて、降らない共通点を探してみたら、ご祭神が水を司る神様や龍神様の神社、湖などは、天気予報が雨でも晴れた日もあったって気付いたんです。
ご祭神やご本尊じゃない場合は、祀られていてもスルーしていた時は降り、偶々お参りしていた時は晴れていました。
それで今年の3月の箱根神社から、龍神様をしっかり意識し、選んで参拝してみることにしました。
まだ2回ですが、今のところ降っていません。
これからも雨が降ることはあるでしょうが、少なくとも不自然に毎回降られることはなくなりました
雨男、雨女と言われて苦しまれている方々、普段の行いが悪いとか、神様に嫌われてるとか守られてないとか、きっとそういうことじゃないですよ!
あなたも、もしかしたら龍神様や水の神様に参拝するといいよとサインが来ているだけかもしれません。
それでもまだお出かけの時に雨が多かったとしたら、その雨はあなたにとって必要な浄化の雨なのかもしれませんね
↓室生龍穴神社、やっぱりパワーは凄かったです。
最近は都市部の神社に行っても、あまり分からなくなっていたんですが、こちらは違いました。
真夏に行ったにも拘わらず、ゾクゾク~ビリビリ~と、久しぶりにエネルギーをダイレクトに肌に感じました。
↓夫婦杉があったのに全く気付かず、こちらのしめ縄に囲まれた小さなご神木が気になりました。
↓1番左の紙垂だけが、やたらクルクルと揺れていました。
誘われるようにファインダーを覗き込んでズームすると、ピタッとその動きが止まりました。
端っこに揺れていた形跡が見られますが、被写体ブレしてないですよね。
撮り終わってカメラを構えるのをやめると、また1番左の紙垂がクルクル揺れ始めました。
不思議ですね~!ネットで調べてみたら神様からの歓迎のサインだとか、ここは疑わず素直に喜びましょう(ずっと論理・思考派からの宗旨替えなので、まだちょっと苦しい…)
↓さて、屋根の苔が何ともいい雰囲気の拝殿です。
↓拝殿全体が金色に光って見える気がします。
↓ここから先は入らない方が良さそうですね。
↓拝殿の後ろの本殿です。
本殿から拝殿付近に戻った時、本殿の方から一緒にクロアゲハが現れ、道路の方へ飛んでいきました。
境内で逢う蝶や動物も神様からの歓迎のサインだそうで、これも素直に喜びましょう。
↓本殿の前の狛犬も、苔がいい雰囲気を作っています。
↓大きな大きな杉の木を見上げてみましょう。
↓境内を出て、室生龍穴神社の前、県道28号線を室生川の上流に向かって歩きます。
↓室生川、綺麗です。
↓キセキレイと、その向こうに鹿の群れがいたのですが、写真には収められませんでした。
↓更に室生川沿いに
美しい川の流れを観ながら進むと
↓吉祥龍穴に続く林道四ケ村線の入り口が見えてきました。
奈良市興福寺の近くの「猿沢池」に、天皇からの寵愛が薄れたことを嘆いた采女が身投げした、という有名なエピソードがあるそうです。
猿沢池には、もともと龍が棲んでると考えられていたそうですが、汚れてしまったので春日山へ行き、そこにも死体が捨てられていたので、室生へ移ったと伝えられているそうです。
その場所が吉祥龍穴なんだそうです。
特に意識して龍神様をお参りするようになったのは、先程も書いた通り今年の春の箱根からなんですが、昨年奈良の1人旅で行った場所が、興福寺と 春日大社でした。
数ある奈良の神社仏閣の中から、知らず知らずのうちに関係している場所を巡っていたみたいです。
この記事を書いているのが8月9日なんですが、その日たまたま検索中に見つけた記事がありました。
春日大社に創建1250年を記念して、明治時代の神仏分離令で取り壊された境内の末社「龍王社(りゅうおうしゃ)」の社殿を、約140年ぶりに再建するというものでした。
2018年8月8日付の記事で、参拝できるようになるのが9日、記事を見つけたその日でした。
神様からのサインとか、大なり小なりの不思議な一致(シンクロニシティ)は、きっと神社仏閣を回ったり意識していれば、誰にでも起こることなんでしょうね。
それを信じて愉しむか、単なる偶然やこじつけと一笑するかは、その人の自由。
不思議を受け入れる人生、不思議を見ない人生、どちらの生き方を選んでも正解なんですよね。
誰に笑われようとも、あえて不思議ありを選んだ室生龍穴神社の私たちの旅は、次回の吉祥龍穴に続きます
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ここまでご覧いいただき ありがとうございました