こんばんは、美功です。
今日は、久しぶりに漫画を絡めて描いてみます。
記事を書いていて、「悩み」という文字を書いて思い出したのです。
ところで、占い師に相談をするきっかけは、
何かしら悩みがある状態が多いと思います。
もちろん、悩みはなくても、興味があって、ということもあるでしょう。
人生の悩み…
人間関係
お金
健康
が三本柱と言われていますよね。
私は、子どもの頃から、やたらと後ろ向きで、悩みの多い子どもでした
今思えば、そんなに悩むことなかったのにと思えますが
若いってそういうことですよね
あの頃に、占いの勉強をしていたら、もっと早くいろいろ解決していたのかな~
でも悩む時間も大事だったかもとも思えます
そんな悩みが多すぎて、よくクヨクヨしていた時に
山岸涼子先生の漫画「妖精王」という作品に出合いました。
「悩む者」と「悩まぬ者」いう薬が出てきます。
「悩む者」はひん死の重傷を負う人に使う薬の名前です。
「悩まぬ者」という薬に主人公がみつけて興味を持ちますが
「触ると死ぬ」と言われます。
山岸涼子著「妖精王」1巻 白泉社 1977年 158頁より
山岸涼子著「妖精王」1巻 白泉社 1977年 159頁 より
山岸涼子著「妖精王」1巻 白泉社 1977年 160頁より
上記の流れで、主人公の問いの答えは漫画にはでてきません。
ですが、私はとても納得したのです。
「生きる」ということは悩みがつきないことなのね。
それから、悩みごとがでてきても、lこの一場面を思い出して
「生きてるんだから当たり前か~」と思えるようになりました。
この作品は病気で進学校を休学することになった主人公が、
療養で訪れた北海道で、妖精の世界と出会うお話です。
今では珍しくない設定かもしれませんね。
この漫画は1977年に連載されましたので、当時はとても新しい設定だったと思います。
それに今流行の転生モノとも少し違います。
あらためて読み直して、昔も今も、とても心に触れる物語です。
愛憎、友情、生きていくこと。
時間、空間、心の在り方など、今だからこそ余計にわかることも多いです。
山岸先生の美しい妖精たちの絵が本当に素敵なのです
難しいことなど考えなくても、美しいファンタジーの世界を楽しむだけでも十分です。
以前、紹介したのは山岸涼子先生の「白眼子」です。
ご覧いただいて、ありがとうございます
余談ですが、最近、「無と無限」、「光と闇」について考えるきっかけがあったのですが
そんなことを考えていた時に、この「妖精王」を引っ張り出して読んでいたのですが
5巻の最後の方に
「光の中の光は見えず、闇の中の闇はみえない」
という言葉が出てくるのです。
やはり、過去から現在にいたるまで、私は良質な作品と出会っていたのだな~とおもいました。
ありがたいことです。
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