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家族の笑えるエピソードを奇天烈な文章で綴る、おバカイラストエッセイ!
みんな笑って幸せになりますように!

現在、声優のお仕事をしながら、平日の午前中、小学校で語学指導補助の仕事をしている。

 

外国人児童の日本語サポートである。

 

今年私が担当しているのは、ネパール人とバングラディッシュ人の子どもたち。

 

しかし、担当している子どもよりも、日本人のとある1年生の女の子Kちゃんに大変気に入られてしまい・・・

 

「おはようございま・・・」

 

「・・・す。」

 

教室の戸開けた瞬間に、私の足にしがみついて離れない。

 

コアラかきみは。

 

はたまたリアル抱っこちゃん人形か。

 

私の下半身が全体重を乗せた彼女を支えられていることにびっくりである。

 

休み時間になると、手を繋がれ、トイレに行けばついてくる。

 

「あっハンカチ忘れちった。手濡れてるから、ごめん手繋げないや。」

 

「大丈夫だよ、私の貸してあげるから。はい。」

 

「あ、ありがとう。」

 

そしてまた手を繋ぐ。

 

付き合いたての彼氏、彼女か。

 

先日は氷鬼、お絵かき、会社ごっこ、読み聞かせを全力でした。

 

「社長、コーヒーです。」

 

何故か、一同大爆笑。

 

「声優パワーメイクアップ!」をして、読み聞かせると、皆わらわらと寄ってきて、「次は私の絵本!!」殺伐とし出す。

 

「私、先生のことだ~いすき。」

 

まだ2回しか会っていないというのに、人のことを大好きになれるのだろうか、などと懐疑心が湧いてくるものの「私もKちゃんのことだ~いすきだよ。」と不意に言葉にする私も、子どものようにやはり単純なのである。

 

 

 

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