こんばんは、美功です。
昨日の記事で書き足りなかったことをもう少し書きます。
山岸涼子先生の「黒鳥 ブラックスワン」
占いと予言、その当たる仕組み。
どうして不幸しか予言しないのかが描かれていました。
「幸福を告げられた者は努力もせず、幸運を期待する。
それで何も起きなかったら
不幸がきたわけでもないのに、幸運が来なかったと怒るだろうと」
山岸涼子著「黒鳥」 白泉社 1995年 41頁より
昔から、「果報は寝て待て」といいますが
それは、怠けていいいよ～というわけでは決してないです。
「人事を尽くして天命を待つ」
「種まきにふさわしい時期を待つ」ような
時期を観ること、待つことですね。
この記事にも書きましたが開運は行動も大事なのです。
「幸運が起こるおよ」と言われて、家でじっとまっていても、起きなくて、それを怒られても～てことですね。
易経の教えでも、四柱推命など「命」を観る占いでも、時期が大事なのです。
「金運もいいし、恋愛運もいいし、健康運もばっちり！なにをやってもうまくいく」
なんて言われたら嬉しいでしょうけど、それで
のんびり待っていたら、チャンスは去っていってしまいます。
動くべきなのか、待つべきなのか、迷っている時は、
良いイメージを一緒に考えてくれる占い師さんを尋ねてくださいね。
昔、祖母が「人生鯛一匹分」と言っていました。
それは先においしい実をたべてしまったなら
あとはかたい骨と皮が残るということでした。
当たり前のことですね。
鯛一匹にずっとおいしい実が存在することはありませんから。
でも、やっぱりおいしい実をもとめてしまうものなのです。
でも、どんな強運な人でも、生まれてから死ぬまで、ずっと運がいいなんてことはないと思います。（いたらすみません。）
とはいえ「運がいい」という感覚もひとそれぞれ、万事塞翁が馬なのです。
どんな時も、幸せを感じられるようにしていられるように、
向かい風も、追い風も、当たり前の現象として受け止め、自分を信じてすすむだけなのです。
今日も読んでいただいてありがとうございます
前の記事はこちらから
以前、紹介したのは山岸涼子先生の「白眼子」です。
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