先日の7月13日は、私の誕生日であった。
息子をいつものように習い事に送った際、一番仲の良いママ友、りゅうくんママに声をかけられた。
「ネパール料理いらない?」
「ネパール料理!?」
「そう、くっそマズいんだけど、いるかなーと思って。」
「ちょっと待って!くっそマズいんでしょ!?」
「うん、ソースなんて、コールスローをしぼったみたいな味でさ。」
「いや、さすがにくっそマズいって聞いたあと、食べる気しないでしょ。」
「意外と好きな人もいるかなと。」
「まぁ、一応もらっておくけど、マズかったら、捨てても良い?」
「うんうん、いいよ、いいよ♪」
旅は道連れか!?
「私は、○○家の生ゴミ処理係か!?」
りゅうくんママ、大爆笑。
ものすごく楽しんでいるようだ。
りゅうくんママは、南国出身である。
南国というわけではないが、私もどちらかというと南の九州の血が流れている。
同じ気質だからか、何かとりゅうくんママとは気が合う。
あっけらかんとしているというか、憎めないというか。
それにしても、とんでもない誕生日プレゼントをもらったものだ。
異様なほどの存在感を放つネパール料理は、次のゴミの日まで、そっと冷凍庫へとぶちこまれたのであった。
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