こんにちは
比叡山の旅から1ヶ月半くらい経ちましたが、そろそろ旅に行きたいという気持ちが出てきてしまいました。
とは言え、うちにはワンコもいますし、そんなに頻繁に行かれないので、昔の旅の写真を振り返りたいと思います。
ブログをご覧いただいている皆様と、また行った気になって、一緒に楽しめたら嬉しいです
昨年の夏、出張の夫と大阪で待ち合わせる事になり、それまでの間、京都で1泊2日の一人旅を楽しみました。
一番のお目当ては、朝の勤行で声明が聴けるので、仁和寺の宿坊に泊まる事でした。
あまりバスを使いたくなかったので、嵯峨野線の花園駅で下車、妙心寺を見学しながら、徒歩で仁和寺まで行く事にしました。
この日も花園駅に近付くごとに雨


写真に雨が写っているのがお分かりになりますでしょうか?
思えば、それ程でもなかったのに、この旅行から

↓三門(さんもん)です。
境内で唯一の朱塗りの建物だそうでとても鮮やかです。
↓雨がますます激しくなり、屋根のある回廊を歩くしかできなくなりました
仏殿にお釈迦様の仏像が安置されていたのでお参りしました。
でも仏像は金網の奥、その上ツアーの方が次々と訪れ、ガイドさんの説明の声が途切れる事がなかったので、ゆっくりとお参りする雰囲気ではありませんでした。
仕方なく先に進む事にしました。
回廊を歩いている間は誰もおらず、外はどしゃぶり、ちょっと心細さがありましたが、それを楽しむ気持ちもありました。
↓やがて拝観受付に辿り着きました。
誰もいない空間から、色々なお知らせの張り紙があったり、ゴミ箱があったり、人の気配を感じられて少しホッとしました。
最初は予定には入ってなかったのですが、雨宿りのために拝観する事にしました。
↓拝観受付からお庭と大方丈(おおほうじょう)を見た所です。
拝観までの待ち時間は、この大方丈に上がって、ゆっくりと本尊阿弥陀三尊にお参りさせて頂きました。
↓いただいたパンフレットを取り込んだもので、拝観を申し込むと見学できる法堂(はっとう)の天井画雲龍図です。
狩野探幽が55歳のとき、8年の年月を費やして描きあげたそうです。
ゲリラ豪雨を避けるために、予定になかった拝観を申し込んでみたら、龍の天井画に出会え、何だか出来すぎな気がしますね。
この他に明智光秀の菩提を弔う為に創建された浴室の明智風呂や日本最古の鐘、国宝の梵鐘などを見学できました。
何故、供養のために浴室なのかを訊いてみたところ、そういう修行の仕方があるというお答えでした。
当時の浴室は蒸し風呂だったそうで、その中でお経をあげたり修行されていたのだと思いますが、詳しい修行内容までは聞きませんでした。
色々な修行方法があるんだなぁと感心した覚えがあります。
それと入り口に沢山の位牌が並べられており、面喰った覚えもあります。
こちらのガイドさんにはとても良くして頂き、記念に一緒に写真に入って貰えて楽しかったです
↓霊雲院(れいうんいん)という塔頭(たっちゅう)寺院の門です。
妙心寺の敷地には46の塔頭寺院があり、門とその奥に植えられた樹木と建物の組み合わせは、シャキッとした美しさがあり、それを見ながら進むのも楽しかったです。
↓大通院の門です。
戦国武将山内家の菩提所となっていて、NHK大河ドラマ「巧妙が辻」で有名になった山内一豊と妻千代の御廟があるそうです。
↓写真は金牛院と前後しますが、北総門に向かい、そこを抜けて嵐電・御室仁和寺駅を更に通り過ぎて仁和寺に向かいます。
続きます。
ここまでご覧いただき ありがとうございました