ホミン小説Snowy prince・128「再会」+週末の朝のホミンちゃん | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

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ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」



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Snowy prince・128「再会」





「あ~~~、やっと深呼吸出来た気がする」

「本当に(笑)、少しだけ疲れましたね」

「ヒニム。デッカイ注射打ってやろうか」

「やだよ!っていうか、まさか違う意味の注射じゃないでしょうね、、、」

「ぶっ(笑)」

「くだらねー」


ヒニムの家に戻った僕たちは、家に入るなり
堅苦しいスーツを脱ぎ散らかして、ソファーや床にごろりと寝転んだ。
少し行儀が悪いけれど、僕とユノはサイズの合わないスーツを何時間も着ていたから
窮屈でたまらず、体中がバキバキと硬くなっていて限界だったんだ。


「お酒、飲み直す?」

「良いですね。あぁ、なにか作りましょうか?」

「なに言ってんの。つまみならあるから大丈夫。あぁ、先にシャワー浴びちゃう?バスローブのままで良いから降りて来て。あっ、早く飲みたいから30分で来てよ」

「なっ!そりゃ無理だ。ゲストルームのシャワーひとつしかなかったじゃん」

「ユノ、、、あんた馬っ鹿じゃないの?一緒に入れば一度に済むデショ!ったく。ほら、急げってば!早く行って」



ヒニムって本当に自由な人。
この国が変わったからというのではなく、これは彼本来の性質だと思う。
とても大らかでユーモラスに溢れてて、茶化しているようだけれど
実はとても優しい。

だからと言って、さすがによそのお宅で一緒にバスルームに入るなんて
やっぱり恥ずかしいから、当たり前のように僕を誘うユノを断って、
15分ずつ交代で入ろうと頼んだ。


「クク(笑)、照れちゃって。まぁいいや。じゃチャンミナから。早く上がってよ」

「OK。大人しく待っててよ」

「、、、、わかった」

「嫌な予感」

「いいから早く入れって。時間ない」

「すぐ出るから!絶対大人しくしててよ!」


そう言い残して、僕は大急ぎでバスルームへ走った。
本当はゆっくりお湯に入って疲れを取りたいのだけど
時間が無いからシャワーだけで我慢しないと、と思っていた矢先、

ーーーばん!

いきなりバスルームのドアが開き、
裸んぼうのユノが平然と入って来たのだ。

僕の予感は、こんなところで見事に発揮されてしまった。




「うわ!ユノ!なんで!まだ3分も経ってないでしょ!」

「こんな事だと思った。俺、お湯に入んないと落ち着かないから、」

「湯はりするとシャワーが使えなくなっちゃう!」

「だっから~、チャンミン雪出してよ。バスタブにたっぷり」

「んっ?雪!?」

「で、俺が幾つか火を入れたらすぐ沸くだろ」


、、、目から鱗。

それはとてもいい考えだ。
水道の蛇口から少しずつ流れるお湯を溜めるより
この方がずっと早い。

僕たちが結ばれてから、お互いの持つ力は一時的に弱まったけれど
復活してからは以前の数十倍も強くなっている。
互いの力を高めあったという感じだ。

僕は「王の杖」が無くても、一気に大量の雪を降らせることが出来る様になったし
ユノは自由自在に炎が操れるようになった。

その代り、僕が炎を出す事は出来ないし、
ユノも同じく、指先から雪を出せたのはあの時だけで、
今はもう出来なくなってしまった。



「ほら、早くして」

「あ~もぅ我が儘だな、まったく!」


仕方がない。
ユノが望むなら叶えてあげるさ。
そんなわけで、僕は手を振り上げてバスタブを雪で埋め尽くし、
そこにユノは次々と炎の塊を投げ込んで
あっという間にバスタブは、真っ新のお湯でいっぱいになった。


「あ~、これだよ、これ(笑)良いお湯」

「まったくもう(笑)人騒がせな人」

「安心しろ。何にもしやしないからさ」

「なっ!なにそれ」

「お前さ、ぷぷ、、、俺がなんかすると期待してたからこそ、恥ずかしいと思ったんだろ。や~、チャンミナやらしいな~(笑)」

「あぁ~~もぅ、本っ当うるさい!」


まさしくそれは図星な訳だ。
あまりの恥ずかしさに、わざわざ言わなくてもいいじゃないかと、
攻める僕の耳たぶは一瞬で熱く、真っ赤になってしまった。
ドヤ顔で意地悪を言うユノには正直腹も立つけど
なんだか嬉しそうに笑うもんだから、怒れないのが困るんだよね。

それにしても、
シャワーを浴びている僕の背後から
ユノの笑い声や話し声が聞こえてくるというのは
中々に良い気分だ。
すっかり疲れが取れたのは、お風呂のせいだけじゃない。

それから僕たちは交代でシャワーを使い、
なんとか30分で済ませてリビングへ向かった。


とにかくヒニムは驚くほど手際が良くて、

僕達が降りるとドリンクや軽食がテーブルに並べられ
本人は既に一杯やり始めていた。


「おっそーーーい。お風呂で何してたんだよぅ~」

「ヒ二ムが考えてるような事する余裕なんてないって」

「ははん(笑)つまんないの。ま、いいや。僕先に飲み始めちゃってるけど、改めてシャンパンで乾杯でもしようよ。ユノも一杯ぐらいは付き合ってくれるでしょ?二杯目からはジュースでも構わないから」

「良いですね。そうしましょう(笑)、なにに乾杯しましょうか」

「もちろん、僕達の"出逢い"に」

「それ、最高だな」


ーーー乾杯


僕たちは飲みながら、色んな話をした。
三者三様の人生を歩んできたのだから
それぞれが知らない世界ばかりで、誰の経験も興味深く
話題は尽きる事が無かった。

そして、話はどんどん「今」に近付いていき
とうとう僕たちの今後にまで及んだ。


「、、、王位継承とかDNAの結果がどうであれ、結局君たちは外界へ出て行ってしまうのね?再び王国を再建するためにさ」

「もちろん。、、、けど、どう考えても全てのSnowy達に俺たちの姿を見つけてもらうというのは、、、」

「正直なところ、限りなく不可能に近いと思う。、、、どうするか考えなくちゃ」

「一番効率の良い方法をな、、、」

「、、、っていうかさ、ちょっと僕に良いアイデアがあるんだけど」

「えっ」

「えっ?」

「だから。、、、被るなっつーの!独り者の僕に見せつけないでよ、ったく。で?聞きたいの?」


もちろん僕たちは聞く気満々なんだよ。
だって、ニヤリと笑っているヒニムは、さも自信がありそうだし。
意外性抜群のヒニムの事だからきっと普通の事じゃないだろうけど、
だからこそとても知りたい。


「ヒニム。あなたのアイデアというのを教えてください」

「話しても良いけど、、、条件がある」

「なんだよ」

「、、、、、、僕を同行させて」






つづく




✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚




やっと週末だね~~~

ここ数日で急に寒くなったけど
みんな風邪ひいてないですか( •́ .̫ •̀ )


わたしは久々に喘息と、
今朝は喉に痛みが出てしまいましたよぅ(;´Д`A


土日はおとなしくしておこう・・・・・・

って、<(`・∀・´)>ハッ!

ホミンちゃんからデートのお誘いが!?


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あ~~~
行くわイク!←書き方・・・

ブ━━━━∵;(;:゜:鑾;゜;,);:∵━━━ッ!!



さ。
今日も1日がんばろう( ・ㅂ・)و ̑̑

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