こんにちは
いよいよ今年最後の記事となりました。
前回に引き続き、今月上旬に行った新宿御苑の紅葉と、そこに棲むいつもの野鳥の写真で締めようと思います。
↓今年の紅葉は、モミジだけでなく、イチョウもきれいでしたね。
↓カンツバキだと思うんですが、一重咲きのサザンカかもしれません。
華やかな色をしていますね。
↓この時は、八重咲きの白いサザンカが見頃でした。
↓紅葉とお花を撮っていると、当然いつもの野鳥代表、スズメさんがいました。
↓2羽のスズメさんが前方を警戒中
↓素晴らしいフォーメーションで3方向を警戒中
右奥のスズメさんが、「不審なヤツを見つけたら知らせろよ」と言っていそうです。
↓安全を確認したら、スゴイお顔でガブリと食します
↓地面でも美味しいものを探します
↓そして、フランス式整形庭園のプラタナス並木では、ほとんど葉が落ちていました。
↓敷き積もった枯葉の上には、ハクセキレイさんがいました
↓若いハクセキレイさん、散り行く葉に何を思うのでしょうね?
↓こちらは別の場所にいた若鳥のハクセキレイさん。
左足が不自由そうでした
↓でも、食べられるものを見つけて、必死についばんでいました。
↓チチチチッと悲鳴をあげてもいい、怖いものから逃げ回っていい、それだってしっかり生きているんだから
しっかり生き抜いてね
↓ここからは、今年の紅葉の景色をどうぞご覧ください。
↓紅葉越しに見える陽の光が、どんな事があっても素晴らしかった今年一年を顕しているようです。
↓これで終わっては、あまりにアッサリしすぎているので、気が向かれた方は、今月1日に行ったコンサートのお話に、ちょっとお付き合いくださいm(__)m
以前私は、数年前の旅を振り返った記事で、天台宗と真言宗がコラボした声明コンサートの話をしました。
あの時、違う宗派の声明でも、同時に聴けてしまうものなんだな~と感心しました。
それが、今度はグレゴリオ聖歌と真言声明のコラボが聴けたんです。
これは本当に驚きで、なんだかんだ言っても天台宗と真言宗なら同じ仏教同士だし・・・なんて、ちょっと乱暴ですかね?そう思うところもあったのですが、
今度は全く異質な宗教同士のコラボなんだと、ただただ驚きと好奇心の赴くままに聴いてきました。
第1部は真言宗青教連法新会の声明、第2部がミラノ大聖堂聖歌隊のグレゴリオ聖歌、そして第3部が両者のコラボステージでした。
聴き比べると、所々両者の発声の仕方が似ている所はありますが、それぞれを低音と高音と言っていいのか、音楽の専門的な知識があまり無いので、イメージが浮かんだままに言ってみますと、
低い声の響く声明の方は、一歩一歩自分の足で歩かねばならない苦しい下界を、御仏が一緒に歩いてくださり、やがて救いの道へ誘われていくというイメージでした。
一方、柔らかく高い声のグレゴリオ聖歌は、一気に天使様やマスターたちに引き上げられて、救ってもらえるというイメージが湧きました。
コラボステージでは、聖歌隊が僧侶の方々に囲まれ、両者が聖歌隊の指揮者に導かれながら、同時にそれぞれの声明、聖歌を歌っていきました。
聴いていると一瞬の出来事のように思えて、美しくハーモニーしていたのか、こちらの聴きとる能力が追いつけず、正直ハッキリ判断はできませんでした。
でも、国や時代が違ったら、争いの元となりかねない別々の宗教が、歌という形で調和を試みた、ちょっと大げさですかね?でも、そんな場に立ち会えた喜びがありました。
アンコールでは、お坊さん(あえてそう呼ばせてもらいます)に囲まれたままの聖歌隊が、グレゴリオ聖歌では単旋律で歌うのですが、この時は「きよしこの夜」を、副旋律のある素晴らしいハーモニーで聴かせてくれました。
最後は、両者の美しい「いろは歌(ごめんなさい、正確な曲名は分かりません)」が、もちろん日本語で響いた後は、会場全体が喝采の嵐に包まれました。
やはり、外国の方に自分の国の言葉で歌ってもらえると嬉しいものですね。
それにこれは、音楽を聴きとる能力がそれ程なくても、ハッキリと調和したのが分かった歌でした。
この前にはオーケストラを、この後はパイプオルガン演奏を聴きに行ったり、色々と生演奏を聴いた年でした。
その中で、やはり宗教は信仰と強い思いがそれぞれにあるからでしょうか、それを尊重しながらのこの調和が、とても嬉しかったコンサートでした。
今年のブログはこれで最後となります。
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これを励みに、基本週1回のゆっくりペースですが、来年も可愛い野鳥や動物、綺麗な花や景色の写真などをご紹介していきたいと思います。
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どうぞおすこやかに新年をお迎えになられますようお祈り申し上げます
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