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Snowy prince・127「再会」
「失礼します。ユノとチャンミンをお連れしました~」
ーーー入りなさい
「もぅ入ってま~す」
ーーーまったくあなたときたらいつもそんな調子ね、ふふ(笑)
両陛下のプライベートルームは、
思っていたよりもとても平凡で、失礼かも知れないけど、どちらかと言えば質素な部屋だった。
豪華なシャンデリアも、派手な装飾の家具もなく、
煌びやかな宮殿の中で、ここだけが特別静かで
どこか別の次元のような感じさえする。
「どうかした?チャンミン変な顔。ヒニムに何でも言ってみな。ん?」
「え、あぁ、その、、、とても静かだな、って」
「激しく燃える炎の国とは、まるでかけ離れてる感じだな」
ーーー人は誰しも、正反対を求めるのではないかね
「ぷっ(笑)、それってまるで炎と雪みたい。あ!ユノとチャンミンみたいでもあるね」
「確かに」
「確かに」
「(はぁーーー)、、、なに被ってんのさ、ったく。両陛下の前でイチャつくなっての」
ーーーははは(笑)以心伝心だな
陛下はそう笑ってくれたけれど、僕とユノの事、
内心はどんな気持ちでいるだろうか。
王位継承をどう考えているのだろう。
それに、ふとした瞬間に垣間見得る王妃のお顔は
正直、とても険しくお辛そうだ。
きっとヒニムも気付いてると思う。
ユノだって、、、。
だからこそユノは両陛下に対して、
必要以上に冷たい態度をとってるんじゃないかとさえ思う。
「それで?わざわざ俺たちを呼び付けたのは何故です?用があるならどうか手短に」
ーーーあ、ごめんなさいね。わたくし、聞きたいことがあったの。DNA鑑定について
「それなら、夕方おふたりから採血させて頂いて、既に分析に取り掛かっています。明日俺は医療施設に籠る事になりそうですが、、、」
ーーーそうか。それでは明日、Princeは私たちがお預かりするとしよう
「、、、っていうか、どこでどうやって分析してるのさ?」
「ユノは人間界でトップクラスのドクターだったし、独自に開発したソフトがあるんだよ。夕方ヒニムの家に戻る前に医務室に寄って、何種類かの機械にセットしてたでしょう?」
「あ~~、あれってもぅセットしてたわけ?あまりにも早かったから単なる見学かと思ってた。てか、なんなのあの装置」
「、、、(笑)、聞きたいなら説明しようか。まず、一番奥にあった機械はDNAを抽出するための核酸抽出精製装置といって、表面加工させた磁性体粒子にDNAを吸着させ、磁力で、」
「ストップ!、、、ごめん。もういいわ。まっったく分かんない!!っていうか、さっさと結果を出して受け入れてよ!だって、未だに認めてないのは君だけだよユノ」
ヒニムがそう言うと、ソファーに座っていた王妃が立ち上がり、
徐にヒニムを抱きしめて背中を撫でた。
例え自分とは血が繋がっていないとしても、
ヒニム自身には全く罪はないのだし
そもそも世継ぎの為に第二夫人を認めている王室は
割りに多いもので、王妃もそれを承知していた訳だから。
例えどんなに不本意だとしても、きっとそれが伝統であり、
事情もあったのだろう。
ーーーねぇユンホ。その分析結果は、いつ分かるのかしら
「医療施設にある分析装置は、俺が知っている限りではどれも最新型で優秀なものばかりだったから、よほどの事が無い限りは明日の夜には判明するかと」
ーーー結果が出たらあなたはどうするの
「どうって、、、、」
たった一言ではあったけれど、
とても重みのある一言だった。
さすがのユノも言葉を詰まらせてしまう程。
ーーー(ぱん!)
凍り付いたような隙間が漂ったところを、
陛下が両手をひとつ打って払拭して下さった。
ーーーさぁ、今夜はその辺にして。年寄りだらけの晩餐会で三人とも疲れただろう。そろそろ帰ってゆっくり休みなさい
「そうだそうだ。君たちは楽しんだでしょうけど、僕なんか運転手だからお酒も飲めなかったし、帰って飲み直そうよ」
「俺だって乾杯の一口しか飲んでない」
「あんたは飲まなかったんじゃなくて、飲・め・な・い、からでしょ!」
ーーー(笑)、ユノは忙しいのだからあまり無理をさせんでくれよ
事情もあったのだろう。
ーーーねぇユンホ。その分析結果は、いつ分かるのかしら
「医療施設にある分析装置は、俺が知っている限りではどれも最新型で優秀なものばかりだったから、よほどの事が無い限りは明日の夜には判明するかと」
ーーー結果が出たらあなたはどうするの
「どうって、、、、」
たった一言ではあったけれど、
とても重みのある一言だった。
さすがのユノも言葉を詰まらせてしまう程。
ーーー(ぱん!)
凍り付いたような隙間が漂ったところを、
陛下が両手をひとつ打って払拭して下さった。
ーーーさぁ、今夜はその辺にして。年寄りだらけの晩餐会で三人とも疲れただろう。そろそろ帰ってゆっくり休みなさい
「そうだそうだ。君たちは楽しんだでしょうけど、僕なんか運転手だからお酒も飲めなかったし、帰って飲み直そうよ」
「俺だって乾杯の一口しか飲んでない」
「あんたは飲まなかったんじゃなくて、飲・め・な・い、からでしょ!」
ーーー(笑)、ユノは忙しいのだからあまり無理をさせんでくれよ
「わかってまーす」
「両陛下。今夜は本当にありがとうございました。両国にとって歴史に残るであろう有意義な機会を頂き、きっと祖父も喜んでいると思います」
ーーーそう、、、きっとそうだ。彼が笑って見てる気がするよ
ーーーそうね、、、あ、ねぇチャンミン。明日もヒチョルと一緒に、必ずいらしてくださいね。わたくし達待っていますから
「えぇ。お言葉に甘えさせて頂きます」
「俺は直接施設に行くから、、、チャンミンの事をよろしくお願いします」
それから僕たちはヒニムの車に乗り、
窓を全開にして夜の空気を吸いながら
静まり返った街をゆっくりとドライブして
あの居心地のいいヒニムの家に戻った。
つづく
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
ホミン暮らし
あ。やべっ
ハングルいってきまーーーす(((( ;°Д°))))
ーーーそうね、、、あ、ねぇチャンミン。明日もヒチョルと一緒に、必ずいらしてくださいね。わたくし達待っていますから
「えぇ。お言葉に甘えさせて頂きます」
「俺は直接施設に行くから、、、チャンミンの事をよろしくお願いします」
それから僕たちはヒニムの車に乗り、
窓を全開にして夜の空気を吸いながら
静まり返った街をゆっくりとドライブして
あの居心地のいいヒニムの家に戻った。
つづく
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
ホミン暮らし
あ。やべっ

ハングルいってきまーーーす(((( ;°Д°))))


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