ホミン小説Snowy prince・102「望み」 | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

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ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」



Snowy101話こちらから→★






Snowy prince・102「望み」




僕たちは城に戻る為、繋いであった馬車に向かっていると
ホビット達が慌てて駆け寄り、
今後自分たちを、城で使ってくれと言って来た。

あの広い城に僕たちだけじゃ手持無沙汰だの、
無駄にも程があるだの文句を言うけれど、
本当は心配してくれてる訳だ。


「(クス、)そうだね、君たちの言う通り。じゃぁ、早速来てもらおうかな。ね?ユノ」

「(笑)あぁ、是非。俺は片付けも料理も苦手だし、手伝ってくれれば助かるよ。有難うございます。どうぞ宜しくお願いします」


ユノがそう言って、ホビットの背の高さに合わせて
ぺこりと頭を下げると、
みんな「よせやい」と顔の前で手を振りながら
どこか誇らしげにも見えた。

ユノはこういう気遣いが自然と出来る人。
他の人達とは体系も人種も立場も違う自分たちに対し、
そんな事は関係なく、平等に接してくれたと分かって
安心すると同時に嬉しかったのだと思う。

そして彼らは、支度が出来たら直ぐに城に上がると約束してその場を離れ、
僕たちは馬を急がせて城へ戻り、ユノの部屋へと向かった。




読みかけのままのファイルが置かれたテーブルに
ユノより先に辿り着き、
一体どれが「火の国」の物であるのか、
順にパラパラと捲ってみた。


どうやら全部で5冊あるファイルのうち、
1冊だけがそのようだ。

見た事のない文字が書かれていて、
途中からは白紙のままで、いかにも不自然。


「これ、、、変だね。」

「白紙なんて絶対ありえないだろ?」

「そうだね」

「とにかく、記されている文字の解読を先に進めよう」

「う、、、ん、、、、」


ここに書かれている文字、
どこかで見た事がある気がして
それが一体いつ、どこでだったのか急速に記憶を辿る。


「あぁ、そうだ、チャンミン、」

「、、、、、、」

「チャンミン?」

「ん~~、、、、、ん?あ、あぁ、ごめん。なに?」

「とりあえず着替えようぜ。このスーツ、もし汚したりしたら大変だろ」

「あ、うん。そうだね。ミノが誂(あつら)えてくれた、大切なスーツだもの。それに、ユノは何か飲んだり食べたりする度に、ポロポロこぼしちゃうし(笑)」

「あー、うるさいうるさい」



「大事な」って言ってるのに、
ハンガーに掛けられたユノのスーツは

肩の位置が合ってなくて、このままだと型崩れする確率100%。
大雑把というか男らしいというか(笑)


「、、、ったくユノったら」


几帳面な僕の性格上そのままにはしておけなくて
自分が着替えるより先にそれを掛けなおした。

バスルームに居るユノは気付いてるのかそうでないのか、
鼻歌なんて口ずさんで、まったくのん気なんだから。


それから僕もラフな服装に着替えながら、
相変わらずどこで見掛けたのかを、引き続き考えていた。


「あ、、、そうだ!思い出した、、、」


子供の頃、父の部屋に居た時、
これとよく似たマークが表紙に描かれた、
分厚い本を見掛けたような気がする。


「ユノ。もしかしたら図書館に、辞書があるかも知れない」

「辞書??」

「すごく昔の事なんだけど、父が見ていたような気がするんだ。」

「先代の王が、、、」

「あの時僕はまだ小さくてただのマークに見えたけれど、、、今思えば、あれは火の国の文字で、あの時父もこの文書に何が書かれているのかを、調べていたのかも知れない」

「、、、辻褄は合うよな。可能性はある」

「図書館へ行ってみよう」





つづく






゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 




やっと書けました(笑)


夏休みが明けて、プライベートが一気に慌ただしくなりました。

いゃ、違うな。
エイネからこっち側が急に忙しかったんだ。


あと、なんか怖い話(オカルト的な)話もきいて
背筋がゾゾッとしたり、←なんだ、それはwww
後はまぁちょっと、気持ち的にもゴチャッとしています。

体調もなんかこぅ、、、
何ていうのかな。
体質の変化?みたいな。

女性は色々あるね、、、



、、、って、ハッ!
( ̄□ ̄;)

私って「女」だったんだね←自分で言ってビックリしたわ~


いつも綺麗なチャンミン見てたら、
自分の事オッサンとしか思えん


ふ(笑)

シムさん、
余裕の微笑みやね‥‥( ̄∀ ̄)















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